内田流!絶対に外せないカラーはコレ
同じルアーでカラーを変えるのは、反応するカラーを探す時や、魚にルアーを飽きさせないようにする時です。
といっても、後者は頻繁にある訳ではありません。大切なのは、反応するカラーを探す時でしょう。
ここからは私の現場経験からの記述になります。少しでも皆さんの現場にマッチするカラーを選ぶ材料として役立つ事ができればと思います。
実績のクリアカラー
ナイトゲームでの使用頻度でいえば、クリアカラーがダントツに多いです。写真は私が最も信頼するクリアカラーの「CHモヒート」。
アピールが弱いカラーは最後。というのが一般的……ですが、私はクリアカラーを先に持ってきます。
“釣れ続ける”という意味では、クリア系が一番かもしれません。
タフコンでも1本が取れる! 私の場合、CHモヒートには抜群の信頼を置いています。
“追い食い”のダスト系
銀粉など、粉末塗装されたカラーですね。
ホログラムのような「ギラリ」とした反射ではなく、広範囲の視認性はありながら、距離が短い反射のイメージです。
アピールの弱いルアー×ダスト系の組み合わせは、ナイトゲームの組み立てに必ず入れています。
ナチュラルさもありながら、しっかりアピールをしてくれるカラー。
追い食いが多い印象で、ルアーがガッツリ口に入っていることも多いです!
上下シルエット色+暗めのメッキ
上下をシルエットがはっきりするカラーで挟まれており、中央部がシルバー系の暗めのメッキが入ったカラー。
ボディ全体のシルエットははっきりしていながらも、強い反射が常に発動されているわけではなく、時折「ギラリ」という反射を発生します。
常に目立つというより、切り替えるように発生する一瞬のフラッシングが効果的に感じますね。
毎年このカラーの実績は多く、外せないカラーとなっています。
チャートのワンポイント
ベイトと同じような波長のカラーより、ワンポイントで差がでるケースも存在します。
ベイトが多い時などは、ワンポイントが捕食の決め手になるようなイメージですね。
アングラーからもルアーの位置を掴みやすく、使いやすいカラーです。
アカキン×チャートの組み合わせは外せません!
迷ったらチャートバックシルバー
迷った時のチャートバックシルバーです。
チャートバックシルバーはナチュラル系とシルバー系の合わせ技。私の場合、シーバスの実績だけでなくクロダイの実績も高いカラーです。
ひとつ持っておけば、ナイトにもデイにも使える万能カラー!
ローテーション術
私の場合、ナイトゲームではこういったローテーションをしています。
①少し派手めのカラーの入ったクリア系
②ゴールド系(グリキン・アカキン)
③シルエット色+暗めのめっき
④ナチュラル系・ダスト系
考え方としては、反応の得やすいクリア系で探り、反応があり、釣れ続ける場合はそのままクリア系でローテします。
追いかけないならゴールド系で広めのリアクション狙い。それでダメなら瞬間的なリアクション狙い。
最終的にはナチュラル系・ダスト系でよりベイトライクなカラーで聴いてみる。
但し、その年に実績が高いカラーがあれば、そのカラーを最初に持ってきます。
カラー選択への探求は止まらない
カラー選択に正解はありません。
何よりも、“自分なりのパターン”を築きあげることが大切です。
自分の意志でカラー戦略を組み立て、実績を積み上げる。それがきっとあなたのシーバスフィッシングになるはずですよ!
筆者の紹介
https://instagram.com/p/BlaX7wQhxms
内田聖
愛知県在住。愛称はウッチーダ。仕事・家庭・釣りと3足のわらじを履き、日々奮闘中のサラリーマンアングラー。
APIAではプロスタッフ、BlueBlueではフィールドテスターと2社を兼任。イベントなどではトークショーを担当することも。