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秋丸美帆「釣りガールをなくしたい」その言葉に隠された真意とは?【はたらく釣り人 Vol.1】(3ページ目)

 

秋丸美帆

 

 

Chapter 3

 

“釣りガール”をなくしたい。

 

ー 釣りに興味があっても、始められない女性も多いのが現状です。どう感じていますか?

これにはいろんな問題があって……。例えばライフジャケット一つにしても、男性のサイズに合わせてあったりして、女性にはちょっとオーバーサイズだったりするんです。ウェアはオシャレなものが増えてきたので、以前よりも、女性が始めやすくなった印象はうけます。あとは“釣具屋さん”が、なんとなく別世界に思えるのもあるかと。

 

秋丸美帆

 

ー 釣具屋さんが別世界に感じる?

いまでこそ慣れましたけど、『釣具屋さん』って女の子からすると、とっても入りにくいんですよ。なんかドキドキするというか、緊張するんですよね。だからもっと、アウトドアショップのように、女の子でも入りやすいイメージになってほしい。釣りに行く子が増えれば、自然とそんな風に変わっていくと思うんです。

 

秋丸美帆

 

ー 最後にお聞きします。今後の釣りシーンは、どんなものになってほしいですか?

“釣りガール”という言葉がなくなってほしいと思ってます。

 

ー 自分の肩書きとも言える、その言葉をなくしたいと?

“釣りガール”って、その言葉自体に特別視されている雰囲気があるんですよね。釣りを楽しむのに、性別なんて関係ない。「女性が釣りをしている」っていう感覚をなくしていきたいんです。当たり前にみんなが、この素晴らしい釣りという遊びを楽しんでくれたら最高ですよね!

 

Photo&Text_TSURI HACK

 

秋丸美帆

秋丸 美帆 / 2008 DAIWA SFA MEMBER
磯釣りをしていた父親の影響で、5歳のころから防波堤やサーフの釣りに親しむ。2008年にDAIWAが主催する、SFA(スーパーフレッシュアングラー)メンバーに選出。現在は玄界灘をホームグラウンドに、ルアー・エサに拘らず、様々な釣りを楽しむ。モットーは、「楽しく!美味しく!」。“みっぴ”の愛称で親しまれている。福岡県出身。

 

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