“シーバス×イカ”を考察
人間がたべてもおいしい『イカ』。実はシーバスも例外ではありません。ベイトとなるイカとシーバスの居場所がリンクすることで、爆発力が期待できる“イカパターン”について考察したいとおもいます。成立しやすい条件とは?
シーバスのイカパターンはここ最近注目のパターンで、初心者でも大きなシーバスが手軽に手にできると評判のパターンです。このイカパターンには、時期や時間などの条件があります。ここではその条件を整理してまとめました。
時期

ただし、長く雨が降ると真水を嫌うイカは深場へ移動してしまいます。梅雨の長雨後は期待の薄いパターンともいえます。
時間帯

場所
シーバスのイカパターンが望める場所は、港湾であれば常夜灯の下、サーフなら明暗のはっきりとした場所が狙い目です。サーフの場合、かなり浅いところまでイカが打ち上げられるので、それにつられてシーバスも浅場まで上がってきます。
イカとシーバスの居場所がリンクしている

季節によって種類こそ違いますが、サーフにイカが打ち上げられている場合、湾内にもイカがいる可能性が高いと言えます。
そのような状況が確認できれば、シーバスがイカを捕食している可能性も高いと言えるでしょう。
パターンの威力を“引き出すコツとアクション”

常夜灯は明暗の境界を中心に

光の弱いナトリウム灯は広範囲を照らすので、一度時合が始まったら長く続く傾向があります。初めてイカパターンを試すのであれば、狙い所がわかりやすい水銀灯の常夜灯を狙いましょう。
雨には注意が必要?

晴れの日が長く続いた後の雨は特にこの傾向が強く、イカパターンが成立しにくい状況になってしまいます。
どんなアクションが有効?

タダ巻きの最中に弱めのトゥイッチを入れるのも効果的です。また、ストップ&ゴーもイカに擬態させるため、有効なアクションと言えるでしょう。
シーバスが捕食するタイミング(食わせの間)をこちらから作り出すことで、釣果を上げることができます。
イカに擬態させよ!おすすめアイテムはコレ

ですが、シーバスのイカパターンで有効と言われているルアーは存在するため、その一部を下記に紹介したいと思います。
ダイワ ガルバ87S
「港奥のプリンス」こと大野ゆうき氏プロデュースのダイワシーバスルアーの意欲作。小さいながらよく飛んで、デッドスローに引いても十分アクションしてくれます。早い流れに負けないレンジキープ力は、イカパターンで大事な能力。港湾でイカパターンを楽しむアングラーの定番となっています。
邪道 グラバー68S
小さいながらもしっかりと飛んで、スローからファストリトリーブまでレスポンスよくアクションしてくれるルアーです。レンジキープ力も秀逸で、日本海側のシーバスアングラーから絶大の信頼を得ています。
メガバス X-WAVE SW
都心近郊のアングラー達から、親しまれているアイテムがこちら。気難しい東京湾のシーバスを魅了する、変幻自在のアクション、狙ったレンジを引いてこれるレンジキープ力は秀逸。イカパターン以外でも、よく釣れると評判なので一度試してみてはいかがでしょう?
ダイワ ショアラインシャイナーZ バーティス120F SSR
一見大振りなミノーに見えますが、このルアーもイカパターンの定番のルアーとして数えられています。接岸するイカが夏~秋にかけて大型化しますが、その季節のイカを模したルアーとして有効です。しっかり飛んで、しっかり動くため、アングラーからの信頼も厚く、量販店であればどこでも購入できる点も魅力です。
一年で最もエキサイティングな時期を楽しもう!
今回は『シーバス✕イカパターン』を紐解いてみました。5月のGW~6月末の梅雨入りまでが、このパターンの最盛期です。イカがサーフに打ち上げられていて、それを確認できたらイカパターンスタートの合図! 一年で最も簡単に大型シーバスを手にできるチャンスです。あなたもぜひ挑戦してみてください!
紹介されたアイテム

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