寒波到来の海へ、いざ!

こんにちは、なおとです!
今回は「真冬の日本海で“あの超高級魚”を狙ってみた!」という企画をお届けしようと思ったのですが……
いや、さすがに真冬すぎるやろ(汗)
2026年1月下旬、今冬最強の寒波が到来し、筆者の住む京都府舞鶴は大雪となって連日ニュースで報道される有様。
なおと
そんな極寒の日本海で狙っていくのが“京鰆”です!
脂が乗った大型個体ならば、なんと1匹3万円の値がつくことも!
いざ、極寒の日本海へ。

というわけで、カメラマンを務めるTSURI HACK編集長しみけん氏と合流し、マイボートを飛ばしてサワラのポイントへ向かいます。
なおと
真冬になると、湾口付近にカタクチイワシ等のベイトが溜まるので、それを捕食しにきたサワラを狙う作戦です。

煙突の煙からも風の強さがお分かりいただけるだろう……。
ポイントへ到着するも、予報を超える爆風が南の山から吹き下ろしてきます。
温暖な瀬戸内からやってきたしみけん氏は辛そうな様子(笑)
しみけん
舞鶴寒すぎやろ、ホンマに。しかも爆風やから体感はマイナス10℃ぐらいちゃうか……。
寒いを通り越して痛いわ(泣)
なおと
僕は電熱ベストきてるからヌクヌクですww
それはそうと、今回使うロッドはコチラです。

なおと
ラグゼ(がまかつ)のソルケイド。
ブレードジギング専用ロッドです!
しみけん
ワイはブレードジギング専用ロッドを初めて使うわ〜。
ぶっちゃけ、ライトジギングロッドでよくない? って思ってるけどww
なおと
www
まぁその辺も含めて検証しましょうかw

というわけで、極寒のサワラ釣りがスタート。
まずは水深60m前後のポイントを狙います。
なおと
ロッドはソルケイドS60Mで、リールはSW6000-H。ラインはPE1.5号にフロロリーダー8号です。
これに80gのブレードジグを結びました!
しみけん
ワイはS60MLに汎用4000HG、PEは1.2号やで〜。

なおと
魚探と鳥の様子なんかを見ながらひたすらブレードを巻きます!
しみけん
釣り方は単純やから、ビギナーの人でも始めやすい釣りではあるよな〜!
で、近況はどうなのよ?
なおと
ん〜〜、良くはないっすねぇ。
時合いが短いようで、その中でレンジとかスピードを合わさないと……。
しみけん
でも、そんな時に限って意外とすぐ釣れるかもよ?w
だって、「昨日まではめっちゃ釣れてたけど……」ってこと多いやん? じゃあ逆もあるはずでしょw
1時間後——

なおと
どうやら逆はないようっすねww
たまに感度に入るんですが、全然喰いまへん。
しみけん
指の感覚がなくなっていくだけですな〜。
なおと
ほな移動しましょか〜。
しみけん
あれ? これやられてへん?

なおと
僕もやられてましたww
リーダーがガサガサっすね。
しみけん
巻いてる時にまったく異常無しやったから、完全にフォールやな〜!
なおと
爆風・船揺れまくり、かつスピニングタックルやから、フォールバイトは勘弁してほしいっすねw

とはいえ、サワラからの反応に俄然やる気の出た2人。
少し浅めのラインにコースを変えて流し直すことに。
しみけん
ところで、ブレードジギング専用ロッドっている?
1時間ちょっと使ったけど、いまいち必要性を感じられんねんけどw
なおと
じつは過去に、専用ロッドと普通のジギングロッドでブレードジギングをやり比べたことがあるんですよ。
友達と横ならびで検証したんですけど、その時に10対1で専用ロッドが圧勝やったんですよ!
しみけん
マジで!? なんか胡散臭いわw
どんな理屈よ?
なおと
そもそもブレードジギングの理想って、ジグ本体は動かずに、ブレードだけが回転してる状態なんですよ。
超高速リトリーブ中でも、ボディをビタッと安定させることが重要。

