シーバスルアーのカラー選択術!プロアングラーが現場経験から導いた“外せないカラー”とは

2019/09/03 更新

シーバスルアーのカラーは、各メーカー単位で無数に存在します。どれを買えばいいのか分からない。どのタイミングでカラーチェンジをするのかが分からない。という方のために、私『内田聖』が現場で培ったカラー選択術を記事にしました。悩めるシーバスアングラーのみなさん、ぜひ参考にしてみてください!


アイキャッチ画像提供:内田 聖

今回はルアーカラーについて


今回はシーバスフィッシングにおけるルアーのカラー選びについて、基本的な知識や自分なりの経験も踏まえた解説をしていきます。

もちろん、ルアーカラーについては一般的な知識を身に着けただけではすぐに結果が出るというものでもありません。

現場回数をこなしカラーローテーションして実績をあげる過程の中で、その理論に裏付けが出てくると思います。

だからこそ、まずは基本をおさえる事が重要なのです!

カラーを“大枠”で抑える

今やルアーには無数のカラーラインナップがあります。やみくもに選んでもなかなか釣果には結び付きませんね。

まずは「カラーの大枠」とそれぞれの用途をおさえる所から始めましょう。

私の場合は大枠として、ナチュラル系・ゴールド系・チャート系・クリア系・その他といった感じで大別しています。

①ナチュラル系


ルアーの下地に光を反射するシルバー系・ホログラム貼りや、メッキ処理されたものをベースに、『魚に近い見た目』というイメージですね。

ホログラムの種類も縦ホロ、レンズホロ、マグマホロなどいろんなタイプがあって、反射が変わってきます。

攻めるエリアのベイトに合ったカラーを使いましょう。

②ゴールド系


ホログラムやメッキの下地がゴールドのカラーです。

有名なのはグリキン。アカキンと呼ばれる背中に、グリーンや赤を配色したものがありますね。

主な用途としては水が濁っているとき。ゴールド系の反射は濁りの中でも強烈にアピールしてくれます。

都市部の港湾など万年濁っているような場所やデイゲームで使い易いカラーです。

③チャート系


透けたり、反射したりしない、いわゆるソリッド色です。

ホワイトボディにバックが黄色が配色された「チャートバック」や全身黄色の「マットチャート」などが有名ですね。

最大の特徴は夜間の視認性が良いこと。これは人の目からも魚の目からも言えるでしょう。

光量の少ない所での使用がメインですが、日中のシェード部などの実績も高い万能カラーです。

④クリア系


透き通った配色のもの。完全に塗装のない透明の樹脂そのままのもの(フルクリア)、チャート系の透けたカラーを塗装したものなどがこれに当たります。

ナチュラル系のような反射もなく、チャート系のように目立つ事もありません。

クリアカラーは存在感のなさが最大の武器です。

都市部でアングラーが多い地域や小場所での釣りなど、ルアーを見切られがちなタフコンディションの時、実績の高い色です。

⑤その他


上記のどれにも属さないものもあります。定番カラーを幾らかあげると

・レッドヘッド:オールドルアーから人気の定番色。頭が赤い事で後ろからエラのように見える……などと言われますね。

・コットンキャンディ:魚のボディに見られる七色の虹のような光を再現したもの。一見派手に見えるナチュラル系カラー。

・ブラック系:黒はシルエットがはっきりするので、濁りの中でもくっきり見えるカラー。

あくまで大枠でOK

ベイトに傾倒している時はナチュラル系、水が濁っている時はゴールド系、光量が少ない時はチャート系、タフコンディションの場合はクリア系。

大枠がないと選択肢が多すぎてしまいます。まずはここをおさえておきましょう。

内田流!絶対に外せないカラーはコレ


同じルアーでカラーを変えるのは、反応するカラーを探す時や、魚にルアーを飽きさせないようにする時です。

といっても、後者は頻繁にある訳ではありません。大切なのは、反応するカラーを探す時でしょう。

ここからは私の現場経験からの記述になります。少しでも皆さんの現場にマッチするカラーを選ぶ材料として役立つ事ができればと思います。

