知らないと怖い食中毒。【クドア・セプテンプンクタータ】ヒラメの身に潜む寄生虫について
クドア・セプテンプンクタータとはヒラメに寄生している寄生虫のこと。あまりその存在については知られておらず、食中毒が起きても以前は原因不明とされていました。今回はクドア・セプテンプンクタータがどのような寄生虫なのかご紹介します。
2022/10/20 更新
編集者
TSURI HACK編集部
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S.fisher
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クドア・セプテンプンクタータに注意

クドア・セプテンプンクタータという、呪文のような響きを持つ寄生虫をご存じでしょうか?
実は魚に寄生していると、食中毒を引き起こすことがあります。今回は釣り人であっても知る人が少ない寄生虫についてご紹介します。
ヒラメの“身”に潜んでいる

ヒラメの筋肉に潜んでいるクドア・セプテンプンクタータ。食中毒の発症が多いのは主に夏場で、冬から春といった季節は比較的少ない傾向があります。
生で食べることが多いヒラメなので注意しておきたいものです。
特徴
クドア・セプテンプンクタータの大きさは約10マイクロメートル。とても小さいので、肉眼で見つけることは出来ません。
ヒラメの筋肉に寄生していることは分かっています。ですが、どのようにして寄生するのかその生態やルートは明らかになっておらず、事前に避けることが難しいのが現状です。