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釣り好きが「海まで10秒の暮らし」を手に入れた。そのメリットと意外な落とし穴

釣り好きが「海まで10秒の暮らし」を手に入れた。そのメリットと意外な落とし穴

「いつか海の近くに住みたい」

釣り人なら、一度はそんな暮らしを想像したことがあるのではないでしょうか。

筆者は実際に、海まで徒歩10秒の場所で生活中。

好きなタイミングで竿を出せる一方、近すぎるからこその意外な落とし穴もありました。

目次

家の目の前が海ってどう?

海の近くに住んでみたい。釣り人なら一度はそう思ったことがあるはず。

仕事終わりにサクッと釣りへ行けて、休日は混雑する前からポイントに立てる。そんな生活に憧れる人も多いでしょう。

実際に私は海まで徒歩10秒ほどの場所で暮らしています。

釣り好きにとっては夢のような環境ですが、住んでみて初めてわかったこともたくさんありました。

大畑

今回は、海のそばで暮らして感じたリアルなメリット・デメリットを紹介します。

海の近くに住んで良かったこと

海の状況がすぐにわかる

まず一番のメリットはこれです。海は1日の中でもすぐに状況が変わってしまいます。正直、こればかりは行ってみないと分かりません。

しかし、海のそばに住んでいると、いつでも確認できるんです。

散歩ついでに海へ行って、今日は鳥が飛んでるなーとか、ベイトボールが見えたとか、逆にまったく生命感がないとか、その日の海を見て釣りに行くか判断できるのが一番のメリットです。

予報では無風なのに、海に出てみるとめちゃくちゃ風が吹いている。そんな経験をしたことがある人も多いと思います。

大畑

海の近くに住んでいれば、現場まで行って「今日は釣りにならない」と引き返すことがないのは本当にありがたいです。

良いタイミングで釣りができる

私は、魚釣りで一番大切なのは、最も状況の良いタイミングで釣り場にいることだと思っています。

天気はもちろん、時間帯や潮位など、あらゆる条件が揃っていれば比較的簡単に魚を釣ることができます。

しかし、仕事や学校がある中で、そのタイミングに合わせて釣りに行くのは難しいと思います。

海の近くに住んでいると、そのハードルが一気に下がります。

大畑

仕事前に朝マズメへ行ったり、潮が良いから寝る前に行ってみようみたいな感じで釣りに行けちゃいます!

場所取りが楽になる

人気のフィールドで朝マズメに行くと、入るスペースがなくて釣りができずに諦めたなんて人もいるんじゃないでしょうか。

明るくなる数時間前には行かないと入れないようなポイントでは、夜中に家を出る人も多いはずです。

それどころか、前日に出発して車中泊をする人もいると思います。私の住んでいる場所も、ハイシーズンは朝に行くとどこにも入れないほど多くの釣り人が押し寄せます。

しかし、そんなのも関係なし! 私はポイントに入るギリギリまでベッドで寝ています(笑)

大畑

これも近くに住んでいるからこそのメリットですよね。

釣りが上達する

釣りに行く回数が圧倒的に増えるのと、一年を通して様々なタイミングや状況を経験できるので、釣りの腕は自然と上達します。

毎日のように釣りをしていると、同じような状況に出くわすことが増えていきます。

そうすると、たまたま釣れた魚を狙って釣れるようになり、なんとなくやっていたことが確信に変わっていくのです。

大畑

それを繰り返していくと、常に狙って魚が釣れるようになります。

忘れ物をしても取りに帰れる

忘れ物。結構ありがちでかなり困ることだと思います。

タモやヘッドライト、ペンチやスナップケースなど、そういった小物系を家に置いてきたなんて経験をしたことがある人も多いと思います。

まだ小物ならいいんですが、2ピースの竿でバット側とティップ側で違うものを持ってきてしまったり、本来持ってくるはずだったルアーケースとは違うケースを持ってきてしまったりなど、そもそも釣りにならない忘れ物をしてしまった時はもう最悪です。

でも、釣り場の近くに住んでいたらすぐに取りに行ける。

大畑

もし忘れてもせっかくの釣りが台無しにならない。これが本当に大きいです。

意外な落とし穴

忘れ物が増えた

「さっき忘れ物があってもすぐに取りに行けるって言ってたじゃん!」とツッコミたいところですが、これが逆に忘れ物を増やす原因になっていました。

「いつでも取りに行けるからいいや」という考えになってしまい、持ち物のチェックを怠るようになっていました。

大畑

さすがに現在ではそんなミスも減りましたが、住み始めて1~2年はよく忘れ物をしたものです。

「いつでも行ける」が逆効果になることも

これも意外な落とし穴でした。

いつでも行けるからこそ、「今日は眠たいから明日行こう」と思って釣果情報を見てみると、めちゃくちゃ釣れてる……なんてことがよくあったんです。

釣りが日常になって気を抜いていると、せっかくのチャンスを棒に振ることがあります。

大畑

これは逆に、住み始めて数年経った頃に出てきました。もう釣りが日常の一部になってしまったからこその弊害です。

海が日常になる暮らし

海まで10秒の暮らしは、釣り人にとって間違いなく魅力的です。

海のそばに住んでいるからこその発見や経験がたくさんあります。

ただし、単純に「たくさん釣りができる」というより、海が生活の一部になることが一番の変化でした。

また、良いことだけではなく、地域によっては塩害などで生活に影響が出ることもあります。

大畑

大変なことや不安なこともたくさんありますが、私は今後も海に囲まれた暮らしを続けようと思います!

撮影:大畑 大志朗

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