タチウオ、食べ飽きていませんか?

みんな大好き、タチウオ。
釣るのはもちろん、食べても美味。
刺身、塩焼き、天ぷら、煮付け、どれも最高です。

だけども、毎回同じ料理だと飽きてきませんか?
タチウオはたくさん釣れる上にリリースが難しいケースも多く、毎回刺身や塩焼きでは、さすがに食傷気味になってきますよね。
ねーやん
家族に「またタチウオ〜」って言われた方も少なくないのでは?
ということで……
今回は、定番である刺身・塩焼き・天ぷら・煮付け以外の美味しい食べ方をご紹介します!
とはいえ、凝った料理はなかなかハードルが高いですよね。
そこで、「3つの“ない”」もテーマにしてみました!
- 普段使わない材料は買わない
- 面倒な料理はしない
- 洗い物を極力増やさない
ねーやん
料理があまり好きではないズボラな筆者でも簡単にできるので、ぜひ参考にしてくださいませ!
おすすめの裏レシピ6選

ってわけで、さっそくタチウオを調達してきました。
この日の釣果は、指2〜3本サイズが10匹ほど。
刺身にするには小さく、「どうやって食べようかな〜」と悩みますが、今回紹介するレシピならこのサイズでも美味しく食べられちゃいますよ。
ねーやん
釣ったタチウオはすべて3枚おろしに。
3枚におろした状態からスタートです!
①たくさん釣れたら“みりん干し”

まずは3%の塩水に漬け、10分経ったら取り出してキッチンペーパーで水気をふき取りましょう。
ちなみに、この工程が面倒な方は飛ばしてもOKです。

次は漬け汁を作ります。以下の分量を混ぜ合わせてください。
- みりん(200cc)
- しょうゆ(200cc)
- 酒(200cc)
- 砂糖(大さじ2杯)

そして、タチウオを漬け込みましょう。
漬け時間は好みの味やタチウオの大きさにもよりますが、30分ぐらいが目安です!

30分経ったら取り出し、キッチンペーパーで汁気を取ります。

汁気を取ったら干す工程ですが、私は常備している「一夜干しシート」を使用して冷蔵庫で半日寝かしました。

一夜干しシートなら天気や虫も気にせず、時短もできて、旨味も逃さないので超おすすめ。
もちろん、普通に干してもOKです。

冷蔵庫に12時間入れておくとこんな状態に!

あとはゴマを振って焼けば完成です!
ねーやん
小型のタチウオが大量に釣れたら、日持ちしやすいみりん干しがおすすめです!
②小型もどんど来い!な“パン粉焼き”

必要な具材は、パン粉・ニンニク・パセリ(乾燥でもOK)・粉チーズ・オリーブオイルだけ。

みじん切りしたニンニク、パセリ、粉チーズをパン粉に混ぜ合わせます。
バランスはお好みでOKです。

具材が混ざったパン粉に、オリーブオイルを加えます。
こちらも目分量で、パン粉が少しだけしっとりするぐらいでOKです。

適当なサイズにカットしたタチウオを耐熱皿に入れ、塩・コショウ・オリーブオイルを振ります。

タチウオの上にパン粉を好きなだけのせ、アルミホイルをかぶせて10~15分ほどオーブントースターで焼いてください。
アルミホイルをかぶせる理由は、パン粉が先に焦げてしまうと、中のタチウオまで火を通せなくなるからです。

アルミホイルを外すと、この通り。
パン粉に程よく色が付いていれば完成です!
ねーやん
じつはこのパン粉、お肉や野菜にのせて焼いても美味しいので、たくさん作っても大丈夫。
ちなみに、このパン粉を缶詰のオイルサーディンにのせてトースターで焼くと最高です!
③ふわふわ“フリッター”

まずは衣を作ります。
粉チーズを入れるのが我が家流ですが、なくてもOKです。
- 小麦粉(100g)
- 牛乳(100ml)
- 卵(1個)
- 粉チーズ(好きな量)

タチウオを衣につけて、170℃の油で揚げれば完成!
天ぷらやフライとは違う、衣のふわふわ感が最高です♪
軽く塩を振って食べるとGOOD。
ねーやん
我が家では面倒なのでしていませんが……
卵白を泡立ててから衣を作ると、一層ふわふわの本格派フリッターになりますよ。
④バリバリ感が病みつきになる“骨せんべい”

余った骨を食べやすいサイズにカットしておきます。
小さいタチウオほど食べやすいので、小型ウェルカムです!
タチウオが大きい場合も、包丁の背で中骨を砕いておけば問題ありませんよ。

160℃の低温で、じっくりと時間をかけて揚げましょう。
じっくり揚げることで、カリッカリ&サックサクに仕上がります。
塩かお好きなスパイスを振りかけて食べましょう!
ねーやん
小さな姪っ子と一緒に食べたのですが、まるでポテチを食べるかのように勢いよく食べてくれました。
もちろん、ピカイチでビールに合うのは言うまでもないでしょう(笑)
⑤子供も大好き“梅しそ巻”

タチウオに塩コショウを振ったあとに、梅適量としそをのせます。

くるくる巻いて……

つまようじ(または串)で止めます。

あとは焼くだけ!
少し酒を振って、蓋を締めてふんわりと焼きあげるのがおすすめです。
ねーやん
今回はタチウオの本数が足らず、半分にカットしましたが、本来は小型タチウオ1本使いがちょうどいいですね。
面倒でない方は、これを天ぷらや串カツにしても美味しいですよ!
⑥刺身に一手間加えた“熱々ごま油がけ”

タチウオの刺身を用意し、皮目に飾り包丁を入れておきましょう。
そして、バーナーで皮目を炙る!

余談ですが、最近はライターのようなお手軽バーナーも売られていて、なかなか便利ですよ。

炙ったタチウオの上にネギ(白ネギでもOK)をのせます。

そこにフランパンで熱したごま油をかければ完成!
食べるときは、塩かお醤油をお好みで。
ねーやん
タチウオは炙ると圧倒的に美味しくなります。
ひと手間加えるだけで、いつもの刺身がガラッと変わりますよ♪
いつも刺身&塩焼きじゃ、もったいない。

すべて簡単なレシピですが、どれも非常に美味。
つくづく、「タチウオのポテンシャルは高いな〜」と思わされます。
もちろん定番の刺身&塩焼きも美味しいですが、ぜひその他のレシピにも挑戦してみてください!