釣り場でアウトドア飯(めし)を食べよう!
皆さんは、釣り場でのご飯をどうしていますか?
コンビニやレストランなどを利用する人が多いかもしれませんが、「アウトドアバーナー」や「クッカー」があると、その場で温かい飲み物や作りたてのご飯を楽しむことが出来ます。
アウトドアで食事を楽しむために、次の3つのアイテムを準備しましょう!
バーナー
カセットコンロなどと同じように、燃料と組み合わせることで炎を発生させるのがアウトドアバーナー。シングルバーナーとも呼ばれます。
鍋・ヤカンなどを乗せるための五徳が搭載された物が多く、主に登山やキャンプなどのアウトドアで活躍します。
携行しやすいようにコンパクトで軽いものも多いのが特徴で、ガスの使えない非常時にもあると便利なアイテム。
クッカー
クッカーとは、水を沸かす、汁物や煮物を作る、食材を炒めるなど、アウトドアで調理をする際に使われる鍋やフライパンのようなアイテムのこと。
筒状のものや角ばったものなど形や大きさもさまざまで、バーナー同様コンパクトに持ち運べるよう工夫されたものが多く存在しています。
カトラリー
カトラリーとは、食事をするときに使うナイフやフォーク、スプーンのことを指します。
クッカーの中に仕舞えるようなコンパクトなサイズ感のものや、折りたたみ式のカトラリーなど、アウトドア向けの物を選ぶと良いでしょう。
おすすめバーナー5選
コールマン スポーツスターII デュアルフューエル 533
スポーツスターII デュアルフューエル 533
チェックポイント
- ・ホワイトガソリン、無鉛ガソリンを使用。
- ・炎の安定性が良い。
ソト Gストーブ ST-320
Gストーブ ST-320
チェックポイント
- ・安定性GOOD。
- ・嵩張らず軽量なBOOK型。
ユニフレーム テーブルトップバーナー
テーブルトップバーナー
チェックポイント
- ・サイズは大きいものの、大型クッカー・ダッチオーブンに対応可能。
- ・CB缶で使えて高火力。
スノーピーク フラットバーナー GS-450
フラットバーナー GS-450
チェックポイント
- ・耐風性に優れたOD缶バーナー。
- ・大きなクッカーでの調理もしやすい。
ウッドストーブ
ウッドストーブ
チェックポイント
- ・ガス・ガソリン燃料を切らしても使える。
- ・軽量、コンパクト。
おすすめクッカー5選
スノーピーク ソロセット 極 チタン
ソロセット 極 チタン
880ミリリットルと540ミリリットルの2つのクッカーがセットになった、コンパクトな1人用クッカー。軽く強いチタン製で、ツマミ部分は耐熱性シリコーン製になっています。素材:ポット/チタニウム、カップ/チタニウム、ハンドル/チタニウム、フタ/チタニウム、フタつまみ/シリコーンゴム 収納サイズ:Φ110×131mm 重量:195g
チェックポイント
- ・ソロ釣行に適したコンパクトサイズ。
- ・強度があり軽いチタン製。
ユニフレーム 山クッカー M 667644
山クッカー 667644
チェックポイント
- ・2~5人用のアルミ製クッカー。
- ・フタが水切りに使えて便利。
モンベル アルパイン クッカー スクエア 12
アルミニウム合金に硬質酸化皮膜加工を施し、耐食・耐摩耗性を高めたクッカー。
角型のため、クーラーやタックルボックスなどにデッドスペースを作らず収納することが出来そうです。
- 素材:アルミニウム製(硬質酸化皮膜加工)
収納サイズ:130×130×80mm
重量:163g
チェックポイント
- ・163グラムと軽量で扱いやすい。
- ・市販の袋ラーメンがすっぽり収まる、角型クッカー。
コールマン パックアウェイ クッカーセット
パックアウェイ クッカーセット
チェックポイント
- ・フライパン付きの1~2人用クッカー。
- ・ノンスティック加工で焦げ付きにくい。
プリムス ライテックトレックケトル&パン P-731722
ライテックトレックケトル&パン P-731722
チェックポイント
- ・1~2人用フライパン&ケトルセット。
- ・底に滑り止め加工を施したリーズナブルモデル。
おすすめカトラリー4選
キャプテンスタッグ チタン製 箸
キャプテンスタッグ チタン製 箸
チェックポイント
- ・耐久性と耐腐食性に優れるチタニウム製。
- ・箸の全長は23センチと、十分な長さ。
マグナ 折畳式 シングル カトラリー
折畳式 シングル カトラリー
チェックポイント
- ・4種のカトラリーがセットで、リーズナブル!
- ・カラビナ付きケースが付属。
エスビット チタニウム カトラリーセット ESTC4TI000
エスビット カトラリーセット
チェックポイント
- ・折り畳まない、スッキリ収納タイプ。
- ・深めのスプーンと、スタイリッシュなデザインも魅力。
モンベル スタックイン 野箸
天然木が採用されており、ラーメンなどの熱いものも食べやすいアウトドア箸です。
木材部分は高密度で頑丈なため、水に濡れても曲がりにくいのも特長。
- タイプ:箸
- 素材:アルミニウム合金、縞黒檀
- 重量:15g
チェックポイント
- ・豊富な5色ラインナップ!
