アカメの特徴・生態
アカメは西日本沿岸、黒潮に面した海に生息する日本の固有種。主な生息地は宮崎県と高知県です。スズキに似ていますが、その他は大きく違った特徴があります。普段どんなところにいるかも含めてアカメの生態と特徴を確認していきましょう。
アカメの特徴
アカメは頭や体の色はスズキによく似ています。大きく違った点は体高があり、背の色がスズキより少し褐色がかっています。また幼魚時は、体に黄白色のしま模様、背中の部分は黒に近い色で、成魚とは大きく見た目が変わります。
アカメの生態
アカメは夜行性で警戒心が強い魚。成魚は、主に沿岸の比較的浅い海域に生息し、小魚や甲殻類などを捕食します。
雨上がりなどの増水時には、流される小魚を追い、河口や汽水域まで上がってきます。幼魚は、河口や汽水域でコアマモに集団で生息。
アカメの日本記録は!?
釣り上げられたアカメの日本記録は、2016年6月3日に高知県の浦戸湾で、131センチ、39キロ。重量として世界記録とされています。
その他に戦前から営んでいる川漁師の方などは、人の背丈くらいある個体もいる。証言もあります。