予想以上の出来栄え(自己満足)
風通しの良い所で丸一日乾かせば、実用できるレベルまで硬化し完成です。
大人が付き添えば子供でも簡単に作ることが出来るので、夏休みの工作にもオススメですよ。
夜光テープもバッチリ発光してくれています。
写真ではお伝えすることが難しいですが、ラトルもしっかり音を奏でてくれていますよ。
こちらは長男君が作った粘土ジグ。
釣れそうですね(笑)
ジグの大きさや装飾にもよりますが、オモリのみの状態から約2~10グラム前後のウエイトアップとなりました。
工作にチャレンジされる方は、是非参考にしてみて下さい。
紙粘土ジグの実力は如何に!?
オブジェとしてもいいかも知れませんが、ルアーなので魚が釣れない事には本当の意味で満足できませんよね。
気温も海水温も落ちている真冬釣行となりましたが、紙粘土ジグを信じてフルキャストしていきます!
濡れても平気なの?
紙粘土なので水で溶けないのか……気になる部分ではないでしょうか。
心配とは裏腹に、コーティングがしっかりガードしてくれています。感覚的には市販のメタルジグと遜色ないレベルです。
後日釣り友達に紙粘土で作ったと言って渡したところ、一時信じてくれませんでした……。
性能のバラつきが激しい
通常メタルジグを作成する金型などを使用しないので、遠投性能やアクションは酷いバラつきが見られました。
これは避けて通れない課題かも知れません。
既製品のアクション設計・様々な創意工夫の凄さを改めて感じさせられました。
遂に魚がヒット!
“ガガガ”というアタリに合わせてみると、ショアジギでお馴染みの『エソ』様が紙粘土ジグに好反応!
それからはエソ、エソ……とエソ以外の魚が釣れないので、この日は納竿。
エソの猛攻に遭いましたが、コーティング剤がしっかり効いており、目立ったダメージはありません。紙粘土と感じさせない耐久性能です!
翌日ついに!
これは青物でしょ! と確信し、上がってきたのはなんと4キロのヤズ様。
既製品のようにキレイな仕上がりのメタルジグではありませんが、磯に打ち上げられたイワシと酷似!
教科書通り、マッチザベイトが生み出した嬉しい一魚に出会うことが出来ました。
自作だからこそ
今回は紙粘土でメタルジグを作成しましたが、材料の準備や作成時間、クオリティーの点から既製品を購入した方がはっきり言って楽です。
しかし時間をかけ自作したギアで釣り上げた魚は、言葉で表現できない価値があり、更に奥深く釣りを楽しむことが出来るということは間違いありません。
子供とも楽しく工作できる『紙粘土ジグ』作成にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。