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ガチ勢が語る自転車釣行のリアル。フカセ釣りにも行けます!

ガチ勢が語る自転車釣行のリアル。フカセ釣りにも行けます!

一般的に、車で釣りに行く人が多いと思います。

でも、僕には車がありません。あるのは自転車だけ。

そんな僕が自転車釣行のコツや注意点をお届けします!

目次

釣りに行きたいけど、車がねぇ。

自転車

皆さんはどんな移動手段で釣りに行かれていますか?

おそらく車の方が多いと思いますが、僕のように免許を持っていなかったり、車を所有することが難しい方もいるでしょう。

そんな方々におすすめしたいのが、自転車釣行です。

フカセ釣りにも余裕でいける

自転車釣行

手軽な釣りならともかく、荷物の多い本格的な釣りは厳しいんじゃ?

と思った方も多いでしょう。

でも、僕は荷物が多いフカセ釣りにも自転車で行っているので安心してください。

よっぽどの釣りじゃなければ、自転車で行けると思います!

僕が自転車で釣りに行くワケ

車がない

車

自転車で釣りに行く理由は、車がないからです。

僕は自動車免許を未取得のため、レンタカーという選択肢もありません。

今は学生なので免許を取ったとしても車を購入したり、レンタカーを借りたりするのは高価で、現実的ではありません。

つまり、遠かろうが荷物が多かろうが、自転車以外の選択肢がないというのが実情です。

自転車でしか感じられないものがある

川

とは言ったものの、自転車釣行にも“ならではの魅力”もあります。

釣りに直接関係はありませんが、朝早くに自転車を漕いで釣り場に向かうと、いつもの景色も違って見えてとても新鮮に感じるはずです

高知県に住んでいる僕は、仁淀川沿いの道を走るのでとても気分が良く、釣りへのモチベーションも高まります。

荷物の積み方のこつ

荷物の積み方

自転車にフカセ釣り用の荷物を積むとこのような感じになります。

自転車は積める荷物の量が限られるので、工夫して上手くまとめることが大切です。

荷物はコンパクトにまとめる

バッカン

ママチャリの場合、荷物を積めるスペースは前のカゴと後ろの荷台、それと自分が背負うリュックのみです。

僕は、前のカゴにスカリなどの小物、後ろの荷台にバッカンを入れ、リュックと背中の間にロッドケースを背負います。

クーラーボックスを持っていくなら、クーラーボックスの中にコマセの材料などを入れ、それをバッカンの中に入れます。

あらた

大きめのバッカンの方が収納スペースが増えるのでおすすめです!

荷物ベルトが必須

荷物ベルト

後ろの荷台に荷物を積むためには、固定用の器具が必要です。

それなりに重いものを積むため、一般的に使われるフックがついたゴム紐ではすぐに荷物がずれてしまいます

そこで便利なのが小型の荷物ベルトです。

荷物ベルトは伸縮性のないベルトを金具で締める構造なので、まず緩むことはありません。

あらた

ホームセンターに行けば数百円で購入できます!

荷物はしっかり固定する

荷物を固定

バッカンは荷物ベルトを2本用いて固定します。

バッカンにコマセを入れると10kg程度になる場合もあるので、荷物ベルトがねじれないように注意して強めに締めてください。

ベルトをバッカンの持ち手の間に通すと、万一緩んでしまってもバッカンが落ちてしまうことがありません。

また、ベルトが長くてダラッとしていたら、タイヤなどに巻き込まないように締めたベルトの間に挟むなどしてまとめておきましょう。

あらた

ベルトが緩んでいないか、休憩中などに時々確認するようにしましょう!

釣り場の近くで餌を調達

オキアミ

餌の調達は、事前に購入しておくか道中で購入するかの2パターンです。

車と違うのは、事前に餌を用意していると荷物が重くなり、自転車を漕ぐのが大変になります

そのため、フカセ釣りのような餌が重たい釣りは、釣り場の近くの餌屋で調達するのがおすすめです。

一方で、途中で餌を購入すると荷物の積み直しが発生するため、餌が少ない釣りの場合は事前に買っている方がスムーズかもしれません

あらた

道中で購入する場合は、営業時間をチェックしておきましょう!

実際に行ってみた

出発

日の出

夜明け前に出発し、ちょうど仁淀川に差し掛かったところで日の出を迎えました。

車だと何気なくスルーしてしまいそうですが、美しい景色に気付け、風を肌で感じられます。

あらた

釣りの前に、サイクリングという趣味を楽しんでいる感じですね。

到着

海

今回は19kmの道のりを1時間ちょっとかけて釣り場に到着。

夜明け直後でとても寒いですが、自転車を漕いでいると体が温まるのでへっちゃらです。

あらた

ただし、その後汗が冷えるととても寒いので注意しましょう!

釣り開始

フカセ釣り

ちなみに、この日の竿は銀狼王牙AGS1.2号-53・R。

6年分の貯金を使って購入しました!! なんとしてでも釣りたい!!

初場所だったので探り探りの釣りとなりましたが、湾口のためか潮の流れが複雑で悪戦苦闘。

あらた

毎投ごとに潮の流れが違ったのでコマセワークが大変でした。

本日の釣果

フカセ釣りの釣果

チーン。

本日の釣果はクロホシフエダイ1匹のみ。

そして、過去1番の引きの魚をバラしてしまいました……。原因がハリスの痛みだったので悔しいところ。

あらた

ハリスはこまめにチェックしましょう……

帰宅

星空

大物を獲り逃した後、コマセを追加して17時半まで粘ったものの……。

家に着く頃には見事な星空でした。

あらた

綺麗な星空を眺めながらサイクリングすれば、貧果も癒されます

自転車釣行の注意事項

磯釣りは厳しい

磯釣り

磯で釣りをする場合には、ベストタイプのライフジャケットやスパイクシューズが必要です。

しかし、これらの装備を自転車に積むには少々無理があります。

また、これらを装着した状態では自転車に乗りづらく、安全面を考慮してもおすすまできません。

前のカゴに重いものは載せない

荷物

前のカゴに重いものを積むと、自転車は極端に安定性が落ちます

とくに長距離になるほど事故のリスクも高まるので、無理はしないようにしてください。

片道1時間半から2時間が限度

僕の場合、片道の所要時間は1時間半から2時間、距離にすると25kmが限度です。

個人差はあるかもしれませんが、経験上これ以上になると帰りの注意力が低下し、事故のリスクが増えそうなのでマイルールにしています。

ちなみに、Googleマップで自転車での所要時間を検索できますが、地方は未対応の場合が多いです。

その場合は、車での所要時間を2倍から2.5倍した時間を目安にしてください。

車がなくとも楽しめる!

海釣り

車と比べれば時間・体力的に不利ですが、実際に試してみると案外できる&楽しいものです。

それに、サイクリングとフィッシングという2個のレジャーを同時に楽しめるお得感(?)もあります。

ぜひ、安全には十分に注意し、自転車釣行を楽しんでみてくださいね。

撮影:あらた

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