ヘビキャロに適したワームとは?
スイベルから伸びたリーダーにより、ワームを自然に漂わせることができる『キャロライナリグ』。その優れた遠投性は、とくにビックレイクである琵琶湖を中心に人気のリグです。
一体どんなワームが適しているのでしょうか?よく使われるワームは大きく3種類に分けることができます。
▼キャロライナリグに適したロッドについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ストレートワーム系
ストレートワーム系をヘビキャロで使うと、強すぎないアピールで広範囲をチェックしていくことが出来ます。
ナチュラルなスイミングは、無警戒で泳ぐ小魚を演出しやすいです。一方で、ロッドで大きめにアクションを加えると、トリッキーなダートアクションを出すこともでき、バスのリアクションバイトを誘うことも可能です。
クロー系
クロー系は、バスがエビやザリガニを捕食している時には欠かせないワームです。ヘビキャロで使うと、レッグやアームが複雑にアクションしてバスを誘います。
ヘビキャロで使うときには、オモリとのバランスを考えて、5インチ程度までの大きさや少しスリムな形状のクロー系を使うことをおすすめします。
ギル系
近年人気となっているギル系ワームもヘビキャロにおすすめ。ブルーギルが多い状況で特に効果的です。
ゆっくりとアクションしながらも、存在感があるので、ブルーギルを捕食しているビッグバスの反応も良い傾向があります。
ヘビキャロ用おすすめワーム・9選
ヘビキャロでおすすめのワームを厳選しました。実力はどれも折り紙つき! さまざまなフィールドで活躍すること間違いなしです。
ゲーリーヤマモト ヤマセンコー
ゲーリーヤマモトのヤマセンコーは、ナチュラルなスイム姿勢に加え、ダートとフォールを組みあわせて誘うのも効果的なワームです。
ヘビキャロを上方向に鋭く大きく動かすとダートし、その後リーダーの分だけブルブルとフォールしながらバスを誘ってくれます。
デプス デスアダースティック
小刻みに震えるテールのアクションと、ボディが生み出す水押しでバスにアピールできるデスアダースティック。ストレート形状ながらも、複合的なアピールはスレたバスに効果的です。
また細いテールはブルーギルについばまれやすく、そのついばんでいる姿を見て、近くのバスが反応するということもあります。
OSP ドライブスティック
ドライブスティックは、ズル引きでもフォールでもテールを震わせながら、左右にゆっくり揺らめきつつアクションするワームです。
まさに小魚が泳ぐ姿にそっくりで、思わずバスも食いついてきてしまいます。
ジャッカル シザーコーム
シザーコームは、ハイプレッシャーな状況でもバスがよく釣れると評判のワームです。
進行方向に逆らう形で取り付けられた4対のアームが、ロールを伴うバイブレーションを起こし、バスを誘ってくれます。
OSP ドライブシュリンプ
バスがエビを捕食しているときにおすすめのドライブシュリンプ。
下側にリブが設けられたフラットテールや、よく水を受ける逆付けアームなどによって、手足を忙しく動かすエビの姿を忠実に再現してくれます。
バークレー パワーホッグ
バークレーのパワーホッグは、カールした2本の触角と、大きなアームによるアピールが特徴のクロー系ワームです。
ザリガニやエビをバスが捕食している状況に活躍してくれます。なかでもマッディーウォーターにおいて実績の高いワームです。
エバーグリーン キッカーバグ
各ボディパーツ先端がボール状となっていて独特のアピールを生み出しバスを誘うエバーグリーンのキッカーバグ
。着底したときには大きなフラッピンシザースが抵抗となり、ゆっくりと倒れ込むのが特徴です。ヘビキャロで使う際には、大きく動かしつつ、ポーズを意識的に入れながら使うのがおすすめです。
デプス ブルフラット
ブルフラットは、ギル系の中でも特に人気が高いワームです。蛇腹状のテールは、アクション時にはピクピクとした振動を、着底時には大きく水を押し、バスの捕食スイッチを入れてくれます。
バスがブルーギルを捕食している状況では、欠かせないワームです。
ダイワ スティーズホグ
スタンダードで使いやすい形状のホグワーム。2.2、3、3.6インチのサイズ展開で、状況にあわせた幅広い使い分けができます。
パーツが水中で揺らめく様子は、エビなどの甲殻類を演出。また、キャロだけでなく、ダウンショットやテキサスリグでも使用できる懐の広さも魅力です。
ワームを使い分けてヘビキャロを使いこなせ!
ヘビキャロは使うワームの種類によって、様々なアピールの違いを生みやすいリグです。
広範囲をチェックできるメリットを活かしつつ、フィールドの状況に合わせてご紹介した3種類のワームを使い分ければ、数多くのバスをキャッチすることが出来るでしょう。
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