ヤマビルが靴についている写真

渓流、湖沼はヒルに注意!手軽にできるヤマビル対策とは?

2022/10/20 更新

渓流、湖沼で気をつけなければならない害虫【ヤマビル】。蚊と同じような吸血性があり、一度噛まれると血が止まらなくなってしまう厄介ものです。また、痒みやじんましん、発熱などを引き起こす可能性もあります。今回はそんなヤマビル対策の方法をご紹介します。

目次

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ヤマビルってどんな害があるの?

ヤマビルに噛まれた

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渓流、湖沼での釣りで注意が必要な『ヤマビル』。蚊と同じような吸血性があるものの、吸盤の細かい歯で皮膚を切り裂くため、吸血の際に痛みを感ないため、気がつくと血だらけになっていることがある厄介な害虫です。

なぜヤマビルに吸われると血が止まらなくなるのか?

ヤマビルが吸血中に出す、ヒルジンという物質の影響で、血が止まりにくく吸血に気づかず1時間以上にわたり血が出血するような事例も珍しくありません。

吸血後はかゆみが出やすく、症状によっては1ヶ月ほどの長期間のかゆみ、じんましん、発熱などに発展する可能性もあるなど……。 釣り人を悩ませる害虫の代表格ともいえます。

ヤマビルが人に吸い付く方法

ヤマビル

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ヤマビルは、草の影などに隠れながら吸い付く人や動物を待ち構えています。

ヤマビルには人の体温、二酸化炭素などを察知するセンサーのような機能が備わっており、これらを手掛かりに獲物を探します。

素早く動くことはできないため、体を伸ばして待ち構え、近くにやってきた獲物に吸い付きます。

ヤマビルが活発に活動する時期

ヤマビルの時期

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ヤマビルは気温が20度を超えると活動をはじめます。

特に気温が25度を超える夏場はもっとも活発に動きまわる時期。湿気を好む習性もあるため、雨が多く気温が上がる梅雨の季節がもっとも危険です。

近年は季節外れの猛暑も珍しくないため、釣りや登山などで山に入る方は4月から11月ごろまで注意が必要です。

ヤマビルに注意が必要なシーン

ヤマビル

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釣りは水辺で楽しむ趣味であるため、必然的にヤマビルと接触するシーンが多いです。

ここではそんな釣りの中でも特にヤマビルを警戒しなければいけないシーンについて見ていきます。淡水での釣りをメインに楽しんでいる方は要チェックです!

渓流釣り

渓流

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山奥まで沢登りをして釣りを楽しむ渓流釣り。

大自然を満喫できる至高の釣りですが、静かな山の中にはヤマビルが獲物を狙って潜んでいます。

沢登りをしている際はもちろん、草薮に立ち込んで釣りに集中しているシーンはヤマビルにとって絶好の獲物になってしまいます。

湖沼

湖沼

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バスフィッシングなどのメインフィールドとして人気の湖沼。特にメジャーなスポットでは、竿抜けのエリアを探すために藪漕ぎをしてポイントを探す方も多いでしょう。

