ボトムコップとは
ライトロックフィッシュ 、ハードロックフィッシュをターゲットとしたロッドからジグヘッド、ワームなど、幅広い製品を展開しているTICT(ティクト)。
そのTICTが、ロックフィッシュ界のレジェンド『ハンター塩津』氏の監修を持って作り上げた、シンカーこそが『ボトムコップ』です。最大の特徴は、『ブラス』という素材が使われていること。通常のシンカーとどのように違うのか、まずは見ていきたいと思います。
ブラスシンカーってどんな素材
素材 | 強度 | 比重 | 体積 | 価格 |
ブラス | 強い | 軽い | 大きい | 中間 |
鉛 | 弱い | 中間 | 中間 | 安い |
タングステン | 強い | 重い | 小さい | 高い |
ブラスシンカーとは、同じグラム数の鉛シンカーやタングステンシンカーと比較して、比重が軽く、体積が大きな特徴を持つシンカーです。
体積が大きいと飛距離が落ちてしまいがちですが、その分フォールスピードが遅くなります。そのため、長い時間、魚にルアーを見せてアピールすることが出来ます。
ボトムコップの特徴
ロックフィッシュ特化型シンカーとして設計されているボトムコップには、ロックフィッシュ攻略に使える要素が詰まっています。
シーンに合わせて選べる形状
▼ステイタイプ
▼フリータイプ
ボトムコップは、ステイタイプとフリータイプの2種類に分かれています。
ステイタイプは、シンカーにフラット面が設けてあり、転がりにくくなっているので根掛かりしにくく、ボトムでの使用に向くタイプ。また、フラット面によるフラッシングが効くことも、ポイントのひとつです。
フリータイプは、抵抗が少ない涙型となっているため、スイミングでの使用やボトムを転がして、根の奥にルアーを送り込むことができます。
集魚力を高めたカラー
ボトムコップのカラーは、ブラスシンカーならではのゴールド。これのゴールドカラーによるフラッシングも、高い集魚力が期待できます。特にフラット面が設けられている、ステイタイプであれば、その集魚力を強く実感できることでしょう。
ラインを傷めないパーツ
中通し部分に、パイプが入っているボトムコップ。パイプが入っていることによってラインを傷めに悔いだけでなく、通りもスムーズです。
フッキングした際、フックのノット部分がシンカーに食い込み、ラインブレイクしてしまう可能性も低くします。
ボトムコップのラインナップ
ボトムコップには、重めのステイタイプとフリータイプの2種類のほか、軽量でフリータイプ形状のボトムコップライトを加えた、計3種類がラインナップされています。これらを状況や使用シチュエーションに合わせて、使い分けることで釣果を伸ばしていくことが可能です。
ボトムコップ – ステイタイプ
ボトムコップ – ステイタイプの重さは、12グラムから50グラムまでラインナップ。
ステイタイプは、ボトムパンピングやリフト&フォールで、ボトムにコンタクトさせて、誘いをかけていく時におすすめです。
ボトムコップ – フリータイプ
ボトムコップ-フリータイプの重さは、15グラムから50グラムまでのラインナップ。
スイミングやドリフトのように、ボトムからリグを浮かせてロックフィッシュを狙っていくときや、根の奥にリグを送り込んで行く時におすすめです。
ボトムコップライト
フリータイプを小型化したボトムコップライト。ラインナップは3グラムから11グラムまでとなっていて、より緻密な誘いを可能としてくれます。
よりフォールの時間を長くしたい時や、陸っぱりからのライトロックフィッシュゲームにおすすめです。
ボトムコップでハードロック攻略!
今まで様々なワームを使ってきたけど、なかなかバイトが得られない方は、シンカーを変えるだけで、大きく釣果を伸ばすことができるかもしれません。ぜひ、ロックフィッシュに特化した設計のボトムコップを、ご自身の釣りに取り入れてみてはいかがでしょうか。