軽いリールが欲しい……でも予算は2万円以内

ロッドを持つ手が一日の終わりにずっしり重い……そんな経験はありませんか?
ルアーフィッシングにおいて、リールの「軽さ」は武器になります。
手元が軽くなればロッドを振り抜きやすくなり、繊細なアタリも取りやすくなって、何より長時間の釣行でも疲れにくくなります。
とはいえ、軽量モデルの上位機種となると価格がグッと上がってしまうのが悩ましいところ。
「予算2万円以内で、本当に使える軽いリールはないものか……」
そう思っていた中、2026年秋に発売されたシマノの「26ミラベル」を購入してみました。
KOBAYASHI
前作からどう進化したのか? そして実際のフィールドでガッツリ使い込んでみてどうだったのか?
リアルな使用感を詳しくレビューしていきます。
26ミラベルの特徴

26ミラベルは、2022年に登場した「22ミラベル」の後継となる軽量スピニングリールです。
ボディとローターにはカーボン繊維強化樹脂「CI4+」を採用しており、クラスを超えた軽さが持ち味となっています。
今回僕が購入したモデルは「2500SHG」。
ふと手元に2500番台のリールがないことに気づき、幅広い釣りに使える汎用性を重視してこの番手をチョイスしました。
KOBAYASHI
前作の22ミラベルからいちばん大きく変わったのは、上位機種譲りの新しい機構が4つ加わったこと。
具体的に「どこが進化したのか」を項目ごとに見ていきましょう。
22ミラベルから5g軽く、自重200gに

2500SHGの自重は200gと、22ミラベルの205gからさらに5g軽量化されました。
たった5gと思うかもしれませんが、スピニングリールはロッドを握る手元に重心がくる道具です。
手元が軽くなることでロッド全体の操作性も上がり、長時間の釣行でも疲れにくくなるのは大きなメリットと言えるでしょう。
インフィニティドライブで、負荷がかかっても軽く巻ける

インフィニティドライブは、ピニオンギアでメインシャフトを支える構造を見直して摺動(しゅうどう)抵抗を減らし、回転トルクを下げる機構です。
これにより、抵抗の大きいルアーを引いているときや大型の魚が掛かったときなど、リールに強い負荷がかかる場面でも力強く、軽く巻き上げることができます。
実売1万円台のクラスにこの機構が搭載されたのは、かなり頼もしい進化と言えるでしょう。
Xプロテクトで防水性がアップ(コアプロテクトから進化)

22ミラベルの防水機構は撥水処理だけの「コアプロテクト」でした。
一方、26ミラベルでは、撥水処理にラビリンス構造を加えた「Xプロテクト」を採用。
非接触の構造なのでミラベルならではの回転の軽さはそのままに、内部への水の侵入をしっかり抑えてくれます。
波しぶきを浴びたり潮風にさらされたりするソルトウォーターで使う人にとって、非常にうれしいアップデートです。
ワンピースベールとアンチツイストフィンで、ライントラブルを抑える

上位機種でもおなじみの「ワンピースベール」は継ぎ目のない一体成型で、キャスト後のラインをラインローラーまで引っ掛かりなくスムーズに導いてくれます。
さらにラインローラーの近くには「アンチツイストフィン」が新設され、ラインのたるみをしっかり抑制。
これにより、スプール下への厄介なライン落ちや、ヨレたラインの巻き込みといった実釣中のライントラブルが圧倒的に起きにくくなりました。
26ミラベル 2500SHGを実釣で使ってみて

さて、ここからは実際のフィールドで使い込んで感じたことを、率直にお伝えしていきたいと思います。
26ミラベル 2500SHGに合わせたのは、汎用性の高いライトゲームロッドとPE0.8号。
KOBAYASHI
ターゲットはメッキからチヌ、アオリイカ。できればヒラスズキ!といったところです。
200gの軽さは半日投げ続けてどうだったか?

この日の実釣時間は4時間ほど。
200gという軽さが効いているのでしょうか?
釣行後はいつもより体への負担が軽く、手首や肩の凝りも少ないことに驚きました。
200gの軽さは想像以上に効果があるのだと実感しましたね。

また、僕はバックハンドやシングルハンドキャストが苦手なのですが、手元が軽いおかげでロッドを振り抜きやすく、キャストがやりやすかったのも強く印象に残りました。

KOBAYASHI
エギング時のシャクリも非常にやりやすかったですし、乗せてからのドラグも細かく調整できて安心してやり取りができました。
インフィニティドライブの巻き心地は?

軽量ルアーでは非常に軽い巻き心地で軽快に扱えました。
が、少し大きなルアーを使うと、思った以上に巻き重りするのが率直な感想です。

70mmほどのトラウト系ミノーと同サイズの水噛みが強いシーバス系ミノーを巻き比べてみると、巻き抵抗の強さに顕著な差を感じました。
これはハイギア(SHG)であることも大きく影響しているため、引き抵抗のあるルアーをメインにするならノーマルギアを選ぶと良いかもしれません。
逆に言えば「巻き重りしやすい=抵抗の変化に敏感(巻き感度が良い)」と言えるので、より繊細に狙っていけるメリットもありますね。
KOBAYASHI
個人的には、引き抵抗の少ないメバル用プラグでもしっかり潮噛みを捉えてくれそうなので、今シーズン使い倒すのが楽しみです。
剛性と巻き上げパワーは十分

