ゴールデンウィークに特別な1日を
ゴールデンウィーク(大型連休)。お休みの日数は人それぞれでも、「折角のゴールデンウィークに特別な1日を過ごしたい」と考えている人は少なくないはず。
今回は、釣り未経験者でもリーズナブルに楽しめる、ダイソー竿を使った淡水での小物釣りをご紹介します!
そもそも「小物釣り」とは?
小物釣りとは「のべ竿・糸・ウキとウキ止め・オモリ・サルカン・針」といったシンプルな仕掛けを用い、最大でも10センチ程度の小さな魚を狙う釣りです。
どこでどんな魚が狙える?
釣りが初めての方は、ため池・小川・用水路と言った水の流れがあまり速くないフィールドがおすすめです。
そこでは、小フナ・ブルーギル、小さい針を使えばモツゴ・タナゴといった様々な魚を狙うことができます。
ダイソーで手に入れた釣具はコチラ
竹竿セット
ダイソーで販売されている竹竿。上下に分かれているので接続部位を差し込み、連結させて使用します。糸とウキ、オモリと針がセットになって110円(税込)です。
予備の針
針が根掛った際の予備の針や、魚が小さい時の為に小さい針もあると安心です。
ダイソーには、フナ針・袖針といった針がありますので、その中から出来るだけ小さい物を選んでみて下さい。
バケツ・針外し
釣れた魚を入れるバケツや、針を飲まれた際、魚から針を外す為の針外しもあると便利かもしれません。2つともダイソーで手に入れることができます。
餌は釣具屋で用意できればベスト
釣り餌は100円ショップでは販売していません。手堅く魚を釣るなら、釣り用の餌を選ぶのがベスト。練り餌や赤虫などを用意しましょう。
どうしても虫エサが苦手!という方は、チクワや魚肉ソーセージ等でも釣る事が出来ます。
マルキュー 万能ねり餌
糸を結ぶ
竹竿の先端には糸を結ぶためのアイがあります。仕掛けを竿に結ぶには「ユニノット」といった結び方がオススメ。
また、水面まで高さや距離のある釣り場で釣りをする場合は、付属の糸だけでは短い可能性があります。
念のため予備の糸を用意し、糸と糸との連結させる結び方を覚えておくと良いでしょう。
▼【動画で解説!】竿先に糸を結ぶ
▼【動画で解説!】糸と糸を連結する
釣り開始の前に……。
釣りのポイント(釣り場)選びも必要ですよね。中には釣り券の購入が必要な場所や、釣りが禁止になっている場所、ブラックバス・ブルーギルといった外来魚のリリース(再放流)が禁止されている釣り場もあります。
インターネットを利用したり現地の看板などを確認したりして、事前に釣り場情報を確認しておいたほうがいいでしょう。
こんな所に魚が居るかも
水面を覗いて魚が見える場所なら良いのですが、そんな場所ばかりではないかもしれません。釣り場に着いて、どこに釣り糸を垂らしたら良いのか迷うことも。そんな時は、次のような場所を試してみてください。
池や川のポイント
■ 橋や草木などの陰・杭や倒木などの付近
■ 石が沈んでいる・テトラが沈んでいる場所
■ 水の流れ込み・落ち込み・水門
■ 堤防・護岸の際
水の流れ込みや落ち込み、水門付近は水中の酸素が多くなるため魚が集まりやすい場所です。
また、橋や木などでできる日陰の下には暑い陽射しや外敵の目を避けるために魚が居つきやすくなります。
さらに、視認しづらい水中にも意識を向けてみましょう。石や木ゴロゴロ沈んでいる場所や水深が変化する駆け上がりなどは、魚の隠れ家や餌場になりやすいため狙い目です。
餌のつけ方を工夫しよう
釣りを開始したものの、なかなか釣れない……。
そんな時は釣り餌のつけ方を工夫してみましょう。狙う魚が小さい場合、大きな餌を付けてもなかなか釣れません。
針の先にちょっとエサを付け、餌が取れてしまわないように注意しながら優しく水中に投入します。
また、ウキから針までの距離が短すぎると、底にいる魚まで餌が届きません。ウキから針までは十分に距離を取ってみましょう。
浮きが沈んだらチャンスです!
竿を10センチくらい上にあげ、竿を立てて魚を手前にゆっくりと寄せてキャッチしたら、針外しやペンチを使って針を外してあげてください。
安くて手軽に楽しめる!
今回は取材の為に、近所のため池で実釣してみました。釣れたのはブルーギルでしたが、5〜10分という短時間に2匹釣れました。
初心者でも楽しめる100円ショップの釣具を使った小物釣り。釣りは非日常を体験することができる魅力的なアクティビティです。自然の中で釣り糸を垂らし、新年度の疲れを一旦リフレッシュしてみませんか?
釣り場はみんなのものです。
持ち込んだものやゴミは、必ず持ち帰りましょう!
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