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メバリング

メバリングを始めよう!おすすめのロッドやワームをチェック!

近年、人気が高まりつつあるメバリング。今回はルアーで狙うメバル釣りの、狙い目の時期や、ロッドやリールなどのタックル。ワーム、ジグヘッド、ルアー、ラインなどの仕掛けに至るまで、メバリング関する様々なポイントをご紹介いたします。

目次

アイキャッチ出典:Shimano Fishing Facebook

メバリングとは

メバリング

メバリングとは海釣りの人気ターゲットである「メバル」をワームやプラグなどのルアーを用いて釣る方法です。メバルは大きく張り出した目と黒い横縞が特徴的で、「メバル」という名前もその大きく張り出した眼から由来したと言われ、体長は大きいもので30cm程度、警戒心が非常に高いことで知られています。

最適なロッドは?

夕まずめのメバリング

出典:pixabay

メバリングでは一般的に7~8フィートと(2.1~2.4メートル)のロッドが使用されます。扱いやすさはロッドを操作する方の身長や感覚によっても違いますが、初めての1本はバーサタイルな(適応範囲の広い)長さとされている7.6フィートが良く、ロッドのパワーはメバリングルアーで使用頻度が高い「1~1.5グラム前後」のルアーが扱えるかどうかを基準に選ぶと良いでしょう。

ティップ

メバリングロッドはティップ(ロッドの先端の名称で穂先とも言う)のタイプに、チューブラーとソリッドの2種類が存在します。

■チューブラーティップ
ティップが中空構造になっています。中空である分、ティップにある程度の強度を持たせる必要があり、ティップが太く硬くなります。その太さや硬さによて生まれる「ハリ」はメバルの繊細なアタリをアングラー側が感じやすい反面、メバルのバイトを弾きやすいといった点も存在します。

■ソリッドティップ
ティップの中に空洞がなく、素材が詰まっています。その為、ティップを細く作ることができ、細さによって柔らかくなったティップでメバルに違和感なくルアーを食い込ませる事が出来ます。その分、手元に伝わるアタリはチューブラーより明確さに欠けるとも言えるでしょう。

■結局どっちが良いの?
ハリのチューブラーと食い込みのソリッド、どちらが良いかはアングラーの好みよる所も大きいのですが、ワームだけでなく、プラグやメタルジグなども扱うのであればチューブラー、軽量ジグヘッドなどのワーミングをメインとするならソリッド、というような使い分けが定番です。初めての方は汎用性の高いチューブラーを選択し、必要に応じてソリッドを買い足すのがベターでしょう。

リール選びのポイント

リールは2000番台・浅溝のスピニングリール・重量は200グラム前後のものがオススメです。キャストを繰り返し、ルアーを繊細に動かす必要のあるメバリングはリールの重さも重要になってきますので、購入の際にチェックしてみましょう。

ダイワ(Daiwa) リール 16 月下美人 MX 2004H

巻取り長さ(ハンドル1回転)(cm):75
ギヤー比:5.6
自重(g):215
最大ドラグ力(kg):2
標準巻糸量 フロロ(lb.-m):3-140/4-100

ダイワ(Daiwa) リール 14 月下美人 2004

標準自重:195g
ギア比:4.8
標準糸巻量(ナイロンlb-m):3-140

シマノ リール 16 ストラディックCI4+ C2000S

ギア比:5.0
実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):2.0/3.0
自重(g):約160
フロロ糸巻量(lb.-m):3-110、4-85、5-65

シマノ リール 13 ソアレCI4+ C2000PGSS

ギア比:4.3
最大ドラグ力:3.0kg/29.4N
自重:160g
フロロ糸巻量(lb-m):2-170/3-95/4-75

最適なラインは?

