中古ロッドについて
新品を買うよりも安く買えたり、廃版製品を買えたりと、魅力にあふれる中古ロッド。しかし中古である以上、トラブルがつきものです。中古ロッドの実態に迫りましょう。
破損のリスク
新品のロッドに比べ、当然破損のリスクは高いといえます。多くの中古ロッドは保証の期限が切れており、破損した場合は実費修理を覚悟しなければいけません。
ロッドの劣化
ロッドは使っているうちに劣化が進みます。外圧によるダメージのほかに、“コシ抜け”が代表例。キャストやファイトを繰り返すことで、カーボンの繊維が切れていくのが原因です。
無理な抜き上げをを繰り返すなど、ラフな使い方をするとコシ抜けがより顕著に。しかしカーボンの状態やコシの残り具合は、外見からはほぼ判断できません。
商品情報に記載されないことも…
中古ロッドは多くの場合、商品情報に傷などの状況が記載されています。しかし気づきにくいダメージや修理跡もあるため、しっかりと現物を確認することが好ましいといえるでしょう。
前オーナーを想像
「どんな中古ロッドを買うべきなのか?」という問いに対する答えは、ずばり前オーナーに大切に使われていたロッド。
現実的には前オーナーの使い方を知ることはできませんが、ロッドの状態から使用環境を想像することが大切です。