60cmを超えるモンスターロックフィッシュ
☝︎写真の1尾は『全長57センチ / 3キロover』のレコードフィッシュ。
こんにちは。北海道アングラーのすなっちです。
北海道といえば、アイナメを狙ったハードロックフィッシュゲームが有名ですが……
筆者が好んで狙うもう一つのターゲットが『クロソイ』。
実はこの魚……60センチをも超える規格外のモンスターサイズも狙えてしまう最高のターゲットなんです。
クロソイってこんな魚
北海道から長崎県までの日本全域に生息する魚。
北海道や東北では釣りの対象魚として人気を集めており、ルアーフィッシングはもちろん、船釣りや投げ釣りでも狙えます。
漁港や磯場では20〜30センチがアベレージですが、産卵期では50センチを超えるランカーサイズの釣果実績もあります。
JGFAでは岸釣りのレコードとして60センチの記録も残っています。
クロソイのこんな所に惚れ込んでいます
クロソイの引き味は強烈です!
クロソイはロックフィッシュの中でも、非常に引きが強い魚です。
20センチ前後のロックフィッシュの中でも一番引き味を楽しめるといっても過言ではありません。
また、はじめにご紹介したようなモンスターサイズになると、手のつけようがないくらいパワフルな引きを味わえます。
漁港でも簡単に狙えるターゲット
☝︎こんな感じの漁港でも狙えます!大型魚を狙う時は、磯場などもオススメです。
クロソイはアイナメに比べると初心者にも釣りやすいターゲットです。
北海道では、市街地に近い小規模漁港でも簡単に釣果があがります!
クロソイは年中狙える
アイナメは5月〜11月が狙いやすい時期となり、シーズンを外すと釣果をあげることが難しくもなります。
しかしながらクロソイは、1年を通じて狙えるターゲット。他の釣り物がなかなか釣れない時期でも癒しとなってくれるでしょう。
ただし、夜の時間帯のほうが釣りやすい魚でもあるため、ナイトゲームが苦手な方はちょっと釣りづらいかもしれません。
クロソイの釣り方
☝︎ロックフィッシュ始めたての頃に釣った一本。右も左もわからないこの時の筆者でも簡単に釣れたので安心してください!(笑)
要点さえ抑えてしまえば、簡単に狙えるのがクロソイの魅力。
もちろん大型魚を狙うとなるとポイントや時期などシビアにもなりますが、初めての方であれば、サイズは問わず簡単に釣れる漁港からクロソイをはじめてみましょう!
ここでは、まずクロソイ釣りを始めるに当たって、オススメのタックルやルアーを紹介します。
使用するタックル
主に私が使用するタックルは、ロッドはハードロックフィッシュ用の「ロックフィッシュボトムパワーオーシャン711LS」と「ステラ 2500S」にPE0.6号の組み合わせ。
磯場などの場合はもう少し強めで長いレングスのロッドと大型番手のリールに太PEを使います。
専用タックルがなくても、港湾など荒根でなければ、少し固めのバスロッドなどを流用するのもオススメです。
ソフトベイト中心!バスルアーもオススメ
ルアーはシャッドテールやクロー系といったソフトベイトが軸となります。
リグはただ巻き中心であればジグヘッドリグ。ボトムバンピングで底付近を攻めるのであれば、テキサスリグが王道です。底質や活性に合わせてにチョイスしてみましょう。
またスピナーベイトやチャターベイトなどバスルアーを使った釣りもオススメ。先入観は捨てて様々な釣り方で狙ってみると、より一層釣りを楽しめますよ。
ストラクチャーを意識して狙ってみよう
☝︎磯場はストラクチャーが多いので、ソイの釣果実績も豊富です!
クロソイはロックフィッシュの一つに分類される根魚。
そのため、クロソイが潜むストラクチャー付近にルアーを通すのがもっとも効果的です。
堤防であれば足元の基礎や壁ギワ。磯場であれば生え根の付近など、ロックフィッシュがつきそうな場所を狙ってみるようにしましょう。
レンジを意識するのがポイント
クロソイはレンジにシビアな魚です。
ついているレンジを理解するにはカーブフォールを使ったアプローチがオススメ。
リグをフォールさせながら、クロソイのバイトが出るレンジをカウントダウンしてみましょう。
その日のレンジがわかってからは、一定層を引けるただ巻きでも効率よく探ることが大切です。