ランガン(RUN&GUN)とは
ランガンとはランアンドガン(RUN&GUN)の略称で、ルアーフィシングのスタイルを指す言葉です。釣りは一箇所に留まってひたすら魚のアタリを待つだけでなく、自らの足を使って積極的に移動したり、キャストする回数を増やす事で魚と出会う確立を上げていくランガンスタイルが存在します。RUNとは次々とポイントを移動していく様からつけられ、GUNとはキャストをまるで銃のように撃って行く様からつけられたと言われています。
ランガンはボートシーンでも
ランガンは岸釣り用語として捉えている方もいますが、決して岸釣りだけの用語ではなく、アメリカのバストーナメントなど、バスボートを使って大きな湖のポイントを次々と移動しバスを探していく際にも使われます。
ランガンの装備
ランガンは機動性が命です。かさばる荷物を持っての移動は釣りの効率を悪くするだけでなく、ポイントを移動する事すら億劫にしてしまいます。ここでは岸釣りのランガンスタイルで活躍する、様々な装備をご紹介いたします!
バッグ
ランガンのバックは、ヒップバック(ウエストバック)タイプかショルダータイプがオススメです。リュックタイプは体への密着性が高いですが、ルアーの結び変え時などいちいちバックを下ろさなくてはいけません。両タイプは前面にバックを移動し、中身の取り出しが可能です。
タモ・ネット関連アイテム
堤防など足場の高いエリアでの釣りにタモは欠かせません。ですがタモが一つ増えるだけで機動性は大きく落ちてしまいます。ここではタモの携帯性を上げるアイテムをご紹介します。
■タモホルダー
タモホルダーをベルトの隙間に入れることで、写真のようにタモを携行する事が出来ます。ランディング時も上に引き抜くだけなので、素早いランディングが可能です。
プロックス タモホルダーV3 アジャスタブル
サイズ:173mm
取付位置対応直径:29.9~35.3mm
フックハンガー調節幅:10.3~13.7 360度回転可
自重:66g
■マグネットリリーサー
二重リングをタモの柄の部分に取り付け、カラビナをライフジャケットの背面やバッグのD管に取り付けることでタモを携帯します。使用時は強力(3.5キロ負荷)なマグネットでひっついている部分を切り離し使います。
■タモジョイント
玉の柄(ランディングポール)とネットの間に装着し、折りたたむ事が出来るアイテム。玉の柄が長いと、腰や背中で携行した時に邪魔になりますので、タモジョイントを使ことでタモをコンパクトにする事が可能です。
■タモ
振り出し継ぎ数が多く、玉の柄(ランディングポール)が短いタイプは携行時に便利なだけでなく、車での移動などで、収納の場所をとられたくない方にもオススメです。
プロマリン(PRO MARINE) ランガンスナイパーセット250
仕舞:57cm
枠サイズ:36cm
自重:245g
クーラー
携行には軽量なソフトクーラーなども良いですが、真夏などは保冷力のあるハードタイプが欲しいところです。ですがあまり大型だと持ち運びが大変ですので、容量10リットルあたりがオススメです。
ダイワ クーラーボックス クールラインα ライトソルト GU1000X LS
外寸(cm):25×37×29
ランガンはルアー釣りの基本
ゆっくりと腰を据えて、一箇所での粘りの釣りも楽しいですが、ルアー釣りはせっかちな人のほうが向いているとも言われます。自ら足で魚との出会いを求めていくこのランガンスタイル。アナタも始めてみては如何でしょうか?
RUN & GUN!
さあ、ランガンだ!