車上荒らしにあった
車上荒らしは、警察庁の犯罪統計(平成29年1~12月)によると、54,768件もの被害が報告されています。これは、同じ平成29年に起きた空き巣被害の約2倍もの件数です。いかに車上荒らしの被害が多いかが分かります。
また、人気の少ない環境で、長時間車を離れることの多い釣り人の車は、犯人にとって狙いやすい対象であると考えられます。
予防法
車上荒らしから車を守るために、人目に付きやすい場所に駐車したり、鍵をかけたか必ず確認したりするようにしましょう。また、タックルは持ち歩く分だけ持って行き、車内に釣具や貴重品類を残さないようにすることも対策になります。
さらに、防犯シートやセキュリティーアラーム、車載カメラなど市販の車上荒らし対策グッズを活用する方法もオススメです。
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ポイントを横取りされた
釣りをしているとポイントを横取りされたり、先に釣りをしている人との距離感を間違えて注意される事があったりというのは起こりうるトラブルです。自分が投げているポイントに、後続の釣り人が急にルアーを投げ込んできたら良い気持ちはしないものです。
また、お隣との距離が近すぎると、竿や仕掛けがぶつからないように注意しながらキャストしなければいけません。最悪、釣具を壊されたり、壊してしまったりということも考えられます。
予防法
自分が後続なら、先にそこで釣っている先行者の気持ちになって、マナーある対応を心掛けるようにしましょう。「入っても良いですか?」など、一声かけたり挨拶をしたりすることが未然のトラブル防止となります。
また、マナーが悪い人にからまれそうになったら、理不尽に思えても「その場を去る」事が、トラブルを回避するための最も無難な方法かもしれません。
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釣り針が刺さった
魚をかけるための釣り針ですが、誤って自分や他者に刺さってしまうというトラブルも起こります。
・釣れた魚からルアーを外そうとした際に魚が暴れて刺さるケース
・キャスト時に周囲にいた人に刺さってしまうケース
・根がかりが外れた反動でルアーが飛んできて刺さるケース
など、様々なケースが考えられます。
予防法
キャスト時はまず、背後に誰もいないことを確認してからキャストするようにしましょう。根がかりをした時は、力任せに引っ張らず、ルアーが外れた際に飛んできそうな位置を予測するなどの注意が必要です。
また、目を守るサングラスや帽子の着用は必須です。万が一の際でも、深刻な状況は防げるかもしれません。そして魚が釣れたら、素手ではなくプライヤーなどを使用して、安全に針を外すようにしましょう。
対処法
返しのある針が深く刺さってしまった場合、自力で抜くことはなかなか困難です。もしハリが刺さってしまったら、病院へ行って処置を受けましょう。ネット上では自分で針を抜く方法も紹介されていますが、無理に引き抜くと大量出血するケースも。
病院に行けば麻酔をしてもらえるので痛みを感じることなく針を取り除くことができますよ。