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秋丸美帆「釣りガールをなくしたい」その言葉に隠された真意とは?【はたらく釣り人 Vol.1】(2ページ目)

 

秋丸美帆

 

Chapter 2

 

SFAからはじまった、釣り仕事。

 

ー 幼少のころから向き合ってきた釣りですが、ずっとこの業界に憧れていたのですか?

そうですね。小さいころ、テレビで児島玲子さんの活躍をずっと見ていました。『女の人が、堂々と釣りを楽しんでいる!カッコイイ!うらやましい!』って、すごく憧れて(笑)釣りの腕前もそうですけど、その生き方や姿がまぶしかったんです。

 

秋丸美帆

 

ー みっぴさんのようになりたくても、簡単にはなれるものでもない気がします。なにかきっかけはありましたか?

やっぱり10年前に、SFA(スーパーフレッシュアングラー)に選ばれたのが大きかったです。思い返すと、あれが転機だったんじゃないかと。当時はまだ大学生だったので、今みたいに色んなメディアに出させていただくなんて、想像もしていなかった。

 

秋丸美帆

 

ー SFAに選ばれなければ、いまの“みっぴ”はなかった?

そうですね~。ひとりでは新しい釣りに挑戦する機会も中々ないので。SFAになって一気に釣りの幅も広がりました。自分がリアルに感じた、『その釣りの魅力』をいろんな人に伝えていけるのが幸せなんです。

 

秋丸美帆

 

ー 10年ぶりにSFAを募集をしていますが、どんな人が向いているとおもいますか?

もちろん、釣りが好きでその魅力を伝えていきたいという気持ちは一番大事です。あと、これは私の話でもあるんですけど、SFAに選ばれる前は、人前に出て話ができるようなタイプじゃなかった。いまでこそ平気になりましたけどね。だから、“自分を変えたい”“新しい自分を発見したい”という人も、ぜひ挑戦してほしいとおもいます。

 

秋丸美帆

 

ー みっぴさんは、自分で釣って食べることをモットーにしていますね。

やっぱり釣った新鮮な魚を食べることができるのは、釣り人の特権じゃないかと。釣ったばかりの魚は、鮮度がまるで違います。市場には出回らない特別な味です。ハゼやベラも刺身で食べると、マゴチの味に近くて美味しいんですよ。

 

ー ほかに釣りを通して感じられる、喜びってなんだと思いますか?

釣りだけじゃないですけど、新緑や朝日がキレイだなとか、いっけん些細と思えることにも感動できるのがアウトドアの魅力です。癒し効果も高いと思ってて、疲れた気持ちをリフレッシュできる、みたいな。

 

秋丸美帆

 

ー フィールドに出るからこそ、学べることや気づくことも多い?

そうですね。自分たちは『自然に遊ばせてもらっている』、そんな意識を強く持つようになりました。小さいころから、アウトドア(キャンプ、釣り)にかかわることが多かったのもあるんですけど。

 

秋丸美帆

 

ー こどものころの経験が、いまも影響しているんですね。

都会に住んでいると、自然と触れ合う機会って、そうそうないじゃないですか? その“ありがたみ”を感じることが多いです。だからこそ、釣り場でゴミを見つけてしまうと、残念なキモチにもなります。

 

秋丸美帆

 

ー 先日ブログで、結婚願望について書かれていましたね。どんな相手だったら結婚したいですか?

あぁ~、はい(照)そうだなぁ……やっぱり釣りを楽しむ家庭で育ったので、自然と相手にも釣り好きであることを求めてしまうかも。

 

ー 男性アングラーとしては夢のある話ですね(笑)

幼いころから、釣りを家族みんなで楽しんできたので、同じように子供ができたら時間を共有したいんです。こんな楽しいことがあるよ、って。

 

秋丸美帆

 

ー 奥さんまでいっしょに楽しんでくれるって、メンズからすると理想的です。

じつは、私のお母さんも釣り場まできて、ずっと読書してました(笑)だから、もしアウトドアが苦手でも、拒否はしないで理解はしてほしいです。

 

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