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クチボソ(モツゴ)

クチボソってどんな魚?正式名称は「モツゴ」その特徴について

クチボソについて皆さんはどれくらい知っていますか?今回はクチボソ(モツゴ)の生態からモロコとの見分け方、飼育方法など、クチボソを色々な面からご紹介します!

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

クチボソ(モツゴ)とは

クチボソ(モツゴ)

出典:PIXTA

クチボソは関東地方における“モツゴ”の地方名。日本各地に広く分布する淡水魚で、湖沼や池、河川などに生息しています。全長約8~11センチ前後の小さな魚ですが、飼育する場合はさらに大きく育つこともあります。

クチボソ(モツゴ)

出典:photoAC

体の色は銀白色で、側線に沿って1本の黒色縦条が入っています。雑食性で、小さな口で勢いよく吸い込むようにして藻類やプランクトン、アカムシなどを食べます。

小川

出典:pixabay

春から夏にかけてが繁殖期にあたり、この時期のオスは黒ずんだ婚姻色を呈します。オスはメスが産卵をするための場所を確保し、メスが産卵した後も、卵を外敵などから護る習性があります。

クチボソ(モツゴ)とモロコの違いは??

クチボソ(モツゴ)

出典:PIXTA(モツゴ)

クチボソに似た魚に、モロコと呼ばれる淡水魚がいますが、モロコも実は地方名で正式名称は“タモロコ”。クチボソほどの大きさの魚で銀白色の体色をしており、側線がありますが、その側線の伸び方や口の形状から見分けることができます。

タモロコ・モロコ

出典:PIXTA(タモロコ)

側線が目を通って口先まで伸びているのがクチボソ、エラの辺りまでしかないものがモロコです。また、クチボソは名前の通り口先が上向きの小さなおちょぼ口をしており、モロコはクチボソのようなおちょぼ口ではありません。

ホンモロコ

出典:PIXTA(ホンモロコ)

また、モロコと呼ばれる魚には、コイ科の中ではもっともおいしいとされるホンモロコという種もあります。

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