- ・長さ21センチ(収納時13.5センチ)、15グラム。
コレひとつでOK!|バーナー・クッカーセット3選
ジェットボイル バーナー ZIP
ジェットボイル バーナー ZIP
チェックポイント
- ・点火機能はないものの、コンパクトでハイコストパフォーマンス。
- ・ソロ釣行での飲み物・カップラーメンにピッタリ!
エスビット クックセット・アルコールバーナー付き
アウトドア ステンレスクックセット
チェックポイント
- ・2タイプのステンレス製クッカー、アルコールバーナーがセットになっている。
- ・湖・渓流など、風の影響の少ない釣り場におすすめ。
キャプテンスタッグ オーリック小型ガスバーナー・クッカーセット
オーリック小型ガスバーナー・クッカーセット
チェックポイント
- ・ガス缶・バーナー・クッカーが全てセットでハイコスパ!
- ・250サイズのガス缶はクッカーに、バーナーは専用のケースにコンパクトに収納。
次項:アウトドアバーナー、クッカーの選び方を解説!
アウトドアバーナーの選び方
- アウトドアバーナーには、火力や燃料、燃料の接続方法などによって、いくつかの種類に分けられます。
- ここで、アウトドアバーナーを選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。
火力の見方
バーナーの火力は、○○kcal/hと表記されます。
家庭用のカセットコンロの火力が3000kcal/h前後なので、釣り場で使うものは2500~3500kcal/hあれば十分でしょう。お湯を沸かすだけなら1000kcal/hでもいいかもしれません。
燃料のタイプは4つ!
アウトドアバーナーの燃料は、大きく分けてガス缶のCB缶とOD缶、ホワイトガソリンの3種類。
CB缶とはカセットボンベのことで、カセットコンロなどでよく使われる型です。
OD缶とはアウトドア用途に特化したガス缶で、コンパクトかつ火が安定しやすいという特徴があります。
ホワイトガソリンは精製された石油成分で、風などの影響を受けにくい安定性とパワーを備えた燃料です。
バーナーとは異なりますが、葉や枝・木材などを燃やすタイプのアイテムもあります。
ガスやガソリン燃料が無くなってしまった場合でも使えるのが最大の特長でしょう。
燃料を逐一足す必要があり、火力の安定性にも不安はありますが、趣のあるアウトドアを楽しむことは出来そうです。
燃料との接続方法は2種類
燃料の接続方法にもタイプがあり、直結型と分離型(横付け型)に分けられます。
直結型はコンパクトで持ち運びやすいというメリットがある反面、クッカーを乗せると縦長となるため、転倒のリスクがあります。
分離型は直結型に比べて低い位置にクッカーが来るため、比較的安定性に優れ、調理もしやすいというメリットがあります。
一方、嵩張ってしまう点がデメリットと言えるでしょう。
釣りに適しているのは?
サーフや堤防など、風の影響の大きいことが考えられる釣りフィールドで使うなら、安定性・防風性の高いものがおすすめです。
また、五徳の大きさがクッカーに合うものを選ぶのもポイント。五徳が小さいものは、クッカーを乗せた時に安定性が損なわれる可能性があります。
アウトドアクッカーの選び方
- クッカーを選ぶ際は、どのような点に注目すれば良いのでしょうか?
- ここで、アウトドアクッカーの種類や選び方を解説します。
釣りには、バーナー用のクッカーを!
クッカーは、焚火タイプとバーナータイプの2種類に分けられます。焚火用は比較的サイズが大きく、枝などに吊るすための大きな取っ手が付いたもの。
一方、バーナータイプはコンパクトに折りたためる取っ手が採用されており、耐熱性のシリコン素材などを取り入れて、素手でも扱いやすいデザインとなっています。釣りには、シングルバーナー用のクッカーを選びましょう!
材質は主に3種類
▼ アルミ製
- 比較的軽量で熱伝導性にも優れ、さまざまな料理をするのに向く素材です。
- ただし、強度があまり無いため変形しやすいという一面はあるかもしれません。
▼ ステンレス製
- 自宅などで使う調理器具にもステンレス製のものは多く、強度と保温力に優れる素材。
- 熱伝導率が悪いため食材が焦げやすく、重いというデメリットは否めません。
▼ チタン製
- 特に軽量で、強度にも優れるのがチタン製のクッカーです。
ただ一つ、熱伝導性が悪いため焦げやすい点が欠点。
クッカーの深さは「何を作るか」で選ぼう
クッカーは鍋のような深いものから、フライパンのような浅いものまでさまざまです。
深いものはお湯を沸かしたり汁物・煮物を調理したりするのに向いており、フライパン型は魚を焼いたり野菜を炒めたり、焼きそばなどを調理するのにおすすめ。
使用人数に合わせたサイズ
深さだけでなく、大きさもさまざまです。料理を食べる人数を想定した大きさのクッカーを持って行きましょう。
ソロ釣行なら0.5~1リットル程度、2~3人なら1~1.5リットル程度、4~5人の大人数であれば最低でも1.5リットルは必要になります。
釣りも食事も満喫しよう
- 釣りは魚を釣り上げることがメインのアクティビティですが、せっかくアウトドアを楽しむなら食事も少し凝ったものを試してみませんか?
- きっと釣りの1日が、より特別なものになる筈です!