「釣り」意外とトラブル起こりがち
自然を相手にしたアクティビティーというのは、実は危険と隣り合わせ。危険と聞くと、怪我や事故などが想像できますが、それが自然に因った危険とは限らず、対人でのトラブルも考えられます。
釣り人に悪い人はないと言われ、平和なイメージのある釣り。しかし、思いもよらないトラブルに陥るケースもあるのです。今回はそんなトラブルの例と予防・対処法などをご紹介します。
タックルを盗まれた
「竿やクーラボックスを盗む人なんていないだろう…」と思っている釣り人は少なくないかもしれません。しかし、少し目を離している隙に、置き竿やクーラーなど釣具が盗難にあったという報告は意外と多いようです。ロックされた車の中に置いている物でも、窓を割られて盗られてしまったというケースもあります。
予防法
車内の見えるところに釣具や貴重品類を置かず、鍵をしっかりかけるようにしましょう。また、釣りの間は、できるだけ釣具から目を離さないように心掛けましょう。
近くで釣っている人や、駐車場などにいる人とコミュニケーションを取るというのも予防に繋がる場合があります。「見張っている」と認識させることは1つの予防法です。
対処法
もし、盗難被害にあってしまったときは、速やかに110番をするのが無難です。その後で、釣具の買取店などに協力を依頼しましょう。タックルベリー等、一部の中古釣具チェーンでは、被害届の受理番号と被害品のリストを手渡すことで、全国の店舗で情報を共有します。
もし盗難にあった釣具が持ち込まれれば、店舗が警察へ情報を提供してくれます。ネットオークションを監視したり、SNSを利用して呼びかけるなど様々な方法を試してみるのも良いかもしれません。