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“高い”のになぜ人気?『タングステンジグ』のメリットとおすすめ15選

青物・シーバス・根魚と、あらゆる魚種を狙える汎用性の高さを持つメタルジグ。各社から様々な製品がリリースされていますが、パッケージに「TG(タングステン)」という文字をみかけることがあります。今回はタングステンジグの基礎知識とメリットをご紹介します。

目次

記事内画像撮影:TSURI HACK編集部

タングステンジグとは

タングステンジグと鉛のジグの比較

画像上がタングステン・下が鉛

タングステンはレアメタル(希少金属)の一種。身近なところでは、電球のフィラメントなどに使われています。

タングステンは、単位体積当たりの重量が鉛の約1.7倍、鉄の約2.5倍もある高比重金属です。

つまり、鉛と同じ重さのタングステン製メタルジグを作った場合、鉛より体積を1/1.7、つまり40%以上小さい体積で作成することが可能です。

タングステンジグを使うメリット

ジグのシルエットを小さくコンパクトにできる

コンパクトなタングステンジグ
体積が小さくなるということは「同じ重さで、ジグのシルエットを小さくする」事を可能にします。

とくに青物やシーバス狙いでベイトフィッシュが小さい時や低活性時には、ジグのシルエットが小さいほど効果的な事が多く、釣果に結びつくメリットと言えるでしょう。

水や空気の抵抗を受けにくくなる


同じ重さで、ジグのシルエットが小さくできる事で、空中や水中で受ける抵抗が小さくなります。

キャスティング時にはより飛距離が伸びたり、着水後にはジグを早めに着底させることができます。

とくに逆風時のキャスト時、潮流が速いようなポイントで潮目に沿ってルアーを通したい時にタングステンジグは有効といえるでしょう。

着水音が小さい


水面にナブラが湧いている状況は、アングラーにとって大チャンスですが、ここで注意したいのはルアー着水時の音を小さくすること。

着水音が大きいと、ナブラが散ってしまう事があります。キャスティングのテクニックも必要ですが、体積の小さいタングステンジグを使用する事で、着水音を抑える事ができます。

▼ナブラが湧いた時に知っておきたい5つの事

おすすすめのタングステンジグ15選

一口にタングステンジグといっても、各ルアーメーカーから多くの製品がリリースされています。ここではその中からおすすめのタングステンジグをいくつかご紹介します。

ダイワ TGベイト

全長:49-68mm
自重:20-60g

タングステンジグの超定番。発売以降、マイクロベイトやハイプレッシャーを攻略できるキャスティングジグとして一躍有名になり、今でも定番タングステンジグとして残り続けています。

平均評価4.5・450件超えAmazonレビューが、人気の高さを物語っています。

メジャークラフト ジグパラ TG

自重:10-120g

高価なタングステンジグの中でも比較的低価格な製品です。Amazonレビューは500件近くあり、タングステンジグの中でトップクラスの人気を誇ります。

ショアでのキャスティング、オフショアでのバーチカルどちらも対応できるオールマイティーなアクション、10~120gまで幅広いウェイトラインナップが大きな魅力です。

ジャッカル ラスパティーンTG

自重:10-80g

シラスやイカナゴが追われているナブラがあれば、迷わず投げてみたい製品です。コンパクトボディから生み出される鋭くキレの良いアクションと、激しいフラッシングでフィッシュイーターを魅了します。

60~80gには、タイジギングに実績の高いカラーもラインナップされています。

ジーク Rサーディン TG

全長:62-85mm
自重:30-80g

Rサーディン TGは、左右対称センター後方バランスによって安定した飛距離を出すことができます。

ヒラヒラと舞うフォールは食わせに最適。アイは鉄板を入れた横アイ仕様、フックは前後ともにティンセル付きのツインフックが採用されています。

ボーズレス TG トウキチロウ

全長:53-89mm
自重:15-80g

トウキチロウは、ヒデヨシのダウンサイジングバージョン。ヒデヨシが100~180gのラインナップに対し、トウキチロウのラインナップは15~80gまで。

スーパーライトジギングやライトジギングを中心に、超コンパクトサイズでないと食わせられない時にも活躍します。

アクアウェーブ メタルマジックTG

自重:20-40g

巻くだけで誰でも簡単にターゲットにアピールできる、ブレード付きのタングステンジグです。超高速巻きにも対応可能で、ハイプレッシャーシーンや太陽が上がりきった状況でもターゲットに見切られにくいです。

