アナタはどんな釣り人ですか?

一口に釣り人と言っても、実に様々なタイプの釣り人がいるかと思います。今回はツリハック読者の皆様に「あなたはどんな釣り人ですか?」というアンケートを実施。寄せられた約500件の回答をもとに、釣り人の様々なタイプをご紹介します。
数・サイズ・魚種は関係なく釣れれば楽しい!「とりあえず1匹アングラー」

アンケートのうち最も多い40%を占めたのは、数・サイズ・魚種は関係なく、釣れれば楽しい!と回答したアングラーでした。やはり、せっかく釣りへ出掛けるのですから、何も釣れずに帰宅する…というのは寂しいものです。どんな魚でも、とにかく釣り上げて楽しみたいですよね。

このタイプのアングラーは、とにかく釣るためのポイントや、仕掛け・ルアーなどを心得ているかもしれません。魚種やサイズにこだわらず魚を釣り上げて、たとえ普段釣りをしない人がその場にいても、皆で釣りを楽しむことができそうです。
釣れなくても楽しい!「雰囲気エンジョイアングラー」

アンケートの27%を占めていたのが、雰囲気エンジョイアングラー。意外にも「釣れなくても楽しい!」と感じている人が多いようです。天気の良い日に、自然の中で風や陽の光を肌に感じながら穏やかな気持ちで竿を振る。釣りは、そのこと自体が楽しいアクティビティーなのです。

お昼頃に近所の川に出かけ、ビールを片手に釣り糸を垂れる。釣りは釣果も大切ですが、肩ひじ張らずに、穏やかに楽しむのもとてもいいものですよね。
とにかく釣果!「釣果至上主義アングラー」

とにかく釣果!大物や数が釣れてこその釣りと回答してくれた釣果至上主義アングラーは17%でした。確かに、底の見えない釣りの魅力に魅せられ、ついつい夢中になって、際限なくのめり込んでしまう魔力が釣りにはあります。

ですが、釣りに夢中になるあまり、危険なエリアに足を踏み入れてしまったり、普段の生活にまで支障をきたしてしまわないよう注意も必要です。安全第一で、ルール・マナーをしっかりと守って楽しみたいですね!
10回ボウスは当たり前。釣れないから燃えるんだよ!「ドMアングラー」

釣れない日が続いても、釣りをやめることなどできない。釣れないから燃えるんだ!そう答えてくれたアングラーは9%でした。たとえ釣れていなくても、ストイックに釣りと向き合う姿勢では負けていません。釣りに対するひたむきな熱意を秘めたタイプなのです。

また、どんなに経験の長い釣り人でも、天候その他の状況や魚の機嫌次第ではボウズになってしまう日もあるでしょう。そんな日を多く経験していればいるだけ、竿を通じて伝わるブルブルとした生命反応を味わえた時の喜びは一入です。
アイツにだけには絶対負けない!「対抗心むき出しアングラー」

「対抗心むき出しアングラー」と回答したアングラーは、3%。釣りの仲間や現地で会った他の釣り人に、つい、対抗心を燃やしてしまう人もいるかもしれません。「勝負」となると、やる気が更に出て燃えてくるものです。

基本的に釣りは競争ではありませんが、互いに釣りの技術や知識を高めあえる存在がいるのは素晴らしい事ですね。ケンカをしない程度に、仲間といつまでも楽しみたいものです。
その他・フリー回答
ではここで、寄せられたアンケートの中で気になった回答をご紹介します!
食べて旨い魚狙い「食料調達アングラー」

美味しい魚を食べたい、だから釣る!そんな「食料調達アングラー」もいるようです。確かに、自分で釣った魚の味は格別です。高値で取引されている高級魚が釣れた日には、言うことなしでしょう。市場に出回っていない珍しい魚を味わうチャンスもあるかもしれません。
満足できる1匹に会いたい「一期一会アングラー」

釣りは、水面近くまで魚を巻き上げるまでは、何が釣れたのか分かりません。格闘の末、掛かった魚の姿が見えた時に、それが満足できる1匹だった時こそ釣りの醍醐味を感じられるのかもしれません。
安い道具でお金かけてる人に勝つ!「道具より技!アングラー」

総額10万円のタックルを使っている人を横目に、総額1万円のタックルを使っている自分が釣り勝つ。釣りは道具じゃない!腕さ!とカッコよくキメてみたい願望を抱く人も少ないくないのでは?安価な釣り道具を使って魚が釣れると経済的にも得をした気持ちになり、ちょっとした優越感にも浸れそうです。
釣れないのは道具のせい「言い訳アングラー」

釣れない事を自分の腕ではなく、釣具のせいにしたくなる時ってありますよね。プロは釣具にそれなりのお金をかけているから…。釣れなかった日は、自分にそう言い聞かせて、次の釣行に期待しましょう。
釣れない人をからかいたくなる「ドSアングラー」

釣れない人をからかいたくなる「ドSアングラー」という回答もありました。対象が魚や釣りそのものではなく、他のアングラーというところがドSです。仲間内でからかいあって楽しむのも、釣りの醍醐味!?の一つなのかもしれませんね。
釣り人の数だけ流儀がある!?

タイプを調査した今回のアンケートでは、魚種やサイズ、数などに拘らずに釣りを楽しんでいるという人が多いことが分かりました。また「たとえ釣れなくても釣りを楽しんでいるよ」という人も意外と多かったようです。一言にアングラーといっても、様々な流儀がありますね。読者の皆様、ご協力ありがとうございました!