イワナの亜種「ゴギ」に出会いたい。山口県の山奥に棲む、小柄で可愛い姿に癒された旅

2020/03/04 更新

小さくて可愛いゴギというイワナが中国地方に生息しています。日本に棲む、トラウトを狙いに山口県まで遠征してみました。その模様をレポートします!


イワナの一種「ゴギ」

ゴギ トラウト
イワナは日本各地の河川源流域に生息するサケ目サケ科の魚。アマゴやヤマメと並んで渓流釣りの人気ターゲットになっていますね。

今回狙う「ゴギ」と呼ばれる魚もじつはイワナの一種です。

「ゴギ」は小型亜種で白斑をもつ

ニッコウイワナ
イワナには4亜種(ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、アメマス、ゴギ)が確認されています。最も一般的な種類は、この写真のニッコウイワナですね。

ゴギ
ゴギは頭部の白斑に注目すると見分けることができます。この写真のように頭まで白斑が続いているのは、ゴギだけです。

イワナの仲間では最も小型種で、20cm前後が最大となる沢が多いです。

名前の由来は韓国語

ムルコギ
ゴギは、中国地方4県(島根・岡山・広島・山口)にのみ生息。

韓国語で「魚」を意味する「물고기」(ムルコギ)に由来すると言われ、たたら製鉄が盛んだった古代、朝鮮半島からやってきた技術者がそのように呼んだ名残だそうです。※諸説あります。

山口県のとある源流域へ

イワナマニアの友人に連れられて

ゴギ 山口県
ゴギに会いたくて遥々山口県まで遠征してまいりました。

人の踏み入った形跡がない小さな川筋が今回のポイントです。

なんでも「釣れれば全部ゴギ」だとか……期待に胸を高鳴らせ、さっそく入渓します!

ヤマメが飛び出したw

ヤマメ
開始一投目で掛かってきたのはヤマメです。あれ? 全部ゴギだったはずじゃ……(汗)

恐らく釣れた場所は、ヤマメの生息域としては最も最上流になるでしょう。(友人が一番驚いてました)

さぁ、果たしてゴギは釣れるのでしょうか?

 
>>Next Page:石の陰から……ついに!

念願のゴギがヒット

源流っぽさが出てきました

源流
もはや水たまりと変わらないほどの水深ですよね。

しかし、イワナはこれだけ水量があれば充分生息できる魚。

川登りが上手なイワナは、滝さえなければどんどん上流へ登っていく性質があるのです。

石の陰から……ついに!

ゴギ 源流
少し大きな溜まりでイワナが友人のルアーに飛び掛かってきました。

僕もすかさず同じコースへキャストしてみるとワンアクションでヒット!

こんな場所でなんと4尾も連続ヒットです。

さぁ、頭に白い点はあるかな?

「ゴギ」に出会う

ゴギ
奇麗に頭部まで白斑が入っていますね。

僕にとって初めてのゴギ。本当に白い点々あるんだーってのが第一声でした。

言葉じゃ表現できないのですが、ニッコウイワナより何というか……可愛らしいって感じます。

ゴギ 斑点
何も大物や怪魚だけが魚ではありません。小柄ではありますが、本当に美しい魚だと僕は思います。

僕にとって一番の嬉しさは、こうして自身にとって初めての魚を手にしたときにこみ上げてきます。

人気ルアーでまさかの大爆釣!

源流域ではシンキングミノーが◎

シンキングミノー
狭い源流域ではシンキングミノーが必要不可欠です。

ピッチングで正確なキャストが決まれば、ワラワラとゴギ達がルアーを追いかけてきます。

人が立ち入ってないだけあって本当にスレ知らず!

スミス・Dコンタクトが最強

Dコンタクト
様々な種類のシンキングミノーが販売されていますが、Dコンシリーズを好んで使っています。

この日も大活躍してくれました。渓流は勿論のこと、海のライトゲームでも活躍するオススメルアーです!

ITEM
スミス(SMITH LTD) ミノー D-コンタクト 4.5g 50mm

リュウキも良いですよ

DUO リュウキ
リュウキを使っていた友人も爆釣していました!

Dコンタクトと並んで人気商品であるリュウキシリーズ。

比較的安価なため、ついつい買ってしまいますが、実力も兼ねそろえています。

ITEM
DUO スピアヘッド・リュウキ45S

源流域ならではの入食い状態

ゴギ 入れ食い
一つの溜まりから複数匹釣れてきます。キャストできなければちょうちん釣りでも掛かってきます。ときには3人連続ヒットも。

ゴギ
緑に囲まれた至福のひととき。田舎って素晴らしいな~。早く都会から引っ越したい。

……なんて、無いものねだりをしながら、ゴギと山口県の大自然に癒されました。

ときには自然に癒されましょう

自然
この日は夜通しシトシト降り続いた雨上がり。ほどよい雨が良かったようです。

空気も澄んでいて本当に心洗われた1日となりました。都会の疲れを癒しに、みなさんも水辺へ出かけてみてはいかがでしょうか?

 
撮影・文:山根 kimi ヒロユキ

ライタープロフィール

山根 kimi ヒロユキ
“初めての1匹”を求めて、世界中どこへでも行く怪魚ハンター「山根ブラザーズ」の兄。釣りに留まらず、ガサガサや漁業者と協力してまでも、まだ見ぬ生き物を追い求め、日々水辺に立っている。

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山根央之

初めての一匹に最も価値を置くプロアングラー。 20ケ国以上を渡航し釣獲した魚は数百種にのぼる。

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