速巻き中のワンシーン。この写真からもロッドの穂先側がブレていることがよく分かりますね。
しみけん
でも、速くなればなるほど難しいやろ。
猛スピードで巻こうと思ったら、ロッドを持つ手ごと巻くような状態(いわゆる自転車巻き)になるやん。
そうなったらロッドもブレるから、それがジグに伝わるやろ?
なおと
ブレードジギングロッドって、竿が動いてもジグが安定するんですよ!
ソルケイドもティップからベリーがめっちゃしなやかでしょ?
ロッドがブレても、ロッド自体がそれをクッションするから、ジグが暴れないんすよ〜。
しみけん
なるほど〜! それは説得力あるわ!
普通のジギングロッドが“ジグを動かすための竿”なら、ブレードジギングロッドは“ジグを動かさないための竿”ってことやな。
なおと
ジギングロッドとかライトジギングロッドやと、かなりジグが動いてるんやと思います。
なんでも喰う時もあるんですが、シビアな時はだいぶ見切られてるような印象っすね!
そんな釣竿談義をしていたその時……!!

ブレードに反応が無い中、普通のジグをシャクっていたシミケンにヒット!
ソルケイドS60MLがぶち曲がっています。
しみけん
おっしゃーーー! 喰ったわ!!!
S60MLぶち曲がり〜!

なおと
おおぉぉお! サワラじゃないですか!?
しみけん
爆風で船が猛スピードで流れてるから、サイズがわからんww

しみけん
サゴシ大サイズやけどホッとしたわ〜。
なおと
あの……ブレード付いてなくないですか?w
しみけん
バレた?w
ブレードの高速巻きを追いきれん? と思って、無理やり120gのジグシャクってみたw
ベタ底で釣れたわ。
なおと
たしかに、底ベタで追わん時は普通のジギングが強いんですよねぇ〜。
僕も普通のジギングしてみよw

しみけん
エソを釣ること、これも技術のうち。
なおと
ジギングの良い点でもあり、悪い点でもあるんですが、魚種を選びにくいんですよね〜。
「サワラを選んで釣る」という点では、ブレードジギングってめっちゃ理に適ってます。
しみけん
なんか生命感出てきたんちゃう!?

この日は反応が出たとしてもどれも単発。なおかつサワラもベイトもボトムベッタリ……。
典型的な渋い日のソレでした。
ということで、ブレードジグでボトムから20巻きだけひたすら探ってみると——

なおと
よっしゃ! やっと喰った!
しみけん
ブレードやからサワラちゃうん!?
絶対バラさんといてw

なおと
サゴシ大でした!
しみけん
サゴシとはいえ渋いから嬉しいな〜!
それぞれ1本ずつ釣ったから、竿変えましょか。
なおと
じゃあ、ぼくがS60ML、しみけんさんがS60Mにチェンジっすね!
これでサワラサイズを狙っていくで〜。

ブレードに反応してくる魚もいると分かったので、100gのブレードジグを信じて巻くことに。
ボトム〜中層を探るイメージで、巻きスピードを変化させたり、フォールを加えたりと試行錯誤すること1時間──

なおと
喰ったぁああ! フォール中にラインがピタッと止まりました!
コレは来たかもしれません。首振り大きめです!
しみけん
絶対バラしたらアカンでw
なおと
首振ってて重いけど、あんまり走らないですね……。
観念してもう浮いてきましたよ!

しみけん
サワラやん! デカい!
なおと
よっしゃ〜遂に来ましたね〜! あとはタモで掬うだけ……
あ、ミスった!!
ジィィィィィィイイイイイ!!!

なおと
タモを魚にぶつけてしまって、船縁で一気に走られましたww
しみけん
我に返ったように走り始めたなw
なおと
ちなみに、サワラはランディング寸前が一番走るので、船縁まで来たらドラグを緩めておくことで口切れやラインブレイクを防げますよ!

なおと
寒い中がんばってよかったぁ〜!!
90cmアップの3kgクラス、文句なしの京鰆ですね!
しみけん
美味しそ〜〜〜!
これもボトム付近やった?
なおと
ボトム付近でしたね!
速巻きでは喰い切らず、フォールで喰ってるから、釣れたとはいえ追いは悪そうっすねぇ。
そんな会話の数分後──

しみけん
底から10シャクリで喰ったわ!
サイズはまぁまぁ良さげやで!
なおと
また普通のジギングで釣ってますやんww
しみけん
追いが悪いんやったらジギングもアリかなとw
ソルケイドのしなやかな部分を使って、針穴を広げんようにやり取りするで〜。

