磯に夢見るロックショアアングラーへ
夢にみたような魚に出会える磯。
しかしながらその場所にたどり着くまでの過程は過酷なシチュエーションが多いです。
山を超え、崖を下り、やっとのことでたどり着けるフィールド。
当然ながら荷物は最小限かつ、安全面からも機動力を損なわない形で持ち込まなければなりません。
ロックショア専用バックを激選しました!
そんな過酷なフィールドでの実釣を支えるための、ロックショア専用バッグがあります。
ここではそんなロックショア専用バッグの中から、編集部が選んだおすすめアイテムをピックアップしました。
ヒップバッグ
ヒップバッグはルアーボックス1~2個程度の道具を持ち運ぶ場合におすすめ。
ロックショアでは擦れたり水に浸かることが多いので、選ぶ際は耐久性や防水性に優れた生地が採用されているものを選びましょう。
各種ツールをまとめて持ち運べるように、D管やホルダー付きのものを選ぶのもポイントです。
RBB ロックショアヒップバッグⅡ
RBBはバッグやウェーダー等、ソルトウォーターに適したアイテムを展開しているブランドです。
ロックショアヒップバッグⅡは本体に耐久性・防水性に優れるターポリン生地を採用。
ルアー交換等においてバッグを前にしたい時に便利な取っ手や、ツールを引っ掛けておくのに便利な各種ループ・D環と、使い勝手の良さが際立ちます。
▼ フルメッシュを採用した底面
底面のフルメッシュ仕様は、海中を歩いて浸水したとしても水が捌けてくれます。もし水が捌けなければ、重たく移動しづらかったり、ルアーや各種ツールのサビにつながってしまったりすることも。
釣行後に水洗いする際も便利で、水を一気にかけて塩分や汚れを落とせます。
▼ サイドパットのループ
サイドパットのループを活用すれば、D環に装備したフィッシュグリップなどが移動時にバタつかない。
D環に装備したアイテムが木や岩に引っかかってしまうと、機動力を損ねるだけでなく危険性も増す可能性がありますので、細かな箇所ですが、まさにあって欲しかった機能ですね。
RBB ロックショアヒップバッグ ll
mazume X AIMS Wet Style Waist Bag
ウェットスーツを着用し、水に濡れることを前提としたウェットスタイル専用のバッグ。
耐久性・防水性に優れるターポリン生地を、移動中に引っかかることのないように外側に突起となる部分を作らないようにしてあります。
▼ 底の一部がメッシュ仕様
水で濡れることを前提としたウェットスタイルにあわせ、水が抜けるように底の一部がメッシュ仕様としてあります。
ターポリン生地と相まって強度もあり、重たいジグを入れていてもバッグの形が崩れにくいメリットも得られます。
▼ 多数のD管・ホルダー
ラインカッター等の各種ツールを取り付けられるD管が多数搭載。
プライヤーホルダーも標準装備していて、バックルでプライヤーを固定するので、移動時に落としていざ使う時に無いなんてことも防げます。
さらに底面にはフィッシュグリップをセットして持ち運べるバックルも。ただ掛けておくだけだとバタついて移動の邪魔になりますが、そのようなこともありません。
mazume X AIMS Wet Style Waist Bag
レッグバッグ
レッグバッグはルアーボックス1個、ワームとフックケースといった少量の荷物だけを持ち運ぶ際に便利です。
太ももに固定するのでライフベストに干渉しない、ランガンしやすい、ジャンプしたりしても他のバッグと比べてバタついたりしにくいメリットがあります。
選び方はヒップバッグ同様に耐久性・防水性に優れた生地を採用したもの、コンパクトな中にもたくさんの機能を搭載しているものがおすすめです。
RBB ロックショアレックバッグ
機動力重視の人におすすめなロックショアレックバッグ。生地にはポリエステルが採用されています。一見、普通のレッグバッグに見えますが、ロックショアアングラーにとって嬉しい機能が採用されています。
▼ 折りたたみ可能なポケットフラップ
ポケットフラップは折りたたんで固定でき、ルアー交換を頻繁に行うシーンで便利な、ありそうで無い独自の工夫です。
