Chapter 1
釣りというライフワーク。
幼いころ、家族に連れて行ってもらたのがきっかけですね。休みの日になれば川や海にと、いっしょに出かけていました。堤防からのアジコ(アジ)釣り、サーフからチョイ投げなんかを。初めて釣った魚はアジなんですけど、写真を見ると、そのときの記憶がよみがえります。
ー 本格的に釣りにのめりこんだのはいつですか?
大学生のとき、近所の海釣り公園で『でっかいヒラメが釣れる』って情報を聞いたんです。道具は父が貸してくれたのですが、それを狙う仕掛けがなくて。それで、ひとりで釣具屋に買いにいきました。ちょうどそのころですかね。
ー 学生のころ、釣りから離れる時期ってなかったんですか?
友達とは平日に会えるので、休日は家族と過ごすことが多かったんです。だから自然と、「今週どこ釣りいく?」みたいな会話になって(笑)そういう意味では、“釣りをするのが当たり前の環境”にいつもいましたね。
ー 釣りを嫌いになったことは?
全然ないです! でも、恥ずかしいと思ってたのは事実……。人には、なかなか言えなかった。
やっぱり、男性の趣味って感じのイメージが強いじゃないですか? だから友達とかには絶対知られたくなかったんです(笑)
ー ほかに好きなことはありますか?
海外旅行と、あとは大学でスキューバダイビングのサークルに入っていたので、その延長で今も友達と楽しんでいます。人があまり踏み入れないような、秘境の地に行くのが好きです(笑)