メバルを餌釣りで狙う場合
メバルの餌釣りは初心者の方でも手軽に釣果を得やすく、他の魚もよく釣れることも魅力の釣り方です。
メバルはウキ釣りや胴突き仕掛けで狙うことが出来ます。餌にはアオイソメやシラサエビ、シラウオがよく使われ、餌は針にちょん掛けすればよいのでセット方法も簡単です。
▼餌で狙う時のタックルと仕掛け
■ウキ釣り仕掛け
■胴付き仕掛け
メバルを餌で狙う時のタックルは、4~5メートル程度で硬さが1~1.5号程度の磯竿に小型のスピニングリール、道糸は2号程度のナイロンを巻いておくのがおすすめ。
仕掛けはウキ釣り・胴突き仕掛けともに必要なものがセットになったメバル用のものがありますので、まずはそちらから始めてみるのがよいでしょう。
▼餌で狙う時の釣り方・誘い方
ウキ釣りでメバルを狙う場合は、海藻などの障害物周りはもちろん、潮の流れがある場所を狙ってみるのもポイント。特に潮目は餌が集まりやすく、メバルが群れていることも多いので狙い目です。
胴突き仕掛けは堤防際など足元を狙うのに適しています。餌釣りでは餌が落ちてくる様子を演出するのがよく、仕掛けを軽く引っ張って誘いを入れるのがおすすめです。
メバルを狙うことができる場所
メバルは主に穏やかな海の海岸沿いに好んで生息している魚。その中で餌が捕食しやすい場所や、身を隠しやすい場所に群れで集まっていることが多いです。
これらの条件を備えた場所としては、以下のようなポイントが挙げられます。釣りをする時の場所選びの参考にしてみてください。
漁港
漁港はメバルが集まりやすいポイントの一つ。中でも堤防先端付近の潮通しがよい場所やテトラ周辺、足元の壁際にメバルがよく居ます。
メリットとしては足場がよく、釣り初心者の方でも足を運びやすいこと、また夜にはライトが照らされていることも多いので夜釣りがしやすいことが挙げられます。一方で釣り人が多く入れるポイントが限られがちといったデメリットもあります。
小磯
陸続きになっている小磯もメバルが集まりやすいポイントです。メリットとしては、比較的大型のメバルが集まりやすいこと、また魚に対するプレッシャーが低く、釣れる時には簡単に釣れることが挙げられます。
一方で根掛かりしやすく、どこにメバルが居るのか狙いを絞りにくいことがデメリットです。小磯でのメバル釣りは、難易度が少し高めです。
ゴロタ
ゴロタはメバルが捕食のために利用しやすいポイント。活性の高いメバルが集まりやすいので、釣れる時には連続ヒットしてくることも珍しくありません。
ゴロタは、メバルが居る時と居ない時の差が激しいことが多く、釣りをするタイミングの見極めが釣果の鍵となりやすいです。ゴロタではルアーで狙うのがおすすめで、攻略のコツは、遠投して広い範囲を探ってみることです。