モアザン PE TW

モアザンPE TWを年間200日釣行の筆者が使い倒した赤裸々インプレ

ダイワから発売されたPEライン専用ベイトリール『モアザン PE TW』。このリール……本当にすごいんです。編集部ソルトアングラーが1年間200釣行を共にし、見えてきたこのリールのリアルなインプレッションをご紹介します。

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

1年間使い倒したリール『モアザンPE TW』

モアザン PE TW使用年数1年 / 釣行回数200回以上。

筆者が今年一年間、ほぼ全ての釣行で使い続けた愛用機『モアザンPE TW 1000XHL-TW』。

今回はこの一年の釣行を通じて感じた、正直なインプレッションをまとめていきたいと思います。

筆者の紹介

編集部 ソガちゃん編集部 ソガちゃん

夜な夜な釣りに出かける、編集部のリーマンソルトアングラー。

モアザンPE TWでは、シーバスやハードロックフィッシュ、青物などなど様々な釣りを楽しみました。

SW専用ベイトリール『モアザンPE TW』とは

モアザンPETW

?『モアザン PE TW』とよく合わせて使うのは『Gクラフト モンスターストリーム MSB-892-TR』。

2018年の年末に、ダイワのシーバス専用機種『モアザン(moathan)』シリーズから発売されたベイトリールです。

『スティーズ A TW』をベースとして、PEラインでの遠投専用のスプール&ブレーキシステムを搭載。ボディー全体の材質をアルミパーツ化し、感度/剛性感を向上しています。

ちなみに私が購入したのは『1000XHL-TW』。ギア比8.6(一回転巻き取り量91cm)とソルトウォーターゲームでは使いやすい、ハイギア設定のモデルを選びました。

ラインナップ

モデル名巻取り長さ
(cm/ハンドル1回転)
ギア比自重
(g)
最大ドラグ力
(kg)
糸巻き量
PE (号-m)
ハンドル長さ
(mm)
ベアリング個数
(個)
1000SH-TW757.119561.5-20010012/1
1000SHL-TW757.119561.5-20010012/1
1000XH-TW918.620561.5-20010012/1
1000XHL-TW918.620561.5-20010012/1

 

1年使い倒して気づいた“凄み”

安定感とキャパの広さ

モアザン PE TW
?爆風向かい風の中でキャッチした一本。向かい風で飛ばせれば、ベイトタックルならではの“ラインメンディングのしやすさ”が活かせます!

メカニカルの細かな調整はいりません。ダイアルを調整するだけで、安定したルアーフィーリングを手に入れることができます。

特に、強風向かい風といったシチュエーション。下位機種ではバックラッシュが多発してしまいますが、モアザンであれば、臆することなくキャストできました。

またロッドにもよりますが、5グラム台の軽量プラグでもキャストできる“キャパシティの広さ”に救われた日も多かったです。

(軽量プラグの飛距離では、BFS機などを使った方が飛びますが……。フォロー用のルアーとして持ち込むには十分という印象です。)

剛性がとにかく強い

ロックフィッシュのヒットシーン

?フルドラグでのパワーファイトが必要なロックフィッシュゲーム。剛性が強ければ強引に魚を寄せることも可能です。

ストラクチャーに囲まれたシチュエーションでの大型魚のヒットであっても、リールのたわみを気にすることなく強引なやりとりをすることも可能です。

太糸を使いやすいベイトタックルならではのメリットも十分に活かせると思います。

とにかく遠くに飛ばせる

モアザン PE TW

?30グラムのメタルジグであれば、100メートル近いロングキャストも可能。最後のひと伸びが違います。

『モアザン PE TW』最大の魅力は、飛距離にあります。

同じPEラインを使用した『スティーズ A TW』と飛距離比較してみたのですが、『モアザンPE TW』のほうが5〜10メートル以上は安定して飛距離を稼ぐことができました。

30グラムのメタルジグであれば、100メートル程度のロングキャストも可能なので、もはやスピニングリールに引け劣らないと言っても良いでしょう。

愛用機だからこそ語りたい“ダメ出し”ポイント

PE 1.5号 200メートルは巻けない

モアザン PE TW

?使用しているラインは『バリバス ハイグレードマーキング PE 1.5号』。写真はラインが消耗した状態なので、参考までに。

スペック表記通り『PE 1.5号』のラインを200メートルを巻くと、PEラインがボディーに接触しそうになります。

この状態では、ロングリーダーを組むことができなくなってしまうので、スペック表記より短めに巻くのがオススメです。

ちなみに『PE 1.5号』であれば、170メートル程度が使い心地的にもちょうど良かったです。

ボディー内部に水が入る

モアザン PE TW

?構造上仕方ないのですが、ギアボックスに水が侵入できる穴が各所にあります。

大抵のベイトリール共通の課題でもありますが、ボディー内部への水の浸入は避けられません。

釣行後の塩抜き〜完全乾燥や、定期的な内部洗浄とグリスアップは欠かすことのないようにしましょう。

ハードユース時のギア馴染み

モアザン PE TW

?上:スティーズ A TW | 下:モアザン PE TW

ギアの素材が『スティーズ A TW』と異なるため、巻き心地に違いがあります。

特に『スティーズ A TW』をハードユースした時に出てくる、ギア馴染みによる“ヌメッ”とした巻き感は、得られにくいと感じました。

ただし決して『モアザン PT TW』の巻き心地が悪いというワケではなく、あくまで好みが別れそうという印象です。

もう一台欲しくてたまらない

PEライン専用ベイトリール『モアザン PE TW』。

間違いなく「ベイトリールはここまで進化したのか……。」と体感できる製品の一つだと多います。

また他のハイエンドリールと比較すると、実売価格が安いことも魅力の一つ。これからベイトリールを選ぼうとしている方がいれば、ぜひ候補の一つにあげてみてください。

実売価格のチェックはこちら

ダイワ モアザン PE TW 1000XHL-TW

ギア比:8.6:1
自重:205g
最大ドラグ力:6kg
巻取り長さ:91cm
PE糸巻量(号-m):1.5-200

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