釣りとわたし
ーーはじめての釣りガールインタビューということで、緊張しています(笑)どうぞよろしくお願いします。
浦上:ハイ(笑)こちらこそ、よろしくお願いします。
ーーまずは、浦上さんと釣りの出会いについておしえてください。
浦上:おじいちゃんは投げ釣り、お母さんは渓流、お父さんはジギングと釣り家系に生まれました。なので、釣りを始めるのは自然な流れでしたね。休日には近所の海に出かけて、サビキやチョイ投げをしたり。初めての釣竿は、3歳の時に買ってもらいました(笑)
ーーまるで釣りの英才教育ですね。
浦上:今思えばそうかもしれません(笑)最初は釣りを楽しむというよりも、釣れた魚を見ることが好きで。アジやカサゴが釣れようが、フグが釣れようがワクワクしながら見ていましたね。魚だけじゃなく鳥や爬虫類、昆虫なんかも大好きでした。学業や部活が忙しくなってからは、しばらく釣りから遠ざかっていた時期もありましたけど。
ーーそんな中、また再び釣りにハマってしまったわけですか。
浦上:社会人になって、ふと自分の時間ができたときに、趣味がないことに気が付いたんです。いろいろやってみたんですけど、けっきょく釣りに戻ってきましたね。
ーーいろいろな釣りがあるなかで、なぜフカセをやってみようと思ったんですか?
浦上:サビキ釣りをしていた時に、小さいメジナが2匹釣れたんです。そんなに大きくもないのに、その引きの強さに驚かされました。それから「メジナを釣るにはどうしたらいいんだろう?」と、調べてたどり着いたのがフカセ釣りだったんです。
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