ボトムチヌ攻略といえば『チヌボンボン』
『チヌボンボン』
底にいる餌を捕食しているチヌを狙いに欠かせないリグ。
でも、ちょっとだけ普通のジグヘッドよりもお高いのが難点の一つ……。
そこで今回は、チヌボンボンをたった数十円の材料費で自作する方法をご紹介します!
筆者について
アジングからGTのキャスティングゲームまで行う京都府のマルチアングラー!
youtube「ちゃったTV」でも活動中!
自作チヌボンボン制作歴はなんと10年。笑
自作チヌボンボンの作り方
準備するもの
沢山あるように見えて2000円もあれば揃います。
これで30個ほどは余裕で作れるので、一つあたりの材料費はなんと約66円。
元は確実に取れますし、自作ならではの釣れた時の喜びもひとしおです!
必要な道具
- 1.エポキシパテ プラ用
- 2.太軸シングルフック #4
- 3.スプリットリング #2
- 4.シンカー (お好みの重さ)
- 5.ステンレスワイヤー 0.8ミリ
- 6.マニキュア(お好みの色)
- 7.シリコンラバースカート & 巻く糸(不要なPEラインなど)
ちなみにエポキシパテは、種類が色々ありますが、プラ用が一番使いやすいです。
金属用は固すぎて成形が難しく、木部用は柔らかすぎて臭いがキツいなどトラブル多いので気をつけましょう!
工程1.ワイヤーを曲げる
細軸のドライバーにワイヤーを折り返して、根元をペンチで閉めると、ルアーのアイの形になります。
6cm〜7cmくらいのワイヤーで作ると丁度良い感じに仕上がりますよ!
少し根元から離した位置で締めてあげるのがポイントです。
工程2.シンカーを取り付ける
ワイヤーをL字に曲げた状態で画像のように取り付ける。
グラグラしないようにしっかりと止めておく!
工程3.パテを纏わせる。
今回の場合のパテは、適量を切り取り手で練ります。
完全に混ざらないと硬化不良を起こすのでしっかり練るのがポイントです。
シンカーを纏うように少しずつ手に取って付けて行きましょう!
工程4.ラバーを巻く溝を作る
最終的に糸でラバーを固定します。
そのため固定する糸がズレないようにする溝を、アイの近くに作りましょう。
工程5.マニキュアを塗ろう!
好きな色のマニキュアを全体に満遍なく塗っていきます。
塗った色がしっかりと乾いたら、その上にトップコートを何度か重ね塗りしていきましょう。
工程6.ラバーを取り付ける
マニキュアが完全に乾いたら、(4)で作った溝にラバーを取り付けていきます。
ラバーを手で抑えつつ、溝に沿ってPEラインを数回巻きつけてから、結びましょう。
工程7.フックとスプリットリングを取り付けて完成!
シングルフックは多く出ていますが、ワームを取り付ける予定なので、ワームキーパー付きの物がおすすめ。
フックは上向きで取り付けるようにしましょう。
自作チヌボンボンのココがすごい!
秀逸な動き
ユラユラ動いてますね。
ジグヘッドよりワームの自由度が高く、フォール後ボトムに着いてからワームが立ちます。
上から噛み付くチヌや、底の根魚には持ってこいな動きです!
実釣性能も◉
自作チヌボンボンで主に狙うのは、やっぱりチヌ!
ジグヘッドに比べて水中での姿勢が良いためか、根掛かりも少なくなります!
チヌだけでなく、カサゴやソイ系にもおすすめ!
ただ、この日攻めたのは牡蠣殻や岩礁帯のエリア。根掛かりが少ないとはいえ、2個ほどロストしてしまいました。汗
アイデア次第で無限の可能性が!
同じ要領でジグヘッドやオフセットを付けて岩礁帯を攻めたりと、作り方次第で色んなパターンが作れます!
自作チヌボンボン!ぜひ作ってみてください
簡単に作れてしまう自作チヌボンボン!
チヌ狙いだけでなく、根魚などにもおすすめなので、ぜひ自作にチャレンジしてみてください。
今回使った道具
オーナー スプリットリングレギュラーワイヤーN #2
ウォーターグレムリン ラウンドスプリット 735-5