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20エクスセンスBBの画像

シマノの20エクスセンスBBを使い込みインプレ!1年経った使用感&上位機種との差も紹介

2020年にシマノから発売されたエクスセンスBB。アンダー2万円の実売価格ながら、ハガネギアやXプロテクトといった最新のスペックを備えます。そんなエクスセンスBBをチニングやシーバス、ショアジギングで1年間使ったので詳しくインプレします!

目次

アイキャッチ画像提供:FISHING GANG YOSHIKI

おすすめのリールがある!

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フィッシングギャングのYOSHIKIです! 今回は珍しくリールのインプレです。

2021年の最新機種ではありませんが、2020年にシマノから発売されたエクスセンスBBをインプレします。

「なぜ新製品のレビューじゃないの?」と疑問に思われる方も多いと思いますが……それはしっかりとワンシーズン使用したかったからです。

1年間いろんな釣りに使ったエクスセンスBBの使用感を率直にお届けします!

エクスセンスBBのラインナップ

品番自重(g)ギア比最大巻上長(cm/ハンドル1回転)実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg)PE糸巻量(号-m)本体価格(円)
C3000MHG2406.0883.5/9.01-190、1.2-150、1.5-12019,000
3000MHG2505.8853.5/9.01-190、1.2-150、1.5-12020,000
4000MHG2805.8936.0/11.01.2-250、1.5-200、2-15020,000
4000MXG2806.2996.0/11.01.2-250、1.5-200、2-15020,000

C3000HGMを購入

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※ハンドルノブは社外品です

YOSHIKIが購入したのはC3000HGMです。

なぜこのモデルを選んだかというと、チニングをメインにタチウオ等のソルトルアーゲームに使いたかったから。

C3000番はオールマイティーに使えるのでいろんな用途があると思って購入しました!

エクスセンスBBのスペック

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まずはエクスセンスBBのスペックを確認していきましょう。

YOSHIKIが気になるポイントをまとめてみました!

ギア

最近は低価格帯でもしっかりHAGANEギアが搭載されていますね。

とは言っても、低価格帯とハイエンドでは素材も違いますし、重要なのは「使ってみてどうなのか?」というところ。

ちなみに、C3000HGMはギア比6.0のハイギアモデルです。

重量

重量は240gあり、最近のリールにしてはやや重めです。

どちらかと言うと、この価格帯では剛性感の方を優先したかったのであまり重さは気にしませんでした。

防水性能

なんとこの価格でもXプロテクトを搭載しており、これまで普及していたコアプロテクトよりもワンランク上の機構です。

この点も重要なのは「継続的に使用してどうか?」ってことですよね。

価格

実売価格は16,000円(税込)ぐらいでした。

低価格といっている割には「少し高い?」と思われたかもしれませんが、自分のレベルで“快適に釣りができる”ことを条件にすると、これぐらいが最安ラインだろうと考えたからです。

普段はハイエンドモデルを使うことが多かったのですが、この価格帯の実釣での満足感はどれぐらいなのでしょうか?

エクスセンスBBを正直インプレ

剛性感

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剛性感が思いのほか高く、チニングのフリーリグ(5g〜)はもちろん、引き抵抗が大きな26gのバイブレーションまで快適に使用できました!

ただし、これ以上大きなルアー(130mmクラスのミノー・30g以上のバイブレーション等)は4000番を選んだ方がいいでしょう。

魚を掛けてみても、梅雨時期のよく引く40〜50cmのチヌやキビレ、70cm程度のシーバスを釣ってもボディがたわまず、剛性にまったく不満はありませんでしたよ!

ドラグ性能

動画の11分18秒〜ドラグの動作がよく分かると思います

ドラグ性能は値段相応だと思いましたが、実釣で不足を感じることはなく、ドラグが原因でラインを切られることはなかったです。

シーバスロッドにPE0.8号を組み合わせ、テトラ帯で65cmのメジロとファイトしてもラインブレイクしなかったので、僕は安心して使っています!

耐久性

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月5回ほどの釣行頻度で丸1年使いましたが、なんの不具合もなく今でも快適に使えています。

メンテナンスに関しては、使用後に水洗いをして5釣行に1回程度の軽いグリスアップをするだけで、分解やオーバーホール等の特別なことはしていません。

青物やタチウオ、根魚といった負荷が大きな釣りにも使っていますが、ゴロ感やシャリ感は出ていないので耐久性も十分だと思います!

高級機種との差は?

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ここまで読んでいただくと「高級機種と同等じゃないの?」と思われるかもしれませんが……やはりそこは価格なりで、高級機種との差は明確にあります。

高級機種(実売30,000円超)との一番大きな差は、魚を掛けた時の1巻き目です。

高級機種は大きな魚を掛けた時にも早い段階で巻けてフッキング率も高くなりますが、エクスセンスBBは1巻目の抵抗が大きく、巻き始めがワンテンポ遅れます。

しかし、YOSHIKIが行なっているような河川のチニングやテトラ帯からのシーバス・青物狙いでは、釣果に響くようなことはありません。

大型根魚のようにすぐに根から引き離さないといけない場合を除いては、エクスセンスBBで十分ではないかと思います!

こんな人におすすめです!

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最後に、「こんな方にエクスセンスBBをおすすめしたい!」というのをまとめてみました。

とても良いリールなので、気になった方はぜひ検討してみてくださいね。

・予算2万で高性能なリールが欲しい方

・そこそこハードな釣りする上で、長く使えるリールをお探しの方

・サブリールの購入を考えている方

今回もご愛読ありがとうございました!

画像提供:FISHING GANG YOSHIKI

シマノ 20 エクスセンス BB C3000MHG

ギア比:6.0
自重:240g
最大ドラグ力:9kg
巻取り長さ:88cm
ナイロン糸巻量(lb-m):8-130、10-110、12-85
フロロ糸巻量(lb-m):8-110、10-90、12-80
PE糸巻量(号-m):1-190、1.2-150、1.5-120

シマノ 20 エクスセンス BB 3000MHG

ギア比:5.8
自重:250g
最大ドラグ力:9kg
巻取り長さ:85cm
ナイロン糸巻量(lb-m):8-130、10-110、12-85
フロロ糸巻量(lb-m):8-110、10-90、12-80
PE糸巻量(号-m):1-190、1.2-150、1.5-120

シマノ 20 エクスセンス BB 4000MHG

ギア比:5.8
自重:280g
最大ドラグ力:11kg
巻取り長さ:93cm
ナイロン糸巻量(lb-m):10-160、12-120、16-90
フロロ糸巻量(lb-m):12-110、16-90、20-65
PE糸巻量(号-m):1.2-250、1.5-200、2-150

シマノ 20 エクスセンス BB 4000MXG

ギア比:6.2
自重:280g
最大ドラグ力:11kg
巻取り長さ:99cm
ナイロン糸巻量(lb-m):10-160、12-120、16-90
フロロ糸巻量(lb-m):12-110、16-90、20-65
PE糸巻量(号-m):1.2-250、1.5-200、2-150

筆者の紹介

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FISHING GANG YOSHIKI

YouTubeの「FISHING GANG」チャンネルにて“釣りをかっこよく”をモットーに活動しているYOSHIKIです!

関西を中心にルアーフィッシングに没頭中の21歳で、週末は9割は海にいます。釣りの楽しさをもっと多くの方に伝えれるように頑張ります!

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