なおと
堂々たるサワラっすね!
しみけんさんが巨人やから小さく見えますけどw
しみけん
最初はどうなるかと思ったけど、極寒の中がんばってホンマよかったな〜!
寒すぎて顔面痛いから撤収しよかw
というわけで、無事に2人ともサワラをキャッチし、日が暮れるのも早いので16時頃に納竿としました。

釣りの後のお楽しみは、もちろん食。
京鰆の旬は12月〜3月と言われており、この時期は脂が乗って甘味も強く、絶品です。

なおと
食べる前からわかっていたけど、最高!
各地でブレードジギングが楽しめる環境が増えているので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてくださいね!
ソルケイドをインプレ

ここからは当日使ったソルケイドの使用感をレビューしていきます。
ブレードジグを“理想の形”で泳がせられる

釣行記の中でも触れましたが、ブレードジギングの理想はジグ本体を安定させることです。
ソルケイドはティップからベリーが柔軟に作られているため、ジグを変にバタつかせることなく、“ブレードだけが回転している”という理想形に近づけやすいと感じました。
ご存知の通り、ブレードジギングは速巻きが主体で、時には「リールから煙が出るぐらいの猛スピードで巻いてください」と船長からアナウンスされることも。
当然、ロッドをブラさず爆速でリーリングするのは不可能に近く、普通のジギングロッドではロッドのブレがジグを動かしてしまいます。
しかしソルケイドならば、リーリングでロッドが少々暴れたとしても、それをロッド自身の柔軟性で吸収できるわけです。
なおと
人間ができないことを補ってくれるロッドです!
弾くことなく掛けられる

ブレードジギングは高速で巻き続けるため、巻きアワセ、もしくはスイープなアワセが鉄則です。
全体が硬いロッドだとアタリを弾きやすいのはもちろん、柔らかいロッドではフッキングをしても刺さりが甘くなりやすく、バラシが多発します。

ソルケイドはティップ・ベリーが柔らかいものの、バットが硬く作られており、このバットがフッキングを担います。
イメージとしては、柔らかいティップ・ベリーで魚の口に鈎を残し、硬いバットでカエシまで押し込むような形ですね。
なおと
ロッドの特性を考えても、瞬間的な鋭いアワセは不要です。
大きなストロークでスイープにアワせるか、グリグリと巻きアワせましょう!
アンダーハンドキャストがしやすい

シリーズ3機種とも全長が6ftに統一されていて、リアグリップも短いため、アンダーハンドキャストがとてもしやすいです。
船縁が低い船や、胴の間でも振り抜きやすく、アンダーハンドでしっかり飛ばせます。
とくに寒い時期は防寒着によって胸や腰回りが着膨れしていることも多く、そこにグリップが干渉すると鬱陶しいのですが、ショートグリップ気味なのでそんなストレスもありません。
こちらは100gのジグを3つの番手で投げている様子です。
S60Lに関してはややオーバーウエイトであるものの、3本とも飛距離はしっかりと出せています。
ただし、アンダーキャストはテイクバックが取れず、短い距離でウエイトを乗せないと飛ばないので、適正ウエイトを超えるとキャストの難易度は上がります。
目安とするなら、S60Lは〜60g、S60MLは〜80g、S60Mは〜100gが投げやすいウエイトです。
なおと
もちろん推奨は「適正範囲内で」です。
サワラがバレないだと!?

そもそもサワラはとてもバレやすい魚です。
口周りが柔らかくて身切れしやすい上に、噛むように喰ってくるので外掛かりや口先に掛かることが多くなります。
こんなサワラを硬いロッドで掛けると、竿の反発力によってテンションが安定せず、その衝撃で針穴が広がってバラシが多発します。
つまり、サワラを釣り上げるために必要なのは、強引に浮かせる強さではなく、追従してショックを逃すしなやかさなのです。
こちらはサワラとやり取りしている様子。船縁でサワラが走って一番バレやすいタイミングです。
しかし、ソルケイドはしっかり曲がり込んで粘ってくれ、ラインテンションが安定するのでもの凄く安心感があります。
魚が走った時や首を振った時に追従しつつ負荷を掛けてくれるので、バラシはかなり少なくなるはずです。
なおと
ロケとは別日にも釣行していたのですが、トータルでサワラのバラシはゼロです!
3番手の使い分けについて