一方、75cmの大型ヒラスズキを釣り上げることができました!
その時のファイトから感じた剛性と巻き上げパワーは十分。
強烈な引きに負けてリールが歪むような不安感はなく、負荷がかかって巻けなくなることもありませんでした。
まさにインフィニティドライブの恩恵でしょう。
KOBAYASHI
ドラグも細かいピッチで調整できるため、大型魚の突っ込みをうまくいなし、無事にキャッチできました。
ライントラブルは皆無

この日はラインを巻きたての状態でしたので、「ちょっと巻きすぎかな?」ぐらいの糸量で実釣していました。
さらにワインドやエギングなどの激しくシャクるアクションも織り交ぜていましたが、終わってみればライントラブルは皆無。
これがワンピースベールとアンチツイストフィンの効果なのか?
確かなことは分かりませんが、きっとそういうことなのでしょう。
KOBAYASHI
本当にストレスなく釣りに集中できましたね。
200gの軽さは、一日の釣りを変えてくれる

予算2万円以内で買えるシマノの「26ミラベル」ですが、実際に使い込んでみて、自重200g(2500SHG)という軽さがもたらす恩恵は想像以上だと実感しました。
半日投げ続けても体が疲れにくく、苦手なキャストもビシッと決まる。
さらにライントラブルも皆無で、不意に掛かった75cmのヒラスズキとも互角に渡り合える剛性とパワーまで備えています。
一方で、ハイギアならではの巻き重りを感じる場面もあったため、使用するルアーの引き抵抗に合わせて「ハイギア」か「ノーマルギア」かを選ぶのが、後悔しないためのポイント。
手頃な価格でここまで快適に遊べる26ミラベルは、一日の釣りを間違いなく快適なものに変えてくれます。
KOBAYASHI
ぜひ自分のスタイルに合った番手を手に取ってみてください。
個人的には、アジング用に1000も欲しいなと思えるモデルでしたよ!
撮影:DAISUKE KOBAYASHI
シマノ ミラベル 1000
| ギア比 | 5 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 3kg |
| 自重 | 170g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 1.5-130/2-100/2.5-85 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 1.5-120/2-85/2.5-70 |
| 糸巻量PE(号-m) | 0.8-240/1-190 |
| 最大巻上長 | 66cm |
| 価格 | 16,000円 |
シマノ ミラベル C2000S
| ギア比 | 5 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 3kg |
| 自重 | 175g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 3-125/4-100/5-75 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 3-110/4-85/5-65 |
| 糸巻量PE(号-m) | 0.6-150/0.8-110/1-80 |
| 最大巻上長 | 66cm |
| 価格 | 16,000円 |
シマノ ミラベル C2000SHG
| ギア比 | 6 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 3kg |
| 自重 | 175g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 3-125/4-100/5-75 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 3-110/4-85/5-65 |
| 糸巻量PE(号-m) | 0.6-150/0.8-110/1-80 |
| 最大巻上長 | 79cm |
| 価格 | 16,000円 |
シマノ ミラベル 2500
| ギア比 | 5 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 9kg |
| 自重 | 200g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 2-170/2.5-150/3-120 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 2-140/2.5-125/3-100 |
| 糸巻量PE(号-m) | 1-320/1.2-270/1.5-220 |
| 最大巻上長 | 73cm |
| 価格 | 17,300円 |
シマノ ミラベル 2500S
| ギア比 | 5 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 4kg |
| 自重 | 200g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 5-110/6-95/8-70 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 4-130/5-100/6-80 |
| 糸巻量PE(号-m) | 0.6-200/0.8-150/1-120 |
| 最大巻上長 | 73cm |
| 価格 | 17,300円 |
シマノ ミラベル 2500SHG
| ギア比 | 6.2 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 4kg |
| 自重 | 200g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 5-110/6-95/8-70 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 4-130/5-100/6-80 |
| 糸巻量PE(号-m) | 0.6-200/0.8-150/1-120 |
| 最大巻上長 | 91cm |
| 価格 | 17,300円 |
シマノ ミラベル C3000
| ギア比 | 5 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 9kg |
| 自重 | 200g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 2.5-180/3-150/4-100 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 2.5-160/3-130/4-100 |
| 糸巻量PE(号-m) | 1-400/1.5-270/2-200 |
| 最大巻上長 | 73cm |
| 価格 | 17,300円 |
シマノ ミラベル C3000HG
| ギア比 | 6.2 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 9kg |
| 自重 | 200g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 2.5-180/3-150/4-100 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 2.5-160/3-130/4-100 |
| 糸巻量PE(号-m) | 1-400/1.5-270/2-200 |
| 最大巻上長 | 91cm |
| 価格 | 17,300円 |
シマノ ミラベル 4000
| ギア比 | 4.7 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 11kg |
| 自重 | 245g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 3.5-170/4-150/5-125 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 3-190/4-145/5-115 |
| 糸巻量PE(号-m) | 1-490/1.5-320/2-240 |
| 最大巻上長 | 75cm |
| 価格 | 18,800円 |
シマノ ミラベル 4000XG
| ギア比 | 6.2 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 11kg |
| 自重 | 245g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 3.5-170/4-150/5-125 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 3-190/4-145/5-115 |
| 糸巻量PE(号-m) | 1-490/1.5-320/2-240 |
| 最大巻上長 | 99cm |
| 価格 | 18,800円 |
シマノ ミラベル C5000XG
| ギア比 | 6.2 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 11kg |
| 自重 | 270g |
| 糸巻量ナイロン(号-m) | 4-190/5-150/6-125 |
| 糸巻量フロロ(号-m) | 4-170/5-135/6-115 |
| 糸巻量PE(号-m) | 1.5-400/2-300/3-200 |
| 最大巻上長 | 105cm |
| 価格 | 19,800円 |
