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シーバスが釣れないからの脱却!初心者がはじめての1尾をキャッチするまでの最短ルート(2ページ目)

シーバスは明暗部!

明暗部のシーバス捕獲率が高い理由は2つ。

「ベイトが集まりやすいこと」「シーバスが身を隠せること」です。
小魚は光に集まる習性があります。魚だけではありません。エビなどの甲殻類や、バチ類も多く見かけます。そのベイトを狙ってシーバスが集まるというわけですね。

さらに集まったベイトを捕食するための隠れ家があり、釣れる方程式が成り立っています。

要は「ただ魚がいるだけではなく、捕食を意識したシーバスが多い」から明暗部は釣れるんですね!

シーバスが釣れる明暗部の選び方

明暗部と言えど、河川には多くの橋が架かっておりポイントは数多く存在します。
シーバスは思った以上に上流まで登る習性があるので、満潮である程度水深があるエリアであれば上流部もチェックが必要です。
そうなるとかなりの範囲になりますよね。無数にある橋脚の中でも、特徴をしっかり掴み「良い明暗部」を見極める必要があります。

①橋脚の高さ、電灯の種類に注目

私の場合は橋脚の高さと電灯の種類で絞ります。
橋脚の高さが低ければ低いほどシェードの色が濃くなります。シェード部が暗いほどシーバスは身を隠す事ができるため、優位になるわけです。
また、常夜灯はLEDより白熱球の電灯の方が光の広がりがスポット的で明暗がはっきりする分、シーバスがピンポイントに着く可能性も高いです。
高さが低くて、白熱球が使われている橋脚を探ってみましょう!

②橋桁の構造が複雑な場所ほどアリ

見落としがちなのが橋脚の構造です。特に橋桁の水に浸かっている部分がどうなっているかが重要です。

シーバスはストラクチャに身を寄せる習性があるため、身を隠しやすい構造の方が付きやすいですね。
私の攻めるエリアでも橋桁の補強のされ方に違いがあって形もさまざまです。

また、ルアーを巻ける方向に対しシーバスがベイトを追い込みやすい構造になっていると良いですね。

③周囲の地形やストラクチャが釣果の肝

明暗部周辺の地形や岩、構造物もチェックしましょう。砂地の場合は橋脚直下の地形が掘れていたり、港湾部ではテトラが沈んでいる事もありますね。
根掛かる危険性は増えますが、より複雑な地形・構造なほどシーバスがいる確率はあがります。杭が1本立っているだけでもシーバスの反応が違ったりします。
夜は周囲が詳しく見えない事が多いので日中の潮が引いた時間にチェックすることが重要です。

④橋脚周辺のベイトどうやって探す?

ベイトの数も明暗部での釣果に直結します。シーバスのストック量が多く安定した釣果実績がある場所はいいのですが、年によってベイトの量にはばらつきがあります。
特にベイトの入り方が少ないエリアでは、ベイトフィッシュの魚影が重要になってきます。橋脚周辺だけじゃなく、橋と橋の間の広いエリアのベイト量も見て判断しましょう。
特に下げ潮にのってベイトが落ちてくるパターンが多いので、上流側にベイトがいる事は重要になります。

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