釣り用レインウェアの種類
釣りに行ける日が雨だったり、突然の予期せぬ雨に遭遇してしまったりと、なにかと雨に悩まされがち。
しかしそんな場合でもレインウェアがあれば、雨を気にせず釣りを楽しむことが出来ます。
本記事では釣り用レインウェアの選び方やおすすめ製品をご紹介します。まずは、三種類ある釣り用レインウェアの種類を見ていきましょう。
レインスーツ
レインスーツは釣り用で最も種類が豊富なレインウェアです。
レインスーツは上下セットのものが多く、しっかりと雨から体を守ってくれます。また風を通しにくいため、雨が降っている時だけでなく、ちょっと肌寒い時期や時間帯にも活躍してくれます。
レインジャケット
レインジャケットは基本的にはレインスーツと似た機能を持っていますが、上着だけで販売されていることが多いです。
専用の収納袋が付属している製品がほとんどで、コンパクトに折りたためて持ち運びが便利に出来ます。釣りの時はもちろん普段の生活においてもバッグに入れておきやすく、突然の雨でも安心です。
レインポンチョ
レインポンチョは雨が降ってきた時に素早く羽織れるレインウェア。デザインが他のレインウェアよりおしゃれなので、釣りガールをはじめとするおしゃれにレインウェアを着こなしたい人に人気のアイテムとなっています。
レインポンチョは、あまり動かずに釣りをする防波堤釣りや船釣りにおすすめです。
釣り用レインウェアの選び方
釣り用レインウェアを選ぶ際には、種類の他に見ておきたいポイントがいくつかあります。
同じような見た目やデザインをしていても性能はそれぞれ違ってきますので、以下のようなポイントをチェックしながら選んでみてください。
防水性能
レインウェアで最も大事な防水性能。防水性能は素材によって異なり、「耐水圧」といった指標でその性能を知ることが出来ます。
耐水圧は「mm」で表されていて、数字が大きいほど強い雨に耐えられます。レインウェアの素材で見られることが多い耐水圧の数値と耐えられる雨量の目安は以下の通りです。
20,000mm…嵐のような強さの雨でも耐えられる
10,000mm…大雨でも耐えられる
2,000mm…中雨でも耐えられる
300mm…小雨でも耐えられる
釣りではある程度の雨にも耐えられる、2,000mm以上の耐水圧性能を持ったレインウェアが好ましいです。
透湿度
透湿度とは蒸れにくさの性能を指します。透湿度は「g」で表されていて、数値が高いレインウェアほど内側の蒸れが軽減されます。
数値の目安は5,000g以上あれば蒸れにくく、10,000g以上であればべたつきも抑えられて快適に釣りが出来ます。
動きやすさ
投げたり巻いたりを繰り返す釣りでは動きやすさも重視したいポイント。
具体的には袖口が絞り込めて暴れないものや、生地にストレッチが効いていたりゆとりがあったりして動きやすいものを選びましょう。さらに釣りに合わせた立体デザインのものであればベストです。
釣り用レインウェアの主な素材
釣り用レインウェアの主な素材は、大きく分けると2種類あります。レインウェアを購入する時のチェックポイントにもなりますので、以下にそれぞれの特徴を見ていきましょう。
透湿耐水生地
透湿耐水生地とは、ゴアテックスをはじめとした外側からの雨を防ぎ、内側の蒸れは外に逃がす素材のことを言います。
透湿耐水生地はメーカーによって様々な素材があり、それぞれ呼び方も異なります。選ぶ際には先にご紹介した耐水圧や透湿度を目安にして選ぶことをおすすめします。
耐水生地
耐水生地とは、ナイロンやポリエステル生地に加工を施した素材のことを指します。
耐水性が高く強い雨でも通しにくく、引っかきにも強いですが、その反面透湿度は低い特徴があります。透湿耐水生地に比べると価格は安いです。
おすすめの釣り用レインウェア
ここではおすすめの釣り用レインウェアを各メーカーからピックアップしてみました。レインウェアの種類ごとにご紹介しますので、ぜひこの中からご自身に合った製品を選んでみてください。
レインスーツ
ダイワ DR-1908
シマノ DSベーシックスーツ RA-027Q
双進 RBB タイドストレッチレインスーツ 8745
レインジャケット
ダイワ DR-12009J
シマノ XEFO・DURAST レインジャケット RA-22JS
マズメ レッドムーンレインジャケットVer.2 MZRJ-357
レインポンチョ
ダイワ DR-52008
がまかつ レインポンチョ GM-3498
モンベル トレッキング レインポンチョ
レインウェアがあれば雨の日も釣りを楽しめる!
自然相手の釣りは、雨に悩まされることが少なくありません。しかし雨でもレインウェアがあれば釣りを楽しむことが出来ます。
雨が降っていると魚の警戒心が薄れたり、釣り人が減ったりして釣果アップが望めるなんてメリットも。くれぐれも大雨や雷に注意しながら、レインウェアを持って雨の日の釣りも楽しんでみてはいかがでしょうか。