ブレードとともに回転するフックは、ブレードバイトも絡め取ってくれます。

テイルウォーク ヤミージグTG

全長:56-68mm
自重:30-60g

「誰でもカンタンに釣れるジグが欲しい!」を形にした製品です。

テールにセットされた全長19mmの極小ウィローブレードで食わせ性能をアップ。ボディカラーによってゴールドとシルバーのブレードを使い分けてあるので、色覚変化によるバイトも期待できます。

ハヤブサ ジャックアイ TG スイム

自重:30-100g

ジャックアイ TG スイムは、性能をスイミングアクションに特化。巻くだけで魅力的なアピールを誰でも演出可能です。ライトショアジギングやスーパーライトジギング初心者でも釣果が得やすいでしょう。

高強度タングステン一体型アイは耐久性抜群で、ぶつけても壊れにくい安心感があります。

シマノ 熱砂 スピンビームTG

全長:68mm
自重:42g

スピンビームTGは、サーフでのヒラメ狙いにおすすめ。タングステンコンポジットのボディによって抜群の飛距離を出すことができ、巻くだけでバタバタとアクションしてヒラメを誘ってきてくれます。

ただ巻きではベリーフックを上にしてアクション。根がかりを少なくする設計です。

ダイワ 月下美人 プリズナーTGデカアジ・デカメバルSPEC

全長:45.0-55.1mm
自重:7-13g

沖のポイントに潜むデカアジ・デカメバルを驚きの飛距離で狙い撃ち可能。ヒラヒラとしたフォール、潮流に乗った際のスライドアクションが、狡猾なデカアジ・デカメバルをもバイトに持ち込みます。

フックは太軸でデカアジ・デカメバルだけでなく、小型青物まで対応できる強度があります。

 

グローリーフィッシュ 鰯ジグ TG

自重:20-60g

名前の通りイワシをイメージして作られたタングステンジグです。ウェイトバランスはフロント寄り。ヒラヒラとしたフォールは弱って沈んでいくイワシを演出します。

ショア・オフショア問わず使え、フォールでのバイト取りが釣果を分けるSLJにもおすすめです。

クレイジーオーシャン オーシャンフラッシュTG

自重:25-80g

オーシャンフラッシュTGは、フォールのフラッシングに定評あり。誘い上げるだけでなく、フォールのフラッシングでバイトさせることも意識することでヒットチャンスを増やすことができます。

使用シーンはショアでのキャスティング、オフショアのバーチカルどちらにも対応可能です。

ダイワ TGベイトスリムSLJ(スーパーライトジギング)アデル

自重:30-80g

SLJの人気の高まりに伴って寄せられたアングラーの声に応え、復刻を果たしたタングステンジグです。

本物の魚の魚皮を再現するダイワ独自ホログラム・アデルを採用し、リアルな小魚感を出すことに成功しています。

イサキをメインターゲットに、SLJで活躍間違いなしのジグです。

ボーズレス TG ヒデヨシ

全長:92-114mm
自重:100-180g

フィッシュイーターが好むイワシをモデルに、最先端設計技術でモデリングしたタングステンジグです。

おもにバーチカルでの使用に適していて、巻き上げてくると安定してテールをフルアクション、ジャークを入れると激しいヒラ打ちと食わせの水平姿勢を見せます。フォールではスパイラルして弱って旋回しながら落ちるイワシを演出可能です。

スミス TG チビマサムネCB

自重:60-100g

オフショアでサイズが小さなイワシパターンに遭遇したら使ってみたいタングステンジグ。使い方のコツはあまり強く動かし過ぎないこと。強く動かさなくても強いフラッシングでアピールします。

また潮流の速い場所でも素早く沈められて、ヒットチャンスを広げられるのもメリットです。

タングステンジグでショアジギング・ジギング攻略!

ダイワ TGベイト

タングステンは鉛と比べると硬度が高いため、加工に技術を要します。また、レアメタル素材の為、鉛製のメタルジグと比べると値段も割高に。

しかし、タングステンジグを使う事でのメリットも沢山。春先の渋い時期やベイトフィッシュが小さい時期には抜群のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

タフコンディション打開の切り札として、ルアーボックスに加えてみてはいかがでしょう。

関連動画

▼人気メタルジグTGベイト縛りでのミッションチャレンジ動画はこちら。

by TSURIHACK TV

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