ブームを引きずる“世代”に捧ぐ。
こんにちは。編集部・Tです。
この写真を見て、「おッ?」とか「懐かしい~」なんて思ってしまった方達。
おそらく僕と時を同じくして、「バス釣り」にのめり込んだ世代ではないでしょうか?
BANDAIが送り出した「おもちゃ」と「釣具」の中間地点
この一風変わった、“コミカルな世界観を醸し出すルアー”が発売されたのは、今からおよそ20年ほど前。
世間はバスブームの真っただ中。そして当時の子ども達は、「グランダー武蔵」(コロコロコミックで連載されていた釣り漫画)に夢中だったんですね。
ちょうど初代「アンタレス」が話題沸騰だった時でもありました。
そんな漫画の世界から登場したのが、この「グランダールアー」。しかし、おもちゃメーカーから発売されているとはいえ、その造りやアクションは実釣性十分。(らしい)
ミラクルジム(村田基さん)のプロモーション力も手伝い、小学生を中心にバカ売れしていました。
ちなみに“グランダー”とは、1000ポンド以上(約450㎏)のカジキを釣った人に与えられる称号のことだそう。(←バスじゃないんかい!)
そういえば、山下健二郎さんにインタビューした際も、自身が「グランダー世代」であると語ってたのが記憶に新しいです。
そんなグランダールアーを“まじまじ”と。
1年をかけて地道に中古屋で集めた、延べ9個・6種類のグランダールアー。
あの頃の懐かしい記憶とともに、その世界へご案内しましょう。