■初心者にオススメ:ナイロンライン(2.5~3.5lb)

メバリングではフロロカーボンラインが定番と言われていますが、初心者の方にはナイロンラインもオススメです。その理由にはラントラブルの少なさと、ラインの中でも比較的安価で入手し易いという点にあります。しかしナイロンラインには伸び易く、根ズレに弱いといった面もありますので根ズレが気になるからは、メインラインをナイロンにし、フロロカーボンをリーダーに使いましょう。

Daiwa 月下美人ライン TYPE-N 150m

低伸度設計にこだわり、更に感度を追求した高感度ナイロンライン●ナイロン特有のしなやかさを残しつつ、伸度を抑えた高感度ラインで、わずかなアタリもキャッチ

■ステップアップで使いたい:フロロカーボンライン(2.5~3.5lb)

フロロカーボンは根ズレに強く、障害物をタイトに攻めるメバリングには最適なラインと言えるでしょう。しかし硬いフロロカーボンはナイロンと比べるとバックラッシュなどのトラブルが多いラインでもあります。ナイロンラインでライン自体の扱いになれ、ステップアップとしてフロロカーボンを選ぶと良いでしょう。

Daiwa(ダイワ) 月下美人ライン TYPE-F 150m

沈みが速く、根ズレに強いフロロカーボン100%ライン

■メバリングに最適?:PE(0.1~0.3号)

複数のポリエチレン繊維を編み込んで作られ、直線強度と細さが特徴のライン。PEラインは比重が軽く水に浮く為、軽量ルアーを多用するメバリングには向かないとされている一方で、飛距離や感度など、PEラインのデメリットを補う要素がある事から、メバリングにおいては必須のラインだというアングラーも存在します。

DUEL(デュエル) ARMORED(アーマード) F+ Pro アジ・メバル 150M

高視認・飛距離・強力・感度・水なじみ、アジ・メバル釣りに求められる性能を高次元で併せ持ち、ナイトゲームを有利に展開できます。

■新たな定番となるか?:エステルライン(0.3~0.4号)

近年様々なメーカーから発売されるようになったエステルライン。ポリエステル素材でPEとフロロの中間的なラインと言われています。どのラインが良いかはアングラーの好みによる所も大きいので、色々なラインを試すのも一つの方法です。

34 ピンキー 200m

このラインは、素材にポリエステルを使用している為、殆ど伸びがなく、比重も1.38あるので浮く事もありません

ワームとジグヘッド

ストレート・ピンテール系ワームの2インチ前後のサイズがオススメです。カラーはアピール系のイエロー・ピンク、万能と呼ばれるホワイト、ナチュラル系のクリア(透明)・グリーンあたりローテーションすると良いでしょう。特にホワイトは万能と言われるだけあり、人気の高いカラーです。

バークレイ ガルプ! SW ベビーサーディン 1.5インチ クリアカラー

メバル狙いには欠かせないアイテム「ガルプ! ソルトウォーターベビーサーディン」。メインボディとピンテールの相乗効果によって、微細なバイブレーションを発生させます。そのアクションはまさに小イワシが水中を漂うよう。小イワシの微細な動きを再現します。

Berkley(バークレー) ガルプ!ソルトウォーターミノー

ベイトフィッシュをイメージした定番のミノーシェイプ。海のメバル・アジ用としても幅広く活用できる2インチサイズが新たなカラーで新登場です。

ダイワ 月下美人 クロスビーム 1.5インチ (アジング用ワーム)

軽量ジグヘッドのリトリーブの釣りではどうしても操作性が低下してしまう。しかし「月下美人 クロスビーム」はクロス状に配したアームのおかげで抵抗感が生まれ、操作性が向上し、さらに微波動を発することでスティックベイトにはないアピール力をプラス。

