釣り人のオリジナルレシピ!旬のカマスを絶品料理でいただきます

堤防で簡単に狙うことが出来る“カマス”は夏から冬にかけて長期シーズン楽しむことが出来るターゲット。ルアーに好反応を示し、ジグサビキでは大漁も夢じゃない魚です。今回は意外と知られていない冬に旬を迎える絶品カマス料理をご紹介したいと思います。

目次

アイキャッチ画像提供:釣り好きまっちゃん

カマスは絶品魚!

尖ったおちょぼ口が特徴的なカマスは、アジやサバと並び、身近な防波堤で釣れる好ターゲット。

今回は意外と知られていない、釣ってよし食べてよしのカマス絶品料理をご紹介します。

アカカマスが旬です

身近では夏に釣れるアオカマス(ヤマトカマス)、冬に釣れるアカカマス(本カマス)が有名どころ。

長いシーズン楽しめるターゲットですが、特に冬に釣れるアカカマスは味も良く、アオカマスに比べ高価で取引されています。

アカカマスを見分けるポイント

①背中にサバのような柄が入っていない

②背ビレと腹ビレの直線位置がズレている

③ウロコが手にくっつくほど明確にある

以上の3点が美味しいアカカマスの特徴です。

こいつが釣れた際は、ガッツポーズを決めましょう!

下処理編

調理の前にカマスの下処理を行っていきましょう。

魚の中では捌きやすい部類ですので、やられたことがない方もレッツチャレンジ!

ウロコと内臓を除去

まずはウロコを落としていきます。

お気に入りのがまかつのウロコ取り。ベロっと気持ちよくウロコが取れますよ!

頭を落としお腹を開けて内臓を除去してます。

胃袋にはベイトは6cmほどのイワシ。次釣行の参考になりますねぇ。

流水で血合いを取り除き、キッチンペーパーなどで水分を拭きとります。

大名おろしでOK

中骨の上に包丁を入れ、大名おろしで身を剥がしていきます。

三枚におろしたら腹骨をすきとりましょう。

これで調理の準備は完了です。

【王道】塩焼き

下準備が終わったらいよいよ本調理スタート!

今回は晩御飯に王道~創作料理の3品を作り、旬のカマスを堪能していきますよ。

振り塩

塩焼きにする場合は、エラと内臓のみを取り除く下処理行います。

ここがポイント!焼く前に、全体に振り塩をして10分ほど余分な水分を抜いてあげましょう。

この一工夫をするだけでカマスの臭みが無くなり、さらに旨みがギュッと凝縮されるんです。

焼き上げ

身に切れ目を入れ、再度塩を振ります。

ヒレは焦げ付きやすいので飾り塩を。

焦げ目がつくまで焼いたら完成です。

フワッとした優しい身にカマスの旨みが追いかけてくる。箸が止まりません。

秋の焼きサンマに引けを取らない美味しさ、キンキンに冷えたビールが進みます(笑)

【贅沢】焼霜造り

2品目はカマス本来の味を楽しめる“焼霜造り”にチャレンジします。

血合い骨を除去

血合い骨が残っているので指で確認しながら除去しましょう。

骨切りしてあげてもOKですよ。

皮ごと炙り

水分を取りバーナーもしくはコンロで皮目をパリッと炙り、氷水で粗熱を取り除きます。

上品な脂を堪能

お刺身サイズにカットして盛り付ければ絶品、焼霜造りが完成!

パリッと炙った香ばしさとカマスの脂見事にマッチ。

カボスとポン酢でサッパリ頂くのがまっちゃんオススメの食べ方ですぞ。

【創作】カマカマ

密かにマイブームになっているのが、カマスを贅沢にカマボコにして頂く、略して“カマカマ”と呼んでいる創作料理。

手間がかかりそうな料理に聞こえますが、本当に簡単なので是非お試しください!

フードプロセッサーへIN

皮を引いてフードプロセッサーへ投入。

塩を一つまみ入れてペースト状になればカマボコの素が完成。

ラップに包んで蒸していくっ

サランラップに包み、形を整えたらあとは蒸していくだけ。

蒸し器が無くても、鍋やフライパンで代用できますよ。

子供に大人気

ふわぁっと何とも言えない触感のカマスカマボコ。

塩だけで味がしっかり付いていて、子供達もノンストップで完食してくれました。

あっ、パパの分

ごちそうさまでした

カマスは本当に美味しく色んな料理に最適な万能魚です。

釣ってよし、食べてよしのカマスは身近な堤防で簡単に狙えますので、是非この機会に釣りも料理もチャレンジしてみてください。

カマスを釣るならこの仕掛け!

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