症状
クドア・セプテンプンクタータが寄生した生のヒラメを食べると食後数時間、早ければ1時間程度で嘔吐や下痢といった症状が出ます。
しかし症状は軽く、回復も早いことがほとんど。そのため以前はクドア・セプテンプンクタータが原因とは知られておらず、原因不明とされていました。
予防
クドア・セプテンプンクタータは冷凍もしくは加熱することで防げます。冷凍の場合はマイナス20℃で4時間以上、加熱する場合は75℃以上で5分が目安となっています。
しかし、刺身や寿司で生食されることが多いヒラメですので、現在では食中毒予防のための研究と対策が進められています。
クドア・セプテンプンクタータに要注意!
釣りで有名な寄生虫と言えばアニサキスが挙げられます。しかし、クドア・セプテンプンクタータのように、食中毒を引き起こす寄生虫は意外にも多く存在します。
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