カーディフCI4+について

18カーディフCI4+は、シマノが発売するスピニングリール。トラウト専用に特化し、エリアからネイティブまで幅広く対応するチューニングが施されています。
カーディフCI4+の特徴
2018年8月にNEWモデルとなって発売される『18カーディフCI4+』には、どの様な特徴があるのでしょうか。
コアプロテクト
1000S・1000SHGには、巻きの軽さやレスポンスの良さを維持したまま、水や異物の侵入を防ぐ『コアプロテクト』が採用されています。特殊なグリスを使用すると共に、特殊撥水処理による水玉形成効果を各部に施して微細な隙間があっても水の浸入を抑制。回転抵抗を増やさずに防水効果を向上、非接触のため摩耗することなく回転の初期性能を長期にわたって維持できます。
Xプロテクト
3000MHGには、撥水処理+ラビリンス構造による強靭な防水構造の『Xプロテクト』が採用されています。ラインローラー部、ボディ部にも搭載された強靭な防水構造により、回転抵抗を上げずに防水効果を向上し、巻きの軽さを実現しています。
Gフリーボディ
リール本体上部に、スプールを前後運動させる摺動機能部品を配置することで、従来モデルよりも手元にリール全体の重心を近づける『Gフリーボディ』。重心位置の最適化により、ロッドとリールの一体感が向上しているので、ロッド操作性の向上だけでなく、キャストによる疲労の低減も実現しています。
12カーディフCI4+との違い
新しくなったカーディフCI4+は、12モデルとどの様な違いがあるのでしょうか。
リールのサイズ
12カーディフCI4+のC2000SS・C2000HGSが、18カーディフCI4+では、それぞれ1000S、1000SHGに該当。新たにC3000MHGが追加されています。完全なサイズ比較とはなりませんが、18カーディフCI4+1000Sと12カーディフCI4+のC2000SSのスペックを表にしましたので、参考にしてみてください。
スペック比較(一部省略)
モデル名 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | 巻取り長 | ナイロン糸巻量 (lb-m) | ベアリング数 |
18カーディフCI4⁺ 1000S | 5.0 | 3kg | 170g | 66cm | 2.5-140 3-100 4-90 | 9/1 |
12カーディフCI4⁺ C2000SS | 5.0 | 3kg | 165g | 66cm | 2.5-140 3-100 4-90 | 8/1 |
スーパーシャロースプール搭載のエリア専用機
シマノ 12カーディフCI4+ C2000SS
ラインナップ
トラウティストへ贈るスペシャルチューンを施して華々しくデビューした、18カーディフCI4+のラインナップをご紹介します。
1000S
18カーディフCI4+のスタンダードなスペックのモデル。ワンタックルでエリアトラウトを楽しみたい方におすすめの汎用性があります。
シマノ 18カーディフCI4+ 1000S
1000SHG
ラインキャパや自重などは1000Sと同一スペック。ギア比が高くなり、巻き取り量が79センチにアップしています。速い流れの中でも負けずに、ルアーの泳ぎを演出することができるモデルです。
シマノ 18カーディフCI4+ 1000SHG
C3000MHG
大型トラウト狙いの釣りで活躍するサイズ。Xプロテクトの採用により、ウェーディングでも安心して使うことができます。巻取り長さは88センチもあり、高速巻きなどのさまざまなリーリングアクションも可能。耐久力やスペックも魅力的な1台です。
シマノ 18カーディフCI4+ C3000MHG
18カーディフCI4+でトラウトをはじめよう
エリアのみならず、流れのあるネイティブトラウトでは、タックルの水濡れを避けることができない場面が多くあります。『18カーディフCI4+』は、そんな心配もなくウェーディングでの釣りを楽しむことができる1台でしょう。もう一歩、流れの中に踏み込んた釣りを、カーディフでしてみてはいかがでしょうか。