フラップはバックル留めなので、ファスナーよりも素早く開閉できます。
▼ 入れ替え可能なホルダー
プライヤーホルダー、フィッシュグリップホルダーは、バッグの左右に装備。それぞれベルクロで取り付けるようになっていて、バッグの左右どちらに付けるかを自分で決められます。
自分の使いやすい方向と逆にホルダーがあるバッグを不便に感じていた人には嬉しい機能となるでしょう。
RBB ロックショアレックバッグ
ダイワ エメラルダス タクティカル サイバッグ(B)
ダイワのエギングブランドから発売されているレッグバッグです。メインポケットに加えて、フロントにスリットポケットがあり、道具を小分けして持ち運べます。
生地は撥水加工が施されていて水を弾くので汚れにくいです。
▼ エギマット付きフロントポケット
フロントポケットは、使ったエギや使用頻度の高いエギを入れておくのに便利です。
カンナ部分は保護カバー付きで、指に刺さることを防ぐことはもちろん、カンナが引っかかってポケットが開かない現象も起こりません。
▼ フィット感を考慮したベルト角度
腰回りのベルトから一段下がったところにバッグ本体が配置され、フィット感が高められています。移動の邪魔になりにくいレッグバッグの性能がさらに高まり、ストレスフリーな釣りが可能です。
バッグサイドにある調整ベルトを使えば、さらにフィット感が高まります。
ダイワ エメラルダス タクティカル サイバッグ(B)
バックパック
とにかく多くの荷物を持ち運ぶなら、大容量のバックパックです。
背負って持ち運べるので、荷物をひとまとめにすれば両手を常にフリーな状態にできます。
選ぶ際は自分の必要とする容量に加え、ショルダーハーネスをバックル留めできる製品がおすすめです。
アブガルシア システムバックパック
Amazonレビュー130件超えの人気バックパック。容量は約25Lで、少し大きめのリュック感覚で持ち運べます。
同じくアブガルシアから発売されているタックルケース等が、ジャストサイズでシステム的に使える点もおすすめポイント。
ロックショアだけでなく、自転車やバイクでの移動にも便利そうです。
▼ クリアポケット・蓋裏ファスナーポケット
フックやシンカーを小分けでき、水濡れでのサビも気にしなくていいクリアポケットを標準装備。
ロックフィッシュ狙いのアングラーにはとくに嬉しい機能でしょう。
蓋裏ファスナーポケットには、リーダーや小物ケースが入れられます。
▼ 外面スピンドル・サイドポケット
上蓋のスピンドルにはウェアが仕舞えます。雨が降り始めたらレインウェアを着て、晴れて脱いでウェアが濡れていたとしても外側に仕舞えます。
サイドポケットはロッドケースが差し込み可能。完全に両手がフリーの状態で移動できるため、転倒での怪我・ロッドの破損防止ができます。
アブガルシア システムバックパック
オーナー 撃投タフクライムバッグ65
容量約65Lの大容量バックパック。体への負担を極力抑える設計で、本格的登山用バッグに匹敵する運搬能力があります。
0.5mmのターポリン生地は耐久性抜群。
例えば瀬泊まりするための道具一式、釣った魚を持ち運ぶといった用途に適しています。
▼ チェストストラップ
ショルダーハーネスにはチェストストラップが2箇所あり、体にしっかりと固定できます。
体に固定されるので移動中の負担が軽くなるだけでなく、移動中にショルダーハーネスがズレてバランスを崩すといった最悪の事態も防げます。
▼ バッグ両サイドの大型ファスナー
バッグ両サイドにある大型ファスナーを開ければ、内部が汚れても簡単に洗い流せます。
内部面は水切れがよく、かつバッグ全体は水を含む部分が少ない設計、それに加えて開いて干せるので乾燥させやすいです。
オーナー 撃投タフクライムバッグ65
ロックショア専用バッグが手放せない
様々な釣り向けのバッグの中でも、ロックショア専用バッグはそのありがたみを強く感じることでしょう。
もし一般的なバッグでロックショアに挑むと、濡れたり破れを気にしたりといった不便さだけでなく、バッグが何かに引っかかってそれが怪我につながったりと安全面でも不安が残ります。
本記事を参考にロックショア専用バッグをぜひ手にしてみてください。