※掲載している「ALL1,000円台」の価格は、2025年8月時点でのAmazon販売価格を参考にしています。
Amazonやホムセンで見つけた「意外な選択肢」

釣具専用の収納は確かに便利ですが、「値段が高い」「デザインが好みじゃない」「もっと別の選択肢が欲しい」と感じたことはありませんか?
そんなときに注目したいのが、工具や文具の収納アイテムです。
プロの現場で鍛えられた製品はタフで機能的。釣具に転用しても驚くほど快適に使えます。

uoppay
今回は、安いもの好き(ドケチで有名)な筆者が実際に買ってよかった3品をご紹介します!
TAKAGI®(タカギ)バンパーグレード パーツケース 小 BGP343

TAKAGI(タカギ)は、新潟に本社を置く老舗工具メーカー。
プロからDIY愛好家まで幅広く支持されていて、ホームセンターの工具コーナーでは必ずと言っていいほど目にする存在です。

もともとはネジや部品を整理するためのハードケースですが、釣具にもぴったり。

仕切り板で収納スペースの大きさを自由に調整できるため、大小さまざまなアイテムを種類ごとにきれいに整理できます。

素材には、車のバンパーにも使われる「バンパーグレード樹脂」を採用しているため、とにかく丈夫。
釣り場の環境は意外と過酷で、安価なプラ容器だと割れてしまうことも少なくありません。その点、このケースなら安心して使えます。

底の角はカーブ状になっており、細かなパーツが隅に溜まらず、スムーズに取り出せる設計です。


蓋には溝が施されているため、ケース同士をスタッキング可能。
価格も1,000円台と手頃なので、収納するものが増えても気兼ねなく買い足していけます。

私は大きめのプラグ収納に使っていますが、想像以上に収まりが良くて助かっています。
TAKAGI バンパーグレード パーツケース 小 BGP343

uoppay
耐久性がありつつ価格は控えめで、「これで十分じゃない?」と思わせてくれる、まさにコスパ最強のアイテムです。
Penco®(ペンコ)ストレージコンテナー 4個セット

Penco®(ペンコ)という響きと、このオシャレな見た目から「海外のブランド?」と思う方もいるかもしれません。
じつはペンコは、日本の文具メーカー HIGHTIDE(ハイタイド) が展開する、“架空の海外文具ブランド”というユニークなコンセプトから生まれたシリーズです。

ノック式ボールペンから始まり、ノートやファイルなど日常使いのカジュアルな文具を展開。
アメリカンテイストの無骨さとヨーロッパ風の繊細さを融合させたデザインが特徴です。

そのひとつ「ストレージコンテナー」は、大小4つのBOXが入れ子式になった収納セット。
鮮やかなカラーリングとシンプルなフォルムが魅力で、用途はユーザー次第。
デスク周りの整理やリビング小物の収納、車載用の工具箱など、幅広く活躍します。

私はこの小さめのケースを、陸っぱり用ルアーケースとして使っています。
仕切りがないため細かな仕分けには不向きですが、母艦ケースから必要なルアーだけを取り出し、気軽に放り込んで持ち歩くにはちょうどいいサイズ感です。
一番大きなケースは、幅23.5cm × 高さ17.0cm × 奥行7.0cmあり、ビッグベイトの収納にも対応。
実際に釣り人の間でも認知度が高く、ビッグベイトや大きめのトップウォータープラグを入れて使っている人も少なくありません。

4個セットなのでコスパも抜群。使わないときはマトリョーシカのようにまとめて収納できるのも便利です。
カラーバリエーションも豊富で、幅広い好みに対応。洒落たデザインは、釣り部屋のインテリアとしても映えます。



uoppay
ブランド名が「ハイタイド(満潮)」なだけに、もしかすると釣具収納を見越していたのでは?と思わせるほど、釣りとの相性はバッチリです。
ハイタイド Penco®(ペンコ)ストレージコンテナー 4個セット
TONE ボルトバッグ

TONE(トネ)は、1925年創業の老舗プロフェッショナル工具メーカーです。
モータースポーツの現場などで、そのロゴを目にしたことがある方も多いでしょう。
そんなTONEが手がけているのが、この布製バッグです。
もともとはボルトやナットの運搬用に設計されたバッグで、耐久性は折り紙つき。


最大耐荷重は30kg。
生地には防水加工を施した軽量かつ丈夫な1680Dポリプロピレンを採用し、自動車のシートベルトやトラック幌にも使われる素材を応用しています。
100%防水ではありませんが、釣行時のちょっとした濡れや汚れからはしっかり守ってくれます。

開けやすいダブルファスナーの取っ手には、大きくて丈夫な金具を採用。
手袋をしていてもスムーズに開閉できます。


蓋部分には透明ポケットを備え、使わないときは折りたためる設計。
さらに3色のカラーバリエーション(グリーン・イエロー・ブラック)があり、現場での使い分けや識別にも便利です。

そしてこのタフなバッグ、釣りのシーンでも相性は抜群です。
私自身はそれほど重いものを入れているわけではなく、釣行に必要な小物をざっくり詰め込んで使っています。
バッカンで代用できる場面もありますが、1,000円台というコスパ、高耐久な生地、そして無骨でアメリカンな雰囲気のあるデザインが気に入っています。

「TONEのボルトバッグを釣具に使っているのって、自分だけ?」──そう思ったのも束の間。
ネットのレビューを覗いてみると、すでに同じように活用している方がいました。
先を越された気もしますが、裏を返せば“間違いなく釣りに使える”という証拠でもあります。
トネ(TONE) ボルトバッグ BGBB1

uoppay
時に電動工具入れとして。あるいはポータブル電源やキャンプ道具の収納として。
使い方はアイデア次第で無限に広がります。
釣り人にかかれば、釣具店以外も“釣具屋”になる。

たとえば、リングスターの「ドカット」。もともとは“座れる工具箱”として登場しましたが、釣りで爆発的に使われるようになり、ついには釣り専用モデルまで派生しました。
この背景を考えれば、隠れた逸品が釣具メーカー以外から生まれても不思議ではありません。

uoppay
ぜひ皆さんも、ホームセンター・工具店・文具店で“次の釣りギア”を探してみてください。
撮影:uoppay