エコギア メバル職人 ミノーSS

メバル職人シリーズは、数あるエコギアソフトルアーのなかから、メバルゲームに照準を絞り、特化した厳選のラインアップ。

マルキュー(MARUKYU) パワーイソメ(中) 青イソメ

食い、見た目ともにイソメ並みで、扱いやすさはイソメ以上の生分解性くわせエサ。魚が好むエキスと、本物そっくりの形と弾力で驚異の摂餌力を発揮します。

TAKAMIYA(タカミヤ) ルアー REALMETHOD アジキュート きらきら 1.4インチ

微波動で誘うスレに強いピンテール形状のアジング専用ワーム。針が付けやすく、また、付けた針がずれにくい左右対称のラウンドボディ。適度な柔らかさのマテリアルと多段リブによりワームが自然に曲がり、アジの吸い込み易さ抜群

ジグヘッド

ジグヘッドリグはオモリと針が一体となったジグヘッドにワームを差し込むだけの簡単な仕掛けですが、メバルの活性や狙う水深によってジグヘッドの重さを微調整するなどの繊細さが求められます。最初は1.5g前後を基準とし、食いが渋りワームをゆっくり自然に漂わせたい時等は、1.0g、0.7gとサイズを落としていきます。

ダイワ 月下美人 SWライトジグヘッドSS

常夜灯下で一層の存在感を放つ黒。はっきりとしたシルエットが光とのコントラストにより、鮮明に浮き出る。光の絡むシチュエーションにおいて、魚へしっかりとしたアピールをしたい時に有効。

ダイワ 月下美人 SWライトジグヘッドSS

ライトソルトゲーム対応。サクサスフックのジグヘッド!

プラグ・ジグでも釣れます

プラグやメタルジグなどのハードルアーでの釣りも面白いでしょう。小型のミノーやシンキングペンシル、小さなメタルジグなどは特に釣れ筋で、飛距離が欲しいとき、ワームでの食いが渋った時、ワームでは届かない深場などで活躍してくれます。

ダイワ(Daiwa) ルアー 月下美人 夜霧Z 42F-DR ケイムラホロイワシ

ボディ内部に重心移動システムを搭載した事で、風の中でもしっかりとポイントへルアーを打ち込めるキャスタビリティを備える。カバーへタイトについたターゲットへしっかりとアピールし、確実に仕留めるメバリングの定番ミノー。
サイズ:42mm
タイプ:フローティング
標準自重:2.2g

マリア ルアー ブルースコードC45 メバルSP #46C チャートバック

ワームより釣れる! と言う声もある程の人気ノプラグがメバルSPとして復活しました! ボディ内部には捕食の為のバイトマーカーとして夜光ビーズを封入。ピンポイントで光る怪しい光がメバルへアピールします。
サイズ:45mm
重量:3g
タイプ:シンキング

メジャークラフト ルアー ジグパラ マイクロ JPM

スーパーライトゲーム専用ジグ、ジグパラから新登場!割れ、剥がれに非常に強い「5層マルチレイヤーコーティング」
標準自重:3~10g

メバリングの時期やポイントは?

メバリングのワーム

メバリングのベストシーズンは冬。メバルは産卵の為、初冬に接岸し、産卵後は適水温を求め沖へと移動していきます。その為、主に岸から狙うメバリングは、この接岸時期を逃す手はありません。メバルは基本的に障害物の際を好みます。護岸沿いや桟橋・係留ロープ等の障害物をタイトに攻めてみみましょう。沈み根(水中に沈んでいる岩)や海藻の付近もメバルが身を寄せやすいポイントです。

メバリングの時期については以下のリンクで詳しく説明しています。

メバリングに挑戦しよう!

ナイターのメバリング

メバリングはそのゲーム性の高さや繊細さ、さらにその身の美味しさも相まって、ルアーフィッシングの中でも特に人気のジャンルです。そんなメバルも近年は環境の変化や乱獲が原因で釣れるサイズも落ち、数も減ってきているという声をよく耳にします。ご自身で食べる分だけをキープし、15cm以下の小型のメバルや抱卵している固体はリリースをお願いいたします。みなさんで釣り場を守りながら、いつまでもメバリングを楽しみましょう!