LINE公式アカウント 最新の釣り情報をチェック! 友だち追加はこちら

魚釣りの常識を覆すアプリだと…?!開発者に突撃取材してきた(2ページ目)

“開発のきっかけ”はみんな体験する…アレ


野口
そもそも、なぜこのアプリを開発しようと思ったのですか?


岡村さん
一言でいうと『釣りオタク』なんですよね。釣りはめちゃくちゃ下手だけど、釣りが大好きなんです。


野口
わかります!僕も前職では営業車にタックル積んでました(笑)


岡村さん
中学生までどっぷりハマっていたんですが、一時遠のいてしまい。3年程前に再開したら釣り熱がグングン上がってしまって……


野口
今話していても熱気を放ってますね(笑)


岡村さん
当時会社員だったのですが、仕事終わりに週何回も釣りに行ってました。家族も放ったらかしにして……


野口
まさに釣り中毒ですね!釣りの魅力に憑りつかれたからアプリを?


岡村さん
いえ……冬の間4か月間、1匹も釣れない、アタリもないという体験をしたからです。


野口
え。そのくらいなら僕も体験したことあるけど……



岡村さん
とにかく悔しかったんですよね。情報収集もこれでもか!ってくらいしたし……果ては生物学を学んでいたんで英語の論文まで読んだりしました。


野口
英語の論文を読むまで?!実際どのくらい釣りに通ったんですか?


岡村さん
雪が降っても毎週釣りに行って。気温-4℃、水温2℃でもウェーディングしてました。(笑)

<真冬にウェーディングする岡村さん>


野口
かなりのぶっ飛びようですね……。ちなみに何を狙っていたんですか?


岡村さん
トラウトです。釣りものを選ばなければボウズは逃れられたと思いますが、その時は何としても釣ってやるって意地になってて。


野口
その悔しさがアプリ開発の原動力なんですね。僕なんかはそこまで絶対できないなと思いましたが。


岡村さん
それで当時心底打ち込めるようなことを仕事にしたい。という思いからビジネスプランをノートに落書きしていて、“釣りを科学の目で見れるような何かが”できたらスゴイなぁって妄想が膨らんで。


野口
それでMakuakeとかのIoTコンペで優秀賞を受賞しちゃったんですか!?凄い。


岡村さん
そうなんです。そしたら地元の新聞に載って勤務先にバレてしまって……。(笑)その勢いで会社を辞めて、妄想を実現することに専念しようかなと。


野口
途中まで共感できたけど、急に距離を感じる展開に……


岡村さん
まぁ、一言でいうと、釣りが好きすぎて会社辞めた釣りオタクって感じですね。

<支笏湖でルアーのテストと実釣を繰り返す岡村さん>

2 / 3ページ