マリア ラピードについて
ラピードは、マリアから発売されている大型青物用ダイビングペンシル。ダイビングアクションは当然ですが、他にもショートピッチやトゥイッチにも対応しており、ルアー1つ有れば色々なアクションを演出する事が可能。
出したいアクションは何でもできる優等生的なラピード。その特徴に迫っていきます。
ラピードのアクション
ラピードのアクション特性は、ローリングを伴うやや控えめなアクション。口を使わない状況の青物や、活性の低い状況でもバイトに持ち込める『食わせの能力』に長けています。
簡単操作で鰯のモジりによく似た波紋や飛沫を演出できるので、自信をもって投げ込むことができます。
マリア ラピードのラインナップ
ラピードは130ミリ30グラム、160ミリ50グラム、230ミリ100グラムのラインナップとなっており、全てフローティング仕様です。
青物のサイズによって使い分ける事が可能で、戦略的なゲーム展開が可能。カラーも全14色ラインナップされているので、対象魚に合わせた効果的なカラーをチョイスできます。
F130
2017年に追加サイズとして発売された130ミリモデル。近海でのナブラ撃ちやシイラゲームに活躍しそうなコンパクトサイズですが、飛距離はかっとび仕様となっており、平均70メートルとの事。この飛距離ならショアからのキャスティングゲームでも活躍できますね。
F160
スタンダードサイズのF160。多彩な魚種をターゲットにしており、トップゲームにおいて使いやすいサイズです。
飛距離は平均75メートルと他社製のプラグと比べてもかなり優秀。飛距離アップは釣果に繋がりやすいので、強力な武器になります。
F230
ラピードの最大モデル。ボリュームがあるので大型のマグロやGT、大マサなどもターゲットになるモデル。ウエイトが100グラムなので、船を近づけずに遠投し、誘い出しが可能。
ビックプラグですが、操作性が良いので誘い出しの経験が無くてもすぐに慣れる事が出来き、ビックファイトを身近なものにしてくれます。
各サイズのフックセッティング
プラグ類はフックセッティングが意外とシビアで、特にシングルフック仕様にしてしまうと、アクション性が悪くなってしまう事も。
その点、ラピードはシングルフックに対応しているので、ガッチリとフッキングさせたい場合や、リリース前提の場合に使いやすいプラグとなっています。
各サイズごとのフックセッティングは下記を参考にしてください。
ルアーサイズ | フックサイズ |
F130 | ・トレブルフック #1 ・シングルフック1.0-2.3g |
F160 | ・トレブルフック太軸 #1/0 ・シングルフック2.5-3.5g |
F230 | ・トレブルフック太軸 #4/0-5/0 ・シングルフック8.0-11.0g |
プラッキングゲームが変わる!全く新しいフックセッティング!
キャスティング(プラッギング)専用に開発した、太軸&ワイドゲイプのシングルアシスト
マリア ラピードの使い方
ラピードは、『出したいアクションは何でも出来る』が売りのプラグです。誘い出しの基本であるロングジャークを主軸に、ショートピッチのジャークでパニック状態のベイトを演出したり、トゥイッチで小型ペンシルの様に誘ってみたりする事が可能。色々なアクションを演出して、反応の良いアクションを見極め、魚に口を使わせる事が可能です。
マリア ローデッドとの違い
ローデットもマリアを代表する人気ダイペンですが、ラピードとはアクション性が違うので、使い分ける事が可能です。
ローデットは波動の強いウォブリング主体のアクションで、アピール系のペンシル、ラピードはローリングをともなう、やや控えめなアクションでナチュラルアピール系のペンシルです。
魚の様子を見ながら使い分ける事によってローデットだけでは見切られていた魚もバイトさせるチャンスがあります。
ラピードで青物を攻略!
青物がターゲットのラピード“130・160”に加え、後発の“230”はGTフィッシングにも使えるサイズですね。ウッド製ダイビングペンシルのアクションに迫る、低価格なプラスチックモデルの登場は、アングラーにとって嬉しい限り!
カラーラインナップも豊富なマリアのラピード。アピール系・ナチュラル系と色違いで揃えてみてはいかがでしょうか?