3本の使い分けは、記載されている適合ウエイトをベースに考えるのが良いと思います。
今回の釣行ではかなりオーバーウエイトな領域まで試しましたが、基本的にはスペックに沿ったウエイトを使うのがベターでしょう。
とくにバーチカルにラインが立つ状態では、ジグのウエイトがロッドに乗りやすく、オーバーウエイトだとロッドが曲がりすぎた状態でリトリーブすることになってしまいます。
ロッドが曲がりすぎていると、フッキングする余力が足りなかったり、クッションが不足してジグがバタついたりするので、釣果に響いてしまうことも。

逆に、船が流れてラインに角度がつく状況ならば、ウエイトに対して寛容になってきます。
例えば、今回の釣行では100g以上のヘビーなウエイトを使ったのですが、S60MよりもS60MLがマッチしていました。
というのも波が高くて船が揺れていたため、柔らかいS60MLの方が船の揺れを吸収してくれ、よりジグが安定するからです。
船のエサ釣りでも、波が高い日は仕掛けを安定させるために柔らかい竿を使いますが、それと同じ理屈ですね!
なおと
初心者の方は、事前に使うウエイトを確認してから買うのが安心ですよ!
ブレードジギング以外にも……

ブレードジギング専用ロッドとはいえ、しみけん氏が釣っていたように、普通のジギングも可能です。
ただし、“ジグを動かさないためのロッド”なので、普通のジギングロッドのようにキビキビとジグを飛ばすのは難しく、フワフワ・ヌメヌメ泳いでいるはず。
サワラに限っていえば、ジグを大きく飛ばすとリーダーをカットされるリスクが高まるため、このフワフワジギングはなかなか有効な手段だと思います。

もちろん注意点もあり、ブレードに比べてジギングは大きなフッキングパワーが必要なので、これが不足します。
そのため、しみけん氏はバット部分を使って追いアワセを何回も入れて対応していました。
結果的には、ジギングでしっかりバイトを引き出し、1度もバラさずにキャッチできていたため、ロッドの特性を考慮して釣りをすれば十分機能するといえるでしょう。
なおと
ボトムベッタリの感度にはジギングが効くことが多いので、「ブレードを全然喰わん」って時は試してみてください!
しみけん
参考までに、水深50m前後で130gをS60MとS60MLでシャクっていましたよ。

別日にちょっと立ち寄った場所で、バイブレーションやチビジグでシーバス狙ってみましたが、問題なく使えましたね。(柔らかくて短いので飛距離はイマイチですが)
また、SLJで根魚やイサキを狙うのにも良さそうです!
なおと
この通り、他の釣りにも使い回せるので、あると便利なロッドだと思いますよ。
めちゃめちゃ痺れた!

今回の釣行は極寒かつ低活性と、なかなか厳しい釣りでした。
しかし、そんな状況でもバイトを引き出し、バラすことなく限られたチャンスをものにでき、めちゃくちゃ痺れました!
シビアな状況でも釣り切れるロッドだと思うので、サワラを本気で釣りたい人はぜひ手に取ってみてくださいね。
撮影:TSURI HACK編集部 / ちゃったTV なおと
sponsored by GAMAKATSU PTE LTD
がまかつ ラグゼ ソルケイド S60L
| 全長(ft) | 6.0 |
|---|---|
| 自重(g) | 97 |
| 仕舞寸法(cm) | 142 |
| 継数(本) | 2 |
| ルアーウエイト(g) | 30~80 |
| 適正ライン(PE/号) | 0.8~1.5 |
| 希望本体価格 | 42,000 |
がまかつ ラグゼ ソルケイド S60ML
| 全長(ft) | 6.0 |
|---|---|
| 自重(g) | 99 |
| 仕舞寸法(cm) | 142 |
| 継数(本) | 2 |
| ルアーウエイト(g) | 40~100 |
| 適正ライン(PE/号) | 1~2 |
| 希望本体価格 | 42,000 |
がまかつ ソルケイド S60M
| 全長(ft) | 6.0 |
|---|---|
| 自重(g) | 102 |
| 仕舞寸法(cm) | 142 |
| 継数(本) | 2 |
| ルアーウエイト(g) | 50~120 |
| 適正ライン(PE/号) | 1~2 |
| 希望本体価格 | 42,000 |
