エギ王Qとは
ヤマシタは、イカ釣りでは世界トップクラスのメーカー。独自の研究を重ねて開発された製品には、世界中に愛用者がいるほどです。中でもエギ王Qは、ヤマシタの代名詞となるエギの基本モデルであり、スタンダードと呼べる存在です。
エギ王Qが支持される理由
イカは獲物が沈んでいく所を狙って襲いかかかる習性があるため、エギは抱きつきを誘発する沈下速度と沈下姿勢が重要となります。
エギ王Qはヤマシタの研究を基に、エギに求められる全ての性能を高い次元で実現。イカの狩猟本能にスイッチを入れる動きこそが、多くののアングラーに支持される理由です。
エギ王Q LIVEの開発コンセプト
エギ王Q LIVEの一番の特徴は、ウォームジャケットの採用です。イカには温度に敏感な習性があり、エギが冷たいと警戒して離してしまいます。
エギ王Q LIVEは蓄熱布を採用し、ベイトの熱放出を再現することでイカへのアピール力を高めることに成功しています。
エギ王Qのインプレ
まずエリアを探るために投げるパイロットエギとして、多くのエギンガーが愛用しているエギ王Q。それでも購入した人の本音のレビューが気になるのではないでしょうか。エギ王Qの使用感に関するインプレッションを集めてみました。
以前から興味があり購入してたのですが、やっとエギングに行けたので報告します!遠投して着底させてもシャクリ抵抗が少なく、かなり扱いやすいです!キビキビとダートもしてくれて、何より釣果の差が違いました!これもウォームジャケットのおかげなんだと思います!安いし、これからそろえていきたいと思います!(出典:楽天市場)
いつも安定して実績が残せるエギです。困った時に頼りにします。水中で銀色の下地が反射しアピール度はかなり高い気がします。また、ロストすればリピートします。(出典:楽天市場)
日中エギングでのパイロットエギとして信頼している一品です。ロストしたので追加購入しました。(出典:楽天市場)
過去のエース餌木に近い配色、餌木はいつもヤマシタ !(出典:楽天市場)
どこに行ってもまず投げるのがこのカラーです。一番頼りにしてます。(出典:楽天市場)
レビューから、エギ王Qに対するエギンガー達の絶対的な信頼が伝わってきますね。
新スタンダード!『エギ王Q LIVE』
エギ王Q LIVEは、2010年に誕生したエギ王シリーズの基本モデル。さらにシーン別に使い分けられるようにベーシック・シャロー・ディープ・スーパーディープの4モデルが展開されています。
エギ王Q LIVE ベーシック
沈下スピード | 推奨時期 | |
2号 | 約6.5~7.0秒/m | 9~10月 |
2.5号 | 約5.0~5.5秒/m | 9~11月 |
3号 | 約3.5~4.0秒/m | 10~12月 |
3.5号 | 約3.0~3.5秒/m | 周年 |
エギ王Q LIVE ベーシックは、キャスト時の基本姿勢や沈下バランスなど基本性能にこだわって作られています。手元の少ない操作でエギに大きな動きができるのが特徴です。効率よく広いエリアを探ることができます。
エギ王Q LIVE シャロー
沈下スピード | 推奨時期 | |
3.5号 | 約5.5~6.0秒/m | 周年 |
エギ王Q LIVE シャローは、水深が低いエリアでも、イカに食わせるタイミングをたっぷり与えるために、ゆっくり時間をかけて沈むように設計されています。浅場だけでなく、イカの警戒心が強い季節やすれきったポイントでも有効です。
エギ王Q LIVE ディープ
沈下スピード | 推奨時期 | |
2.5号 | 約3.0~3.5秒/m | 9~11月 |
3号 | 約2.6~3.0秒/m | 10~12月 |
3.5号 | 約2.3~2.7秒/m | 12~5月頃 |
エギ王Q LIVE ディープは、沈下速度はベーシックよりも早め。そしてフォールの間、沈下姿勢をベストバランスでキープできるように設計されています。深場はもちろん風が強い日や流れが強い場所でも、環境の影響を最小限に、違和感なくベイトの動きを再現できます。
エギ王Q LIVE スーパーディープ
沈下スピード | 推奨時期 | |
3.5号 | 約1.3~1.7秒/m | 1~3月頃 |
スーパーディープの沈下速度は早め。スピード感を持って底をとるので効率よくエリアを探ることができます。水深10メートル以上の深場や足場の高いフィールドで有効です。
エギ王Qの使い分けって?
エギ王Qは、カラーバリエーションもとても豊富。そのため初心者は、釣り場でどの色を選べばいいか迷ってしまうことも。シーズンやフィールドコンディションによって、カラー選択が釣果を左右することもあるので、ここではエギのカラーの選びの法則を紹介します。
カラーの使い分け
エギのカラー選びは、まず潮の色で判断し、濁っているときは明色系、澄んでいるときは暗色系を選びます。イカの活性もポイントで、高活性のときは明色系を、低活性の場合は暗色系がおすすめです。
光量も判断材料となり、日の入りや夕方は明るい色を、日中は暗色系カラーを選ぶと良いでしょう。
頼れる鉄板!『エギ王Q』を使ってみよう
ヤマシタが「エギ王Qは自社を代表するアイテム」と言い切る自信作。特にはじめてエギングに挑戦する人や、タフな状況下でイカに挑む人にぴったりのエギです。ラインナップ豊富で状況にあわせて色やタイプを選べるのも魅力。「エギのスタンダード」と言われる高性能を体感してみましょう。