渓流釣りに比べると軽装で楽しむ方も多い釣りなだけに、ヤマビル対策はしっかりと行いましょう。また、田んぼや沼地を好んで生息するチスイビルにも注意が必要です。

手軽にできるヤマビル対策

ヤマビルの対策には、ヤマビルを身体に寄せない方法とヤマビルの吸血をされにくくする方法の2種類が存在します。

専用の対策グッズを用意しなくても、ちょっとした工夫で対策ができるため、渓流や湖沼に近づく機会の多い釣り人はぜひチェックしてみてください。

塩でヤマビルを寄せ付けない

塩

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▼ 塩を靴に塗る、吹きかける

ヤマビルは塩を苦手としているため、濃度20%以上の塩水を吹きかけるだけで効果があります。

持続力は期待できないため、スプレーボトルなどに塩水をいれて用意しておき、釣りや藪漕ぎの際に、その都度吹きかけることでその効果を高めることができます。

▼ 塩水漬けにした下着を着用する

ヤマビルは下着や靴下などに侵入して吸血することも珍しくありません。対策には事前に塩水につけて乾燥させた下着や靴下を用意しましょう。

ヤマビルの下着への侵入を防ぐことはもちろん、体に寄せ付けにくくする効果も期待できます。

衣類で肌を隠す

下着

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▼ 首元まで隠す

夏場は気温の高さから首元を露出する方が多いです。タオルなどで首元を隠すことで、ヤマビルが吸い付くリスクを軽減できます。タオルを巻く際は下着と同様に塩水につけて乾燥させたものがより効果的です。

▼ 厚手の下着を選ぶ

薄手の下着を履いていると、下着の上からヤマビルに吸血されてしまうことも珍しくありません。特にヤマビルがつきやすい足元は厚手の靴下を必ず着用し、しっかりと予防しましょう。

▼ スパッツ / ストッキングを着用する

男性はなかなか着用する機会のないスパッツやストッキング。

薄手のアイテムではありますが、地肌に比べるとヤマビルの吸血を防ぐ効果を期待できます。アウトドアブランドからリリースされているスパッツは男性でも取り入れやすいおしゃれなデザインのものも多いです。

▼ 袖、裾に隙間を作らない

袖や裾の隙間は、ヤマビルが吸血のために侵入する入り口になります。

そのためズボンの裾は必ず靴の中に入れ、ヤマビルの侵入経路を絶ちましょう。またウェアには袖の開閉がしっかりできるものを着用することも大切です。

ヤマビル対策に持っておきたいおすすめアイテム

頻繁に釣りに行く方は手軽な対策だけでなく、専門的な対策アイテムがおすすめ。

衣類でしっかりと肌を隠し、対策アイテムを使用すれば危険なヤマビルのリスクを最小限に抑えることもできますよ。

株式会社エコ・トレード ヒル下がりのジョニー 140ml

ヤマビル対策に使えるヒル除けスプレー。着用するシューズなどに吹きかけるだけで、ヒルを寄せ付けない効果を発揮します。

科学物質を使わない自然に優しいアイテムなので、フィールドに持ち込んでマメにスプレーすることでその効果も倍増です。

株式会社エコ・トレード ヒル下がりのジョニー 140ml

【指定第2類医薬品】液体ムヒアルファEX 35mL

ヤマビルに吸血されてしまった方におすすめのアイテム。かゆみの残る患部に塗ることで、症状を緩和することができます。

発熱やじんましんなどの症状がでている方は専門の医療機関へ必ず行きましょう。

【指定第2類医薬品】液体ムヒアルファEX 35mL

消毒用エタノールIP ケンエー スプレー式

強力なヤマビル対策アイテムとして知られているアルコール。

水で薄めたものをシューズや衣類にスプレーすることで、ヤマビルに対して抜群の効果を発揮します。

しかし環境には悪影響であるため、フィールドでマメにスプレーすることは厳禁です。

消毒用エタノールIP ケンエー スプレー式

伯方の塩 1kg

ヤマビル対策の定番アイテム。20%以上の濃度の塩水を作り、スプレーとして吹きかける方法がもっともお手軽です。

下着や靴下を事前に塩水に漬け込み乾燥させることで、吸血のリスクも最小限に抑えられます。

価格も非常に安価であるため、手軽にヤマビル対策をしたい方にはもっともおすすめです。

淡水の釣りにはヤマビル対策が必要不可欠!

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渓流は湖沼はもちろん、藪漕ぎなどをしてフィールドにエントリーする釣りは必ずヤマビルのリスクがつきものです。蚊と違い、吸血されている時に痛みを感じないため、気づかないで大量の血が流れていることも珍しくありません。

塩を使った手軽な対策方法もありますが、頻繁に釣りにいかれる方は専用の対策アイテムを必ず用意しましょう!

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