バスブームが残した遺産「グランダールアー」を君は覚えているか?

2019/03/04 更新

見た目に似合わない性能で、当時ちびっ子から大人まで爆発的人気を誇っていた「グランダールアー」。よく知っている世代も、はじめましての世代も。その世界観とルアーたちは永遠に不滅です。


ブームを引きずる“世代”に捧ぐ。

グランダールアー
こんにちは。

編集部・Tです。

TOPのサムネイル(画像)を見て

「おッ?」とか「懐かしい~」なんて思いながら

記事の中に入ってきてくれた方々。

おそらく僕と時を同じくして、「バス釣り」にのめり込んだ世代ではないでしょうか?

BANDAIが送り出した「おもちゃ」と「釣具」の中間地点

グランダールアー
この一風変わった、“コミカルな世界観を醸し出すルアー”が発売されたのは、今からおよそ20年ほど前。

世間はバスブームの真っただ中でした。(知らない人はググってみよう)

そして当時の子ども達は、「グランダー武蔵」(コロコロコミックで連載されていた釣り漫画)に夢中だったんです。

▼グランダー武蔵について復習したい方はこちら。



▼ちょうど初代「アンタレス」が話題沸騰だった時でもありました。



グランダールアー
そんな漫画の世界から登場したのが、この「グランダールアー」。

しかし、おもちゃメーカーから発売されているとはいえ、その造りやアクションは実釣性十分。(らしい)

ミラクルジム(村田基さん)のプロモーション力も手伝い、小学生を中心にバカ売れしていました。

ちなみに“グランダー”とは、1000ポンド以上(約450㎏)のカジキを釣った人に与えられる称号のことだそう。(←バスじゃないんかい!)

▼そういえば、山下健二郎さんにインタビューした際も、自身が「グランダー世代」であると語ってたのが記憶に新しいです。


そんなグランダールアーを“まじまじ”と。

1年をかけて地道に中古屋で集めた、延べ9個・6種類のグランダールアー。

あの頃の懐かしい記憶とともに、その世界へご案内しましょう。

 

【次ページ:そのカッコよさに“骨抜き”】


スケルトンG(スケルトンナイン)

グランダールアー
グランダー武蔵の主人公・風間武蔵が使いこなすクランクベイト。

なんともハロウィーン感の強いスカルデザインが、一度見ると頭から離れません。(厨二臭がヤバイ)

個人的にグランダールアーを代表するのが、この「スケルトンG」なんじゃないかと思っています。

グランダールアー
▲ちなみに、頭に“Gマーク”が入っていると「スケルトンG」。刻印なき場合は「スケルトンナイン」。モノは同じでも名前が変わります。

グランダールアー
▲しっかりとした凹凸で表現された「骨」。わざわざ型を起こしたと思うと、中々バブリーな所業。

グランダールアー
ハーフラウンド(スクエア?)リップで、付き角度は緩め。おもったよりもしっかり潜りそう。

もったいなくてまだ使ってないんですが、シーズン来たら一日クランキングしてみたいです。

グランダールアー
▲“派生モデル”という表現が正しいのかわかりませんが、「スケルトンミノー」というのも存在します。

ネーミングからして、ロングビルミノーに分類されるんでしょう。ちょっと小学生にはハードル高い(笑)

 

【次ページ:イルカじゃないよ。シャチなんです。】


オルカイザー&キングオルカイザー

グランダールアー
こちらもスケルトンGと同じく、風間武蔵が操るペンシルベイト。

写真右が「オルカイザー」。左が「キングオルカイザー」です。

ナチュラルなドックウォーク(首振り)アクションを演出します。

シャチがモチーフとだけあって、おったてた背びれがカッコイイ。

グランダールアー
▲反対側にもローマ字で『GRANDER MUSASHI』。アクションより自己顕示欲のほうが強めっす。

グランダールアー
▲おそらく筆塗りなのか、塗装はハミ出しまくり。絶妙なおもちゃ感も魅力なのかな?

グランダールアー
▲おでこには、アトムみたいなマークが。

使ってみた感じは、いたってフツーのペンシルベイト。見た目にオリジナリティがあるから、ご愛嬌というところですね。

ギガバスクランク

グランダールアー
主人公の友人であり、ライバルでもある「カールアマン」が使っていたクランクベイト。

キカイダーや80年代の映画を思い出させる、“メカメカしさ”が何よりの特徴。

それもそのはず。漫画では、カールアマンはサイボーグという設定。

その彼が操るルアーということで、こんなデザインが施されているというわけです。

グランダールアー
▲なんともソフビ人形っぽい機械感。「ピロリロリロ……(電子音)」と、今にも聞こえてきそう。

グランダールアー
▲スクエアリップが男らしい。おそらくミドルダイバーなんでしょう。スケルトンナインとローテションしてみたい。

 

【次ページ:水面でおどる、イカペンシル】


トップクラーケン

グランダールアー
こちらが僕の断トツお気に入り。

イカ型のトップウォーターという斬新すぎるプラグは、これもまた武蔵の友人・ユン(ベトナム出身)が使用するルアー。

見た目が気持ちわるい。でもそれがいい。

ホント、いい意味でルアーとして全く釣れなそうなのが見てるだけで楽しい。

SF映画だったら、「地球を侵略しちゃう系の異星人」って感じです。

グランダールアー
▲イカにしては足が多いじゃなイカ!

グランダールアー
▲「おい、鬼太郎」とか言い出しそうなお目目。

なぜか集めたくなる、この世界観。


実はグランダールアー、全部で28種ほど存在しているらしいです。

なので今回ご紹介したのは、ほんの一部だったりします。

シーズンが来たら、この子たちを引っ提げて実釣にもトライしてみよう。

果たして僕が“グランダー”となれる日はくるのでしょうか?

またレポートしたいと思います。

 
撮影・文:編集部 T

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TSURI HACK編集部
TSURI HACK編集部

TSURI HACK運営&記事編集担当。海から川・湖、エサ釣りからルアーまで幅広く釣り情報をお届けします!

 

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