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ズームサファリ605L

ズームサファリを実釣インプレ|どこにでも忍ばせられる“遊べる”ロッド!

アブガルシアのズームサファリをインプレッション!何か面白い釣具はないかと、日々釣具屋さんやネットなどを徘徊しておりますTSURIHACKライターの小林です。今回は以前から気になっていたこれは面白い! と思ったパックロッド「ズームサファリ」を購入。仕様の詳細や実釣での使用感など、詳しくご紹介していきます。

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目次

AbuGarcia(アブガルシア )のズームサファリについて

アブガルシアのズームサファリ
ズームサファリは、スウェーデン発祥の老舗釣具メーカーAbuGarciaからリリースされているパックロッドシリーズ。

「どんなフィールドでも、色んな釣り方で、様々な魚や生き物が釣れる」とのコンセプトを掲げ、2020年に登場しました。

ズームサファリのケース
ラインナップは、ウルトラライトモデルからミディアムモデル、そしてスピニングモデルからベイトモデルと全9種類。

自分が釣りたい魚種に合わせて選べるのが嬉しいですね。

小林
余談ですがボクが最初に購入したリールもAbuGarcia。歴史が感じられてかっこ良いんですよね(しみじみ)

ズームサファリ605Lを購入

ズームサファリ605L
今回ボクが購入したモデルは605L(全長は約183cm)。

2〜10gのルアーに対応し、ラインは4〜8lb。テーパーアクションはファースト。

ウルトラライトモデルが好きなことから本当は405ULが欲しかったりもしたのですが、このロッドの主な用途を、タックルが車に積めない時のサブとしてのポジションとして想定。

様々な魚種に対応できるロッドが理想なので、一番汎用性の高そうでバランスの取れた605Lを選びました。

小林
因みにボクが対象にしている魚はアジ・メバル・カマス・シーバス・チヌ、淡水ならバス用、あわよくば渓流もと考えてのチョイスです。

驚くほどコンパクトで持ち運びが楽

ズームサファリのケース

仕舞寸法は約45cmと驚くほどコンパクト。これぐらいのサイズなら小型のバックパックに入れて、釣りの旅にも出かけられます。

トランクに収まるズームサファリ605L
↑内寸50cmのトランクカーゴにもスッポリ収まる

以前までは、仕事用の機材で一杯だった車。タックルを積んでおくスペースを確保できず、仕事終わりの釣りを楽しむことが一切できませんでした(泣)

しかしズームサファリは、ラゲッジスペースの限られた車でも忍ばせておけます。

小林
これでいつでも釣りが楽しめるようになりました!

あの頃の面影

ズームサファリのデザイン

ズームサファリは各番手ごとで異なる“アースカラー”を採用。605Lの“カラシ”も良い雰囲気を醸し出しています。

グリップがコルクになっていることからも分かる通りビンテージライクな見た目です。

昔のアブ・ガルシアの面影を感じますし、トップウォーターを好むバサーのような雰囲気も持っているため、そうしたデザインが好きな人にも良いかもしれませんね。

小林
ちなみに繋ぎ目部分はスピゴットジョイント(印籠継)方式。ジョイント部もしなり易くなるため、綺麗なベンディングカーブが生まれます。

購入してから1ヶ月……メインロッドがズームサファリに!

ズームサファリの使用感
これを購入してからというもの、メインにするつもりはまったくありませんでしが、メインロッドはズームサファリになってしまいました!

小林
……と、いうのも思っていた以上に使い勝手が良く、また使っているだけで楽しいのです!

程よい長さでロングキャスト可能

ズームサファリのレングス
長すぎず短すぎず。ライトな釣りをするには丁度良い長さで、飛距離もそこそこ出るので良い感じです。

小林
これ一本でなんでも楽しむことを考えると、どうしても飛距離は譲れなかったので605Lを選んで正解でした。

思っていたよりもパワーがある!

ズームサファリの曲げ
ライトアクションの5ピースなのでパワーはそれほどでもないかなと思っていましたが、ライトゲームをする分にはなかなか粘りがあって十分なパワーを持っている印象を受けました。

これぐらいパワーがあるならコレ1本で、海でもバスでも十分に楽しめます。

小林
逆に渓流だと魚のサイズ的に釣り応えがなくなってしまうため、おそらく不向きと感じています。

シンプルに使っていて楽しい!

ズームサファリの釣果
何よりシンプルに使っていて楽しい!これがタックル選びで重要であり、釣りの一番の醍醐味でしょう。

これを購入して以降、ボクはメバル釣りに使っていますが、簡単な餌釣りにも使えそうな印象があるので、使う人次第で色々と遊べそうなロッドです。ウキ釣りなんかも楽しそうですね〜。

小林
個人的には小型シャッドを使ったバス釣りに使ってみたいので、春が待ち遠しいです。

ズームサファリのここが“う〜ん”

感度は良くない…

ズームサファリの感度

流石に5ピースだからでしょうか。感度はあまり良くない印象があります。

今している釣りがライトゲーム主体(使っているルアーは2g前後)ということもあるのかもしれませんが、なかなか手元まで情報が伝わってきません。

試しに1g以下も試してみましたが、これは適合ルアーの範囲外ということもあり、釣りにはなりませんでした。

小林
アジングなどの感度を重視した釣りを主体にしたいと考えているような方には、もしかしたら不向きなロッド(番手)と言えるかもしれません。

これから使い倒していきます

アブガルシア ・ズームサファリ605L

いつでも車に忍ばせておけるパックロッドが欲しく購入したロッドですが、思いの外使っているのが楽しくなってしまい、現在のメインのロッドになってしまいました(笑)

なにげに袋から取り出し、リールを取り付け、ロッドを継いでいる最中の準備もじつは楽しかったりして、しばらくはパックロッドにハマりそうです。

小林
ベイトシリーズも新たに登場したようなので、次はベイトロッドを購入してみるのもアリかもしれません。

スピニングロッドのラインナップ

品番(番手)全長(ft)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)ルアー重量(g)本体価格(円)
ZMSS-404UL4.076437.32-69,500
ZMSS-505L5.088535.62-810,500
ZMSS-605L6.01135422-1011,500
ZMSS-705ML7.0144549.43-2012,500
ZMSS-805M8.0147556.55-2513,500

ベイトロッドのラインナップ

品番(番手)全長(ft)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)ルアー重量(g)本体価格(円)
ZMSC-464L4.690441.42-812,500
ZMSC-565L5.61045392-1013,500
ZMSC-665M6.6151544.69-2814,500
ZMSC-765L7.6153552.12-1515,500

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