実績のクリアカラー

ナイトゲームでの使用頻度でいえば、クリアカラーがダントツに多いです。写真は私が最も信頼するクリアカラーの「CHモヒート」。

アピールが弱いカラーは最後。というのが一般的……ですが、私はクリアカラーを先に持ってきます。

“釣れ続ける”という意味では、クリア系が一番かもしれません。


タフコンでも1本が取れる! 私の場合、CHモヒートには抜群の信頼を置いています。

“追い食い”のダスト系


銀粉など、粉末塗装されたカラーですね。

ホログラムのような「ギラリ」とした反射ではなく、広範囲の視認性はありながら、距離が短い反射のイメージです。

アピールの弱いルアー×ダスト系の組み合わせは、ナイトゲームの組み立てに必ず入れています。


ナチュラルさもありながら、しっかりアピールをしてくれるカラー。

追い食いが多い印象で、ルアーがガッツリ口に入っていることも多いです!

上下シルエット色+暗めのメッキ


上下をシルエットがはっきりするカラーで挟まれており、中央部がシルバー系の暗めのメッキが入ったカラー。

ボディ全体のシルエットははっきりしていながらも、強い反射が常に発動されているわけではなく、時折「ギラリ」という反射を発生します。

常に目立つというより、切り替えるように発生する一瞬のフラッシングが効果的に感じますね。


毎年このカラーの実績は多く、外せないカラーとなっています。

チャートのワンポイント


ベイトと同じような波長のカラーより、ワンポイントで差がでるケースも存在します。

ベイトが多い時などは、ワンポイントが捕食の決め手になるようなイメージですね。

アングラーからもルアーの位置を掴みやすく、使いやすいカラーです。


アカキン×チャートの組み合わせは外せません!

迷ったらチャートバックシルバー


迷った時のチャートバックシルバーです。

チャートバックシルバーはナチュラル系とシルバー系の合わせ技。私の場合、シーバスの実績だけでなくクロダイの実績も高いカラーです。


ひとつ持っておけば、ナイトにもデイにも使える万能カラー!

ローテーション術


私の場合、ナイトゲームではこういったローテーションをしています。

①少し派手めのカラーの入ったクリア系

②ゴールド系(グリキン・アカキン)

③シルエット色+暗めのめっき

④ナチュラル系・ダスト系

考え方としては、反応の得やすいクリア系で探り、反応があり、釣れ続ける場合はそのままクリア系でローテします。

追いかけないならゴールド系で広めのリアクション狙い。それでダメなら瞬間的なリアクション狙い。

最終的にはナチュラル系・ダスト系でよりベイトライクなカラーで聴いてみる。

但し、その年に実績が高いカラーがあれば、そのカラーを最初に持ってきます。

カラー選択への探求は止まらない


カラー選択に正解はありません。

何よりも、“自分なりのパターン”を築きあげることが大切です。

自分の意志でカラー戦略を組み立て、実績を積み上げる。それがきっとあなたのシーバスフィッシングになるはずですよ!

筆者の紹介


内田聖
愛知県在住。愛称はウッチーダ。仕事・家庭・釣りと3足のわらじを履き、日々奮闘中のサラリーマンアングラー。

APIAではプロスタッフ、BlueBlueではフィールドテスターと2社を兼任。イベントなどではトークショーを担当することも。

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内田 聖
内田 聖

内田聖 1981年7月25日生まれ。鹿児島生まれ、鹿児島育ち。2004年愛知へ移住。普段はごく普通のサラリーマン生活を送りながら、空いた時間でソルトルアーフィッシングを楽しむ。2011年よりAPIAフィールドテスター、BlueBlueアドバンステスターを兼任。ターゲットはシーバスをメインにクロダイ、メバルといった季節に応じた旬の魚を追いかける。

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