フラッシュジギングについて
フラッシュジギングは、クレイジーオーシャンのメタルジグ『オーシャンフラッシュ』を使った新たなオフショアジギング。今回は話題の新釣法、フラッシュジギングを詳しく解説します。
ジグで寄せる・フックで食わす
フラッシュジギング最大の特徴は、ジグで魚を寄せてフックで食わせること。ジグのアクションで魚を集め、平打ちフックのフラッシングでバイトさせる、まったく新しい概念の釣りです。
フラッシュジギングの魅力
フラッシュジギングは、従来のジギングとは異なる新しい釣法。なぜフラッシュジギングが登場し、なぜ注目を集めたのか、その魅力に迫りましょう。
何が釣れるか分からない
フックのフラッシングでバイトを引き出せるため、通常のジギングではヒットしにくい、イサキやアジ、マダイもターゲットです。
もちろん青物や大型根魚、タチウオにも有効。本命の対象魚以外にも、何が釣れるか分からないことが魅力です。
誰でも楽しめる
フラッシュジギングはライトなタックルと、軽いシャクりで楽しめるため、ジギング初心者にもおすすめ。「なんだかジギングは大変そう」と感じているアングラーでも安心です。
多彩な攻めができる
ジギングと同じく、タックルやアクションによって釣果は大きく変わるため、ゲーム性の高さが魅力。ターゲットに合わせてアクションを変え、意図的に魚種を釣り分けることもできます。
フラッシュジギングのタックル
スピニングタックル
浅場でのキャスティングゲームにはスピニングタックルがおすすめ。ライトジギングロッドが最適ですが、タイラバロッドやエギングロッドを流用できます。
なかにはアジングロッドで楽しむアングラーもいますが、キャストとファイトに慣れが必要でしょう。いずれもしなやかなティップのロッドが扱いやすく、合わせるリールは2500から3000番台がベストです。
フラッシュジギングに最適!クレイジーオーシャンの専用ロッド!
クレイジーオーシャン オーシャンセンサーLJ OSE-LJS63L
シマノが送り出す!ソルトゲームに最適のタフステージスピニングリール!
シマノ ツインパワーXD C3000HG
ベイトタックル
バーチカルな釣りにはベイトタックルがおすすめ。ライトジギングロッドがタイラバロッドが使いやすく、リールは小型のジギングリールが最適です。
不意の大物にもしっかり対応!フラッシュジギングにぴったりのベイトロッド!
クレイジーオーシャン オーシャンセンサーLJ OSE-LJB63L
ダイワの最新技術が詰まった小型ジギングリールの大定番!
ダイワ ソルティガBJ 100SH
ライン
0.8から1.5号までのPEラインを対象魚によって使い分けますが、大型の青物や根魚を狙う以外は0.8号が快適。メインラインの強度に応じたショックリーダーを1ヒロ程度(1.5メートル)結束します。
ジグの激しい動きにもしっかり対応!ジギングにベストマッチのPEライン
サンライン PEジガーULT 12lb 200m
抜群の強度を誇る、ジギング対応フロロカーボンリーダー!
サンライン トルネード 松田スペシャル競技 ブラックストリーム 3号
ジグ
フラッシュジギング専用の『オーシャンフラッシュ』を使います。スクリューカットと呼ばれる特殊加工によって、フォール時に水平姿勢で回転することが最大の特徴。
強烈なフラッシングで広範囲にアピールして魚を寄せる、フラッシュジギングには欠かせないアイテムです。
抜群のフラッシング効果で誘惑!フラッシュジギング専用メタルジグ!
クレイジーオーシャン オーシャンフラッシュ 50g
フック
フラッシュジギングの要とも言える重要なアイテムが、『フラッシュアシスト』です。平打ち加工が施されており、フック自体が艶めかしくフラッシング。
平打ちは針はもともとエサ釣りで使われる針で、エサが付いていない“空針”の状態でも魚を食わせる力があります。
平打ちフックによる圧倒的食わせ力!フラッシュジギング専用アシストフック!
クレイジーオーシャン フラッシュアシストEX 1/0 2cm
ブレードチューン
アピール力をアップさせるには、リアのブレードチューンがおすすめです。ブレードに魚がバイトしてくることも多いため、使用する際はリアフックが必須。
ブレードベイトのようなただ巻きも有効なため、シャクりに慣れていないビギナーにもおすすめです。
リアのブレードチューンでアピール力をアップ!
フラッシュジギングの釣り方
フラッシュジギングは新しい釣法ですが、特別な難しいテクニックは必要ありません。はじめてフラッシュジギングに挑戦する前に、基本の釣り方を確認しておきましょう。
キャスト
スピニングタックルを用いる場合は、広範囲を探るために、アンダーハンドでキャストをしましょう。ベイトタックルはバーチカルが基本ですが、スピニングタックルは斜め引きが有効です。
底取り
ほかのオフショアフィッシングと同じく、まずは底取りからスタート。水深に合わせて、底を取れるウエイトのジグを選ぶことが大切です。
一般的なジギングと同じく、潮が速く、水深が深くなるほど重たいジグが必要。釣行前に必要なウエイトを確認しておきましょう。
アクション
激しいジャークはフラッシュジギングには不要。竿先で弾くようなイメージで、ジグをフワフワと漂わせるだけで、魚にしっかりとアピールできます。
バイトはフォール時に集中するため、シャクった後は必ずフォール。目安として、水深の半分ほどシャクり上げ、再度底を取り直す感覚を覚えておきましょう。
ジグのウエイト
フォールスピードによって釣果が大きく変わるため、ジグのウエイト選びは大切。潮が速ければ重く、緩ければ軽くするのが基本です。
同じウエイトでも、タングステンは鉛よりもフォールスピードが速く、ジグの素材を使い分けるのもおもしろいでしょう。
注意点!
人気ターゲットのイサキやアジは、ファイト中のバラシが多い魚種。ファイト中は一定スピードのリーリングを意識し、ポンピングは控えましょう。ランディングの際はタモがあると安心です。
フラッシュジギングでさまざまな魚をゲットしよう!
フラッシュジギングはまだ新しい釣法のため、テクニックやノウハウが確率されておらず、遊漁船もまだ多くないのが現状です。
しかし、独特のゲーム性や対象魚の豊富さは、ほかのどのジャンルとも異なります。ビギナーの方もベテランジギンガーも、1度挑戦してみてはいかがでしょうか。