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衣浦のシーバスは良型揃い!通い詰めたプロアングラーがポイントの特徴を解説(2ページ目)

衣浦湾ってどんな場所?


シーバスフィッシングの基本です。

まずはエリアの特徴を掴む事が大切ですね。シーバスエリアとして、衣浦湾の特徴について解説します。

豊富なポイント数


衣浦湾エリアには太い本流と、そこに流れ込む多くの支流が存在します。

安定して魚がいるのは本流ですが、ベイトが支流に入ると釣りやすく、爆発することもあります。

どちらを狙うか……日々のフィールド観察が重要ですね。

おかっぱりが中心


衣浦湾は護岸された場所が多く、おかっぱりからの釣りがしやすいフィールドがほとんど。

ウェーディングが可能な場所もありますが、川底がヘドロの場所が多く、慣れた方でないと危険です。

それよりも干満差によって足元護岸が干上がるタイミングでエントリーできる場所も多く、長靴などあると便利ですね。

シャローエリアが多い


冒頭で「巨大な川」と表現しましたが、中流域から上はほぼシャローエリアになってきます。

干満差で干上がる場所も多く、干潟のような場所もあります。逆に言えばポイントの特徴を目で見て確認できるということ。

干潮時にポイントへいって、ブレイクやストラクチャなどを観察する事が釣果を伸ばすのに役立つでしょう!

濁りが強い

衣浦湾は川底が泥で、流れが強いわけでもありません。つまり、濁りの強い水質ということですね。

また上流部や支流付近は田畑も多く、そこから流れてきた水も混ざります。

雨の影響も受けやすいので、釣行時の天候のチェックは入念に行いましょう。

ワンポイントアドバイス


はっきり言えば、レンジとカラーが重要なエリアです!

使用するルアーはミノーなら表層~40cmを巻けるもの。バイブレーションでも軽めで上のレンジをひけることが必須となります。

またおかっぱりの釣りが多くなるので、飛距離も絶対的。

濁りが強いエリアなので、デイゲームであれば金系のフラッシングが強いものが外せません。

ルアー選択においては「飛距離」「浅いレンジ」「濁りに強いカラー」こういったキーワードが大事ですよ。

衣浦湾のベイトの種類は?


衣浦湾は1年を通してシーバスフィッシングが楽しめるフィールドです。

早春のバチパターンから、晩秋のイナッコパターンなど季節に応じたパターンでシーバスが狙えます。

厳寒期は産卵絡みの大きなシーバスは落ちてしまいますが、産卵に絡まない魚は狙えますよ。

季節のパターンについて


衣浦湾もシーバスのシーズナルパターンが色濃く出る地域です。

季節に応じたエリア・ルアー選択で、パターンに対応しましょう。

※シーズナルについてはTSURI HACKの記事にて解説をしています。

代表的なベイト=シーズナル

春:マイクロベイト/バチ/アミ


夏:イナッコ/ハゼ

秋:イナッコ/サッパ、コノシロ、カタクチイワシ、モエビ

冬:イナッコ

ワンポイントアドバイス②イナッコパターンを身に付けよう!


マイクロベイトやバチのシーズンは衣浦湾の中でも下流域から始まっていきます。

また、カタクチイワシが回遊すると数釣りになる展開が多く、サッパやコノシロがまわると大型のシーバスが付くことも多いです。

ただ私の経験値からすると、それらのベイトがおかっぱりポイントから狙える場所に居座るのは本当に一瞬のタイミングである事が多く安定釣果の鍵は「イナッコパターン」を攻略することです。

追われるような動きをするイナッコを探すのが釣果の近道です!

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