ゼナックとはどんなブランド?
「フィールドからの答えを製品に反映させる」をコンセプトにしているロッドメーカー、ゼナック。その歴史は1960年の竹竿製造から始まり、1990年にゼナックブランドが誕生しました。
1999年には今でこそ当たり前に使われている『8本撚りPEライン』を発表し大ヒットさせたメーカーとしても知られます。
ロックショア・オフショア玄人好み
大物を求める釣り人たちに愛され、玄人好みの印象が強いゼナック。しかし常識にとらわれない製品づくりと性能は、初心者にとっても大きな助けになってくれるに違いありません。
釣り人が考えた釣り人のためのロッド作り
ゼナックのロッドは『RGガイド』や『イカリブランク』といったほかのメーカーにはない独自の仕様が目に止まります。
また他のメーカーではあまり見ることのないガイド仕様の選択ができるモデルもあり、まさに釣り人が考えた釣り人のためのメーカーとも言えるでしょう。
当時の異端は、いつしかスタンダードに
当時にしては異端とも言えるロッドを多く発表してきたゼナック。
例えばハイピッチ全盛のジギングシーンに送り出された『フォキート ウィッピー』は今では当たり前のジグを飛ばしすぎないスローなアクションロッドとして一線を画しました。
またルアーロッドには使われることのないULガイドを採用し、デイエギングブームの発端となったロッド『アソート』シリーズを産み出しました。
ゼナックのロッドの特徴
理にかなったブランクやガイドシステム、釣り人に取って嬉しい保証制度と、知れば知るほどゼナックのロッドを使ってみたくなること間違いなしなゼナックロッドの特徴を解説していきます。
唯一無二のブランク
ゼナックでは唯一無二のブランクを搭載したロッドを数多く販売しています。
例えば『フォキート イカリ』には、カーボンコア内蔵の高弾性ブランク・イカリブランクを搭載。一般的なブランクが中空に対してカーボンコアが詰まったこのブランクは、2.6倍もの破断強度があります。
『ミュートス ソニオ』シリーズではシーバスロッドの感覚で10グラムのルアーをキャストでき、ショアジギングロッドのパワーでやり取り出来るといった、しなやかなティップに強靭なバットを組み合わせたブランクが搭載されています。
RGガイドシステム
RGガイドシステムとは、2009年に発表されたスピニングロッドのPEライン対応ガイドシステム。
小口径ガイドをナローセッティングし、トップガイドから4~5センチにアシストガイドを搭載したこのシステムによって、ライントラブルの減少、ロッドパワーや感度を最大限に発揮する等、様々なメリットが得られています。
半永久保証
ゼナックではルアーロッド全てに半永久保証が適用されます。
修理部品の在庫がある限り“無期限・複数回有効・譲り受けたロッドでも使える”といった独自の保証制度で、ロッドの破損が常に気になる釣り人にとって嬉しい事この上無しの制度と言えます。
>>次ページではゼナックのラインナップをチェック