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ロッドのテーパー(調子)を理解すると、アナタの釣りはもっと変わる!(3ページ目)

スロー寄り(胴調子)の特徴

スローテーパーのロッドは手元や5:5の位置(中央あたり)など、ブランクス全体がしなやかに曲がるロッドです。胴調子や元調子などと呼ばれます。

メリット

重いルアーを扱うのに適し、巻物などを扱いやすいのがスローテーパーのロッドです。竿が全体にしなって掛けた魚をバラしにくく、粘り強いファイトを可能にします。

デメリット

一方で、繊細なアクションをつけるのには向かず、フッキングの力も伝わりにくいため、向こう合わせ的なフッキングになりがちです。

向いているキャスト

ルアーの重みをロッドにのせ、ロッドを十分にしならせ、ロッドの反発力を活かして投げます。先調子のロッドでのキャストよりスローなイメージです。

専用ロッドがある理由

出典:PIXTA

例えば、現在のエギングロッドはファーストテーパー寄りが主流になっています。

もし、仮に、レギュラーテーパーのシーバスロッドを使ってしまうと、シャクリの際にロッドがアクションを吸収し、キビキビとしたエギのアクションが出しずらくなってしまうのです。

最近ではシーバスロッドもファースト寄りのラインナップが増えてきましたが、ロッドのテーパーを理解しないで買ってしまうと、アタリを弾いてしまったり、バラシが多くなったりという事もあるかもしれません。

釣りのターゲットや釣り方によって、異なるテーパーがあるのは、使用するルアー、誘い方、ターゲットのアタリの出方などが、それぞれ異なる為なのです。

どんなターゲットで、どんな釣りをしたいのかを想像し、テーパーにも意識を向けて、ロッドを選んでみましょう!

▼ロッドのパワー(硬さ)